百花繚乱の山里へ しだれ桃を見に行く

岐阜県恵那市串原という山間の小さな集落へ、今が盛りのしだれ桃を見に行ってきました。
ここは知る人ぞ知る隠れスポットです。

昨年は4月下旬に訪ねましたが、すでに開花の時期は終わっており、今回はリベンジです。

古民家を背景に、白、ピンク、紅色のしだれ桃がぐるりと取り囲む景色は、まるで桃源郷のようです。
水が張られた棚田に映る桃の花が素晴らしい。

この日はフルートとピアノのコンサートも開かれるということでした。
12年前に植樹した2000本のしだれ桃が育ち、この数年からようやく見ごろとなってきたと地元の方がおっしゃっていました。

集落の周りも、まさに春本番の百花繚乱。
満開のしだれ桜のピンクが目にまぶしい。

帰路に立ち寄った同じ恵那市にある樹齢300年の「ひよものしだれ桜」(岐阜県指定天然記念物)は、ちょっとばかし時期が遅かったのか、落花盛ん。

来年のリベンジを誓いました。

このところ病に臥せっていましたが、ようやくエンジンがかかり始め、気分転換の一日となりました。

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※ひよものしだれ桜

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福井、冬の名残旅

ホーロー看板を探しに福井を旅してきました。
若狭から越前へ、自宅を出てから1泊2日の800㎞のドライブです。

福井県にあっても若狭地方は比較的暖かいのか、北陸地方に春一番が吹いたこの日、気温はぐんぐん上がって17度C。
ダウンも脱いで、薄着でハンドルを握りました。

一転して翌日は、まだ深い雪が残る越前の山岳地帯へ。
道路を除いて、集落は雪の中。

春はまだまだ先のようです。

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※若狭の町並み

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※福井の山奥の春はまだまだ遠い

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※こうした看板もまだ残っていました

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昭和日常博物館へ

愛知県北名古屋市にある『昭和日常博物館』に行ってきました。
オープン間がない10年以上前に見学したことがありましたが、展示スペースも拡大されて充実した内容になっていました。

特にホーロー看板の充実ぶりは一見の価値があります。
2020年に、愛知県のホーロー看板収集家で有名な佐溝力さんのコレクション5000点が寄贈されたということで、これを目的に見にきたとうわけです。

壁一面に貼られたクスリの看板は圧巻です。
ホーロー特有の輝きに魅了されました。

2020年代になり、ホーロー看板と出会う機会もめっきり減りました。
私自身、20年来にわたりホーロー看板がある風景を探して全国を旅し、それをホームページに記録している変わり者なんで、だれよりも看板の稀少性を分かっているつもりです。

自然の状態では滅多に見ることができなくなった昭和の残像ともいえるホーロー看板ですが、盗難や消失を免れて、こうした博物館で大切に保管されていることを思えば、それも良しとしたいと思います。

展示物としては、地下スペースには往年の名車もずらりと並んでいました。
初代カローラやスバル360が懐かしかったですね。

さて、この博物館ですが、入場無料です。
これほどの展示がタダで見れるとは、嬉しいかぎりです。

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三河大野を歩く

愛知県の奥三河の町、大野を歩いてきました。

大野は鳳来寺山と秋葉神社を結んだ秋葉街道の宿場町で、鳳来寺鉄道(現JR飯田線の一部)の駅も設置されたことから、交通の要衝として繁栄したといわれています。
しかし、令和の今は、当時の賑わいはすっかり影を潜め、ネコさえ横切らない静かに時を刻む町並みがありました。

町の中心部にあるシンボル的存在である鳳来館は1924(大正13)年に大野銀行の本店として大正時代に建設された洋風建築の鉄筋コンクリート造りで、東三河地方の金融の拠点としても栄えた名残として目を引きます。
今は、カフェとしても使われています。

大野の町は、宿場町の名残と思われる旅館や商家の建物などがいくつも軒を並べ、歴史の重みがある町歩きを楽しむことができます。
愛知県の奥三河という交通不便な山間に、足を運んだ甲斐がありました。

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※鳳来館(旧大野銀行本店)

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日本のシンドラー、『杉原千畝記念館』へ

カミさんの実家がある飛騨高山に帰省した帰りに、ずっと以前から気になっていた岐阜県八百津町にある『杉原千畝記念館』に寄ってきました。

千畝は“日本のシンドラー”ともいわれた外交官です。
1940年夏、リトアニア日本領事館に勤務する千畝は、ナチスの迫害によりポーランドから逃れてきたユダヤ人たちに対して、日本政府の許可がないまま独断でビザを発給し、日本に逃したという人物です。
その数、6000人。
これが『命のビザ』として、後世に語り継がれたようです。

千畝の出身地である八百津町に、人道博愛の精神を発信する目的で作られたのが、この記念館ということでした。

残念ながら館内は撮影禁止でしたが、『命のビザ』を発給することを決断した執務室である『決断の部屋』も再現されており、なかなかの見ごたえがありました。

昨年11月に福井県の敦賀市を旅した時、敦賀港にあるユダヤ人上陸の地を見学しました。
千畝がビザを発給し、日本に逃したユダヤ人たちは、敦賀から神戸、横浜に渡り、アメリカ、カナダを始めとした世界各国に亡命していくことになります。
これで、ストーリーがつながったように思いました。

さて、杉原千畝については唐沢寿明主演で映画化もされたし、ノンフィクション本もいくつか出版されています。
私も2冊所蔵していますが、画像の『千畝』と『命のビザ』は、長らく本棚の肥やし状態。

これを機会に手に取ろうと思います。

ちなみに、“千畝”とは、八百津の言葉で、段々畑や棚田の意味があるということでした。

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※杉原千畝記念館(入館料300円)

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※記念館前にある人道の丘モニュメント

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※杉原千畝の像

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※パスポートを模した記念館のパンフレット。

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※千畝関連の本。まだ未読です。

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2022年最後の旅② 日間賀島を歩く

常滑の『やきもの散歩道』でウォーキングを楽しんだ後、知多半島の先端・師崎港へ。

ここから高速フェリーで日間賀島に向かいました。
ほんの10分ほどで西港到着。

お世話になった宿は、民宿『吉浜荘』さん。
宿泊料金は2名で1泊2食が、なんと11,760円でした。
そして、さらに愛知県限定の3,000円のクーポン券が2枚、6,000円分がついてきました。

全国旅行支援のおかげです。
ありがたや~。

この日の宿泊客は平日とあって、私たち夫婦の他には家族連れの5人のみ。
コロナ対策もあって、食事の部屋も別々で、館内で顔を合わせることがないように配慮されていました。

食事はさすがに日間賀島。
鯛のお造りから始まって、カマスと車エビの塩焼き、エビフライ、フグのフライ、サザエ、そして日間賀島では定番のゆでタコとタコ飯など。
新鮮な海の幸をがっつりと味わうことができました。

これまで毎年のように日間賀島の民宿に泊まり、料理を味わっていますが、どこもハズレがなくコストパフォーマンスは良いと思います。

翌日。
チェックアウト後、いつものように島内一周のウォーキング。
約5㎞をのんびりと一時間半かけて歩きました。

名物の風に揺れるタコ…タコの干物を造る風景には出会うことができませんでしたが、小さな漁船が係留された港や穏やかな海岸の風景を満喫。

師崎港に戻り、ドライブがてら豊浜の『さかな広場』や美浜の『えびせんべいの里』、常滑の『かねふくめんたいパーク』に寄って帰宅しました。

暮れも押し迫っての小さな旅でしたが、良い思い出ができました。

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※日間賀島の西港へ。いつものようにタコがお出迎え

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※民宿『吉浜荘』の夕食

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※同上

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※島の丘から見える伊勢湾の風景

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※童心に帰ったカミさん。島の名所『恋人ブランコ』で

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※タコのモザイクアート

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※久淵港に係留された漁船

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※日間賀島といえば、タコとフグのマンホール

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※同上

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2022年最後の旅① 常滑『やきもの散歩道』を歩く

暮れが押し迫って、今年を飾る最後の旅に行ってきました。

…といっても、自宅からクルマで1時間半ほどの近場ですが、せっかくなのでウォーキングがてら美味い魚を食べようということで、知多半島を歩き、三河湾に浮かぶ日間賀島で泊まることにしました。

ついでに言うと、日間賀島は毎年のようにこの時期に訪れています。
まったく飽きないくらい、大好きな島なんですね。

まずは初日の常滑から。

常滑駅周辺には日本遺産に認定された常滑焼で有名な『やきもの散歩道』というウォーキングコースがあります。
2012年にも歩いていますが、10年ぶりのコースは、休憩所もできて更に整備されており、新たなスポットも増えてまた違った顔を見せてくれました。

ほんの1.6㎞の短いウォーキングでしたが、路地の中にうねるように続く古い町並みや、登り窯のレンガ煙突。小さなギャラリーや土管の坂。
見どころはたくさんあり、クルマの心配もないので散歩コースとしては最高でした。

寒さでこわばっていた体もゴールした時にはポカポカになっており、楽しい1時間半を過ごすことができました。

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※窯のある風景

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※常滑のマスコット。巨大な招き猫の『とこにゃん』

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※古い町並みを歩く

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※廻船問屋瀧田家の前にある土管が埋め込まれた坂

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※『ふるさとの坂道30選』に選定された土管坂

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※登窯。昭和49年まで実際に使われていた。昭和57年に国の重要文化財に指定された

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※登窯内部

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※同上

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※登窯周辺には窯元が軒を並べる

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※同上

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※同上

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※陶器が埋め込まれた道

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※レンガ煙突がある風景

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※同上

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※土管の石垣の上に建つ家

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※常滑を象徴する煙突のある風景

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初冬の奥三河を旅する

ライフワークのホーロー看板を探しに、愛知県の奥三河を旅してきました。

刈り取りが終わって、ハゲ坊主のようになってしまった四谷千枚田(日本の棚田百選)は、冬を待つ風景に。

奥三河からJR飯田線に沿って静岡県天竜に抜けた最奥の町・浦川は静かさの中にひっそりとたたずむ集落の風景がありました。

すぐそこまでききている冬の扉を感じる、爽やかな旅をどっぷりと味わうことができました。

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※日本の棚田百選の四谷千枚田

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※ちなみにこれは夏の風景(2010年8月撮影)

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※同上 手前には人の姿が…。

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※同上 よく見ると人形でした(怖)

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※東栄町の町並みを歩く

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※地酒のホーロー看板を見つけた

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※浦川の町並み

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※同上

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※山の斜面にへばりつくような集落

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銀杏が香る町~祖父江へ

愛知県稲沢市祖父江町に、ぶらり旅をしました。

祖父江町は古くから銀杏(ぎんなん)の生産地として有名で、一万本もの銀杏(イチョウ)があります。
町全体が金色に染まった今が、出荷の真っ最中です。

つい先週まで町おこしの『そぶえイチョウ黄葉まつり』をやっていましたが、私が訪ねた今日は、スタッフの皆さんが忙しそうに特設会場や駐車場の後片付けをしていました。

名鉄山崎駅の改札を出て、銀杏(イチョウ)並木をのんびりと歩きました。
樹齢200年という銀杏(イチョウ)の原木もあって、集落全体が黄色く輝いているようでした。
そして、銀杏(ぎんなん)独特の匂い。

香りますね~。

お土産に銀杏(ぎんなん800円)を買って帰宅したところ、カミさんが開口一番、

「くさ~い!」
「誰が食べるの? こんなにたくさん!」

当分の間、私のおやつになりそうです。

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※試食したけど、思った以上に美味かった(カミさんには迷惑がられたけど)

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※直径1㍍はあるような巨大なカボチャも転がっていた

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福井の旅③ 恐竜博物館へ

福井の旅3日目は、三国から勝山を経由して、岐阜県郡上八幡に抜け、帰宅するルートです。
目的は勝山にある人気スポット『福井恐竜博物館』です。

私は小学校から大学まで化石採集にのめり込んでいた時期があり、高校時代は地学部に所属して、日本全国に足跡を残してきました。
博物館がある福井県勝山地方や岐阜県飛騨地方には手取層群という中生代ジュラ紀~白亜紀の地層が分布しており、アンモナイトを求めて何度も化石採集をしたエリアです。

私が山や沢を彷徨っていた40数年前は、まだ恐竜の化石もようやく歯の化石が見つかっていた程度でしたが、あれよあれよという間にこの辺りは世界的にも貴重な恐竜化石の産地になったようです。

そんな思いもあって初めて訪ねた博物館ですが、いやはやその圧倒的なパフォーマンスに驚きました。
コロナ禍とあってネット予約オンリーでの入館制限をしていましたが、それでも広い館内には1000人くらいはいたでしょうか。
これで入館料730円は、間違いなくお得です。

すばらしい展示に酔い、満ち足りた気持ちで博物館を後にしました。
この施設は、福井が誇る第一級の観光スポットに間違いありませんね。

博物館からは、岐阜の自宅に帰るだけなので、目が覚めるような紅葉に染まった九頭竜湖を見ながら郡上八幡に出て、下道経由でのんびりと帰宅しました。

福井県を急いで回ったほんの3日間の短い旅でしたが、結婚36年周年を楽しく遊べた旅となりました。

来年こそはコロナ禍が収まり、海外に出ることができたら嬉しいですね。

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※福井恐竜博物館。入館するとすぐにティラノサウルスが迎えてくれました

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※同上

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※同上

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※『道の駅荒島の郷』のおろし蕎麦(ソースかつ丼セット1080円)。コシがあって美味い!!やはり蕎麦はこうじゃなくては

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福井の旅② 小浜~三国へ

福井を巡る旅の二日目は、小浜から一乗谷朝倉遺跡、永平寺、東尋坊と回ってきました。

一乗谷はずっと以前に訪ねたことがありましたが、発掘調査も進み、当時の町並みも再現されており、思った以上に人気スポットになっていました。
敷地は広大なので、散歩がてら歩くのにもいいです。
これから発掘が進むにつれ、観光客もさらに増えると思います。

一乗谷から永平寺に向かう途中で、昼食へ。
福井と言えば、ソースかつ丼と並んで外せないのが、おろし蕎麦です。

永平寺付近はそば街道と呼ばれるだけあって、たくさんの蕎麦屋さんが並んでいました。

その中の一軒、政府支援の旅行クーポン券が使用できる『か〇と』さんに突入。
祝日とあってけっこう混んでいましたが、しばらく待って、おろし蕎麦ととろろ蕎麦のセット(1530円)を注文。
天ぷらもついてビジュアルはなかなかでしたが、いかんせん蕎麦が…。

おろし蕎麦特有のコシが全くなく、麺が柔らかい。
茹ですぎじゃないか…と疑うほどのレベルです。
これはいけません。

他のお客はふつうに食べているところを見ると、私たちだけハマってしまったのだろうか…。
クレームをつけるべきか迷いましたが、クーポン券で食べていることを思って面倒なので止めにし、早々に店を出ました。

さて、気分を変えて、永平寺へ。
境内の樹々は紅葉に染まり、さすがに禅宗の総本山だけあって、ピンと張りつめた空気を感じます。
天井に植物の日本画が貼られた広間や巨大な法堂などを見学し、その圧倒的な存在感に驚きました。

永平寺には僧侶であった叔父や、その跡を継ぐ従弟が修行していたので、まったく縁がないわけではありません。
出席できませんでしたが、ちょうどこの日は、2年前に亡くなった叔父の本葬が秋田で行われているので、私たちが永平寺に導かれて参詣したのも、何か見えない力が作用したかもしれません。

永平寺を出て予約したホテルがある三国に向かいました。
夕暮れが近づいた時刻だったので、陽が沈む東尋坊を見学しました。

初めて訪れましたが、柱状節理の圧倒的なスケールに唖然。
ここから飛び降りるのは、止めた方がいいに決まってますね。

…ということで、この日の宿泊は、三国港近くのリゾートホテル。
ステーキ、カニ食べ放題のバイキングプランに、小市民的貧乏性の私たち夫婦は、ここぞとばかりにがっつきました(笑)。

チェックイン時に手にしたクーポン券で、久しぶりの夫婦カラオケを。

福井の夜が更けていきました。

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※一乗谷朝倉遺跡。復元された町並みで

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※朝倉義景の館跡全景

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※越前蕎麦を食す。いかんせん、麺が柔らかすぎる!!(か〇と 1530円)

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※お餅のような食感が美味い!! 團助本店のごまソフトクリーム(380円)

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※胡麻豆腐で有名な永平寺の團助本店

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※永平寺門前の参道を歩く

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※永平寺境内

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※同上

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※永平寺の大広間の天井画

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※永平寺で

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※同上

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※同上

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※夕暮れの東尋坊

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※同上

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※同上

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福井の旅① 敦賀~小浜へ

いくつか候補があったのですが、結婚記念日を兼ねた毎年恒例の秋の夫婦旅は福井にしました。

昨年はゴージャスに沖縄本島を回る旅をしましたが、今年はコロナ禍も収まる気配もないし、何より、政府の旅行支援に乗っかろうとしたもの、狙いの広島県や石川県はすでに応募終了。
岐阜県からは近場で今一つという感はぬぐえなかったですが、まぁ、美味しい魚でも味わおうという軽い気持ちで2泊3日の旅に出ることにしました。

自宅を10時過ぎに出て、名神高速~北陸道と乗り継いで敦賀で下車。
相変わらずボケているので、ETCカードを持ってくるのを忘れていました。

初日のスケジュールは小浜泊りなので、ゆっくり走っても時間的な余裕があります。
まずは敦賀市内で腹ごしらえ。

福井と言えばソースカツ丼と勝手に思っているので、敦賀の名店『ヨーロッパ軒』さんへ。
昼時とあって、けっこう混んでいました。

サラリーマン時代、福井の出張でよく訪ねた店ですが、敦賀店は初めて。
思いのほか脂身が多く、分厚く、ボリュームあるトンカツに胸やけ気味。
やはり、ソースカツ丼は薄いヒレカツをソースにくぐらせたタイプのほうが好みです。
店でいえば、『ふくしん』さんかな。

昼食後は、敦賀港をぶらぶら。
レンガ倉庫や大時計、旧国鉄の敦賀港駅、戦時中にナチスドイツに迫害され、亡命してきたユダヤ人の上陸の碑などを見て、カフェでのんびりと過ごしました。

その後は、民宿のチェックインまでは時間もたっぷりあるので、三方五湖を回りながら小浜に向かいました。
16時過ぎに、小浜市内から海岸線や森を抜け、小さな入り江のどんづまりにある漁村の民宿へ。

平日なのでお客は私たちだけかなと思っていたら、他にも2組の夫婦連れ(?)が。

さすがに若狭の海、夕食、朝食とも、食べきれないほどの魚とカニづくしでした。

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※敦賀港。警察船舶が浮かぶ港

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※旧国鉄敦賀港駅

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※敦賀港にある大時計。落雷に遭って4面ある時計はすべて狂っていた

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※敦賀港のレンガ倉庫

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※福井と言ったら、やっぱり恐竜でしょうか

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※敦賀港で。旧国鉄のキハが保管されていました

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昼食は『敦賀ヨーロッパ軒』のソースかつ丼(990円)

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※三方五湖をドライブ

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※同上

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※小浜の民宿で。食べきれないほどの海の幸が出てきました。これはホウボウの刺身。『民宿なかじま』

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青春18きっぷで京都へ③ 嵐山&伏見稲荷へ

夏の京都を歩く旅、二日目は嵐山と伏見稲荷へ。

嵐山では竹林を歩き、世界遺産の天龍寺庭園を散歩しました。
竹林は早朝とあってすれ違う人もほとんどなく、貸し切り状態で歩くことができました。

天龍寺の庭園を見学したのは初めてですが、これがなかなか素晴らしい。
紅葉の時期が人でごった返すこともうなづけます。

それと、渡月橋。
クルマが通っていなければなおいいですが、京都一の人気スポットだけあって、絵になりますね。

青春18きっぷの旅なので、帰りの時間を気にするとのんびりもしていられません。
昼前に伏見稲荷を参拝することにし、JR嵯峨嵐山駅から京都駅を経由して稲荷駅へ。

平日なのに多くの参拝客であふれる伏見稲荷に足を運びました。
私もカミさんも初参拝で、ウワサに聞く千本鳥居をくぐってきました。

昼食は参道にあるうどん屋でお稲荷さんとうどんの定食。
冷やで食べるシンプルなきつねうどんが絶品でした。

18きっぷを使ったわずか2日の旅でしたが、終わってみれば、あえて時間をかけた中にも楽しい旅に仕上がったようです。
新幹線を使えばわずか30分の距離も、片道3時間をかけた在来線の電車旅は、車窓の風景一つにも旅をしているという実感が違います。

18きっぷが発売される次の冬のシーズンも、京都を旅してみたくなりました。

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※嵐山…誰もいない早朝の竹林を歩く

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※天龍寺庭園の桔梗

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※世界遺産の天龍寺庭園

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※嵐山の渡月橋

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※伏見稲荷本殿

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※伏見稲荷

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※伏見稲荷の千本鳥居

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※伏見稲荷参道のきつねうどん定食(1080円)

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※2日間お世話になった18きっぷ。残り1回分は金券ショップで処分しました

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青春18きっぷで京都へ② 鴨川納涼床へ

今回の旅の目的は鴨川の納涼床でのディナー。

京料理と創作料理を出す『みますや本店』さんで楽しんできました。

ちょうど京都に遊びに来ていた長女も合流し、久しぶりに親子水入らずの食事ができました。

鱧料理は夏の京都の味覚です。
カミさんも長女もハモを食べるのは初めて。

梅肉ソースをつけて、「酸っぱいね~」と言いながら食べていました。

少しほろ酔いで店を出た後、長女と別れて先斗町をぶらぶら。

賑やかな四条河原町を抜けて、風に当たりながらのんびりと河原町五条の宿に向かいました。

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※五条から高瀬川に沿って河原町四条へ

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※鴨川納涼床へ

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※先斗町を歩く

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※納涼床から鴨川の眺め

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※『みますや』さんの料理を楽しみます

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※鱧料理に舌鼓

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※上品な京料理

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※すっかり日が落ちた納涼床の風景

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※先斗町を歩きます

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※先斗町の金魚

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青春18きっぷで京都へ① 南禅寺から銀閣寺を歩く

夏の終わりの旅行をどうしようかと…思いついたのが、京都。
暑い京都で、涼しげな納涼床を満喫。

加茂川の流れに酔いしれる。
なんとも風流ではないか。

できれば京料理のフルコースを味わえれば、最高。
…ということで、カミさんと残暑の京都を旅してきました。

今回は、新幹線を使わず、青春18きっぷを使った在来線の旅です。
ケチっているわけではありませんが、この時期ならではののんびり旅も良いかと思い、片道3時間にチャレンジすることにしました。
ちなみに、新幹線だと名古屋から30分。
自宅からでも1時間ちょいの距離です。

さて、18きっぷを使った経路はというと、
名古屋まではJR中央線の快速30分。
名古屋⇒大垣 特別快速
大垣⇒米原 普通
米原⇒京都 新快速
…ということで、自宅を出てから3時間後に到着しました。

京都駅で昼食後、夫婦二人旅がスタートです。

まず向かったのが、南禅寺。
二人とも境内に入るのは初めてなので、狩野派のふすま絵や庭園で有名な国宝の大方丈を始め、広大な敷地内に驚き。
また、明治23年に建造された南禅寺水路閣と呼ばれるレンガ造りのローマ風のアーチ橋上も迫力満点でした。

南禅寺からは哲学の道を歩き、銀閣寺へ。
さすがに夏の京都。
暑さは半端ではありません。

大汗を拭きながら2㎞の道を歩きます。

この暑さなので、行きかう人もまばらで、ほうほうの体で銀閣寺参道へ。
こめかみがキーンとなるほどの抹茶のかき氷にありつくことができました。

平日なのに銀閣寺は多くの観光客で賑わっていました。
苔むした山道を登り、俯瞰する銀閣寺。

絵になる景色を堪能し、宿がある河原町五条へ向かいました。

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※南禅寺鉄道跡

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※南禅寺山門

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※南禅寺法堂

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※南禅寺大方丈庭園

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※南禅寺法堂

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※南禅寺水路閣

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※同上

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※哲学の道を歩く

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※銀閣寺

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※同上

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※同上

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北関東を巡る旅⑥ 草津温泉編

旅の最後を飾るのが草津温泉での1泊。
高層の巨大ホテルを選びましたが、日曜日だというのに宿泊客の多さにびっくり。
数基あるエレベーターも待たなくちゃいけないし、大浴場も人が多い。
夕食も広い食事処で時間別に取りましたが、それでもかなりの密でした。

まるで流れ作業の中に放り込まれたような食事になりました。
食事と温泉をじっくりと味わうなら、やはりホテルではなく、こじんまりとした旅館を選ぶべきだったと反省。
1日数組限定、てきれば部屋食がいいですが、贅沢ですね。

さて、初めての草津温泉なので宿から至近の湯畑へ足を延ばしました。
源泉があふれ出る迫力と硫黄臭。
これを見ただけでも草津に来た甲斐がありました。

夕食後にライトアップされた湯畑を再び訪ねましたが、これもなかなか幻想的。
ホテルへと続く温泉街の路地も情緒を感じました。

翌日、快晴の中、稜線にほんの少し雪が残る浅間山を見ながら北軽井沢から長野に抜け、往路と同じ木曽路を辿って帰路に着きました。

三泊四日の今回の旅を振り返ってみると、コロナ禍にも関わらずどこに行っても観光客が多かったですね。
宇都宮では餃子の人気店『みんみん』さんでは2時間待ちの行列に撃沈、静かな日曜泊りを狙った草津も人だらけ。

私たち夫婦もそうですが、人々はコロナの閉塞感からそろそろ抜け出したくなったんではないかと思わずにはいられませんでした。

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北関東を巡る旅⑤ 日光東照宮~華厳の滝編

大谷資料館を後にして日光東照宮に向かいました。

私は20年ほど前に訪ねたことがありますが、カミさんは初めて。
そもそも今回の旅はここが最大の目的で、4月末に陽明門の改修工事が終わるのを待って出発したくらいです。
日本が誇る世界遺産ですね。

さすがに週末の土曜日。
駐車場に続く道は渋滞です。
混雑している500円や800円を諦め、1000円の駐車場にクルマを止め、陽明門に向かって歩きました。

五重塔や陽明門は絢爛豪華としか言いようがないですね。
ものすごい成金趣味を連想します。
徳川家康の趣味だったのでしょうかね。
それにしてもギンギラで、眩しいくらいです。

『三猿』や『眠り猫』をしっかりと拝み、陽明門から急な坂を登り家康公の墓所を見学し、『啼き龍』も体験し、山を下りました。

以前訪ねた時もおそらく同じようなコースで東照宮を見学したと思いますが、すっかり忘れて思い出せません。

会社の研修旅行の途中で立ち寄っただけに、当時は神社仏閣にもそれほど興味がなかったようです。
これほどスポットなのに、ほとんど印象に残っていないのはお笑いです。

今回はじっくり見学でき、改めて日本の寺社建築の素晴らしさを体感できたと思います。

東照宮を後にして、小雨が降り始めたいろは坂をドライブし、華厳の滝を見て、中禅寺湖に向かいました。

この日はさらに200キロ走り、草津温泉へ。
北関東を巡った4日間の旅のフィナーレです。

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※東照宮陽明門

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※同上

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※眠り猫

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※華厳の滝

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北関東を巡る旅④ 大谷資料館編

旅に出て3日目。
宇都宮に泊まり、最初に向かったのが大谷資料館(入場料800円)。
大谷石(凝灰岩)の採掘場をそのまま観光施設にしたスポットです。

この施設がある宇都宮市郊外の大谷地区は全国でも有名な大谷石の産地で、ここまでの道中でも大谷石で作られた家屋やビルをたくさん見ることができました。

ここはぜひ見学したかったスポットで、開館すぐの時間帯だというのに、多くの観光客がいました。

採掘は江戸時代中期から始まったということですが、なんと1960年代までは機械を使わない手堀りが中心だったそうです。

採掘場のスケールは途方もなく大きく、天井の高さもさることながら、野球ができるグランドのような広さに驚きました。
まるでピラミッドの内部にいるような錯覚。
もっともピラミッドには行ったことがないので、これは想像ですが(笑)。

それと洞内の気温。
6度C。
かなり寒い。

この寒さの中でツルハシ一本で凝灰岩の大谷石を採掘していたと思うと、その苦労と努力にまったく頭が下がります。

さて、その大谷石ですが、これを使った建造物として有名なのが旧帝国ホテル。
現在は愛知県の明治村に移設保存されています。

この日はここを見学して日光東照宮に向かいましたが、栃木の観光コースとしてはおススメだと思います。

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※大谷資料館 栃木県宇都宮市大谷町909 休館日 4月~11月無休 12月~3月毎週火曜日休館

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北関東を巡る旅③ 深谷編

今回の旅の目的の一つとして、渋沢栄一の足跡を訪ねることがありました。
昨年の大河ドラマを観て感化されたのか、カミさんのたっての希望です。

私は、昨年10月の中山道徒歩の旅で深谷宿を通過しましたが、栄一の生家がある血洗島まで足を延ばすことができず、少しばかし心残りでした。

埼玉県深谷市血洗島はすぐ近くに利根川が流れ、広大な関東平野にある小さな集落でした。
しかし、さすがに渋沢邸。

『中の家』は、立派な門と巨大な建物。
江戸時代の豪農を象徴するオーラを放っていました。

改修工事をしているので家屋の見学はできませんでしたが、ここで栄一が生まれ、攘夷思想を育んだ青年期を過ごしたことを思うと感慨深いものがありました。

渋沢邸の後に向かったのが、従兄で師匠である尾高惇忠の家。
ここも大きな家でしたが、ボランティアの人たちの話を聞きながら家屋内の見学ができました。
大河ドラマでも描写された、勤王の志士たちが集まって密談をしていたという2階の部屋(見学はできませんが)もそのまま保存されているということです。

尾高家を見学し深谷市が運営している渋沢栄一資料館へ。
5メートルもある巨大な銅像や栄一に関連する資料を見学し、アンドロイドの講演を。
身長153センチという小柄な体形や顔の表情、手の動き…そして、保存されていた生声。
あまりにも精巧なアンドロイドに驚きました。

昨年来の渋沢ブームも落ち着き、観光客も減ったと思いますが、新1万円札の顔になれば、ブーム再来になるかもしれません。

近代日本の礎を創った渋沢栄一の仕事を、われわれ日本人はもっと知るべきだと思いつつ、雨に煙る深谷を後にしました。

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※血洗島にある渋沢栄一生家『中の家』

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※同上

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※同上

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※尾高惇忠の家

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※渋沢栄一資料館

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※同上

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北関東を巡る旅② 富岡製糸場編

今回の旅では二つの世界遺産を見学しました。
そのうちの一つが群馬県の富岡製糸場。

明治5年に建設された、日本で最初の官営模範製糸場です。
主要建物(国宝・世界文化遺産)は、ほぼ創業当初の状態で良好に保存されており、ガイドさんの説明を聴きながらじっくりと敷地内を見学することができました。

それにしても、圧倒的なスケール、保存状態も含めて圧巻という言葉しか出ません。
展示物や説明、その見せ方も素晴らしい。
入場料1000円は思いっきりお値打ちですね。

製糸場の建設には渋沢栄一や初代所長の尾高惇忠が関わっており、昨年の大河ドラマ『青天を慟け!』にも描かれていました。
今回の旅はいっぽうで渋沢栄一の足跡をたどる目的もあるので、製糸場の見学は午後からの埼玉県深谷市を回るのにも予備知識として役立ちました。

初めて訪ねた富岡製糸場ですが、日本が誇る世界遺産、国宝として一見の価値ありだと思いました。

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