今回の旅では、酒蔵を10軒ほど訪ねました。 春風に乗って漂ってくるお酒の甘い香り。 静かな空間にぴーんと張りつめた空気。 酒蔵には飲んべいばかりではなく、人を引き付ける独特な雰囲気がありますね。           ※撮影/Canon EOS60D EF-S18-135mm F3.5-5.6IS 栃木・茨城・福島 メインサイト「 琺瑯看板探検隊が行く」もどうぞご覧ください★ ↓♪ 良かったらポチッとお願いします ♪  
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岩手県奥州市江刺区にある酒蔵『柏木本店』さんを訪ねました。 江刺は蔵のある町として有名で、白壁となまこ壁の蔵が軒を並べる様子は、 突然、異空間に放り込まれたような錯覚を感じます。 柏木本店さんは明治9年創業。「寳津正宗」「富久柏」等の銘柄酒を製造販売してきましたが、 現在は「富久柏」の醸造を酒造会社に委託し、販売業に専念されています。 隣接した蔵を改造して設置された"蔵ギャラリー"には、明治から現在に至るまで蔵で使われてきた、 家具や陶器、蓄音機や酒造会社の販促物までずらりと並んでいました。 中でも僕のお目当てがホーロー看板。 醸造銘柄の「寳津・富久柏」や、岩手県内の地酒、ビールや味醂の看板もあって圧巻です。 醸造の傍ら酒屋さんとして営業されていたからこその賑やかさです。 すべてお店で使われていたということが素晴らしいです。 また、酒造会社のポスターも目を見張ります。 大原麗子や北原美枝など往年の女優が壁を飾っていました。 酒屋さんがこうしたギャラリーを運営されているのは頭が下がりますね。 以前に訪ねた静岡県下田の土藤商店さんも素晴らしいかったですが、柏木本店さんも一見の価値ありです。 ご主人や大女将さんとお話ができたのも良かったですが、帰りにお土産にと「寳津・富久柏」のホーロー看板をいただけたのもうれしかったです。 お礼にお酒を買って店を後にしました。     ※撮影Canon PowerShot G9 2015年7月18日 岩手県江刺 メインサイト「 琺瑯看板探検隊が行く」もどうぞご覧ください★ ↓♪ 良かったらポチッとお願いします ♪  
ポカポカ陽気となった今日、ぶらりと飛騨方面に出かけた。 先日の飛騨高山出張で、JR高山線の車窓から見つけたホーロー看板を撮ることと、 早春の風景でも撮れたらなぁ…という思いで、飛騨川に沿ってクルマを走らせた。 岐阜県下呂市金山町で折り返し、白川町を八百津町に向かって南下すると、 眼前に棚田の風景が広がった。 まったくノーマークだったが、なかなかの規模。 田植えの時期に再訪したくなった。 更に八百津の町では、ご贔屓の酒蔵である花盛酒造が新酒のお披露目中で、酒蔵見学もできた。 巨大なホーロータンクから、大吟醸をビン(300ml)に注いで貰った。 明日からの晩酌が楽しみだ。 山の空気は冷たく、春にはまだ遠い感もあったが、鼻孔をくすぐるお酒の甘い匂いは、 早春の香りそのものだった。       ※写真上から…まるでジオラマのような風景・高山本線下油井駅/八百津町の棚田/丸ポストとホーロー看板・八百津町/八百津町の花盛酒造
2月12日付中日新聞岐阜県版に、今月末で高山市の田辺酒造場が廃業するという記事が載った。 見出しは「聖地の酒蔵 力尽きる」だ。 廃業の理由は、経営難によるものと書かれていた。経営不振に陥った背景として、「日本酒離れと言われていても、元気な酒蔵があるのに、お客の多様化するニーズに応えられなかった」としている。 田辺酒造場は明治17年創業で、高山市の古い町並みの三之町に8軒ある蔵のひとつ。代表銘柄は「豊年」。高山祭りのお神酒として愛用されてきた。 この蔵には2008年12月に僕も訪れている。 このところの酒蔵の廃業は、加速度的と言っても過言ではない。昨年訪ねた倉敷の酒蔵でも、ぺんぺん草が生えた蔵の風景を目の当たりに見て心なしかショックを受けた。 日本酒離れが当たり前になっている背景よりも、手間隙をかけて造る割には採算が合わない体質を変えていくという別次元の課題もある。 日本酒は世界に誇れる酒だと思う。 酒蔵の廃業は国の伝統文化の危機として捉えていく気概も、必要なのではないだろうか。  ※田辺酒造場(2008年12月撮影)
琵琶湖の西側と福井県の若狭にある酒蔵を巡った。 これ以上ないほどの快晴と、久しぶりの旅。 このところ、ストレスが溜まりに溜まって、溢れそうだった。 のんびりと酒蔵を回りながら、秋の風景にカメラを向けているだけで、 爆発寸前のストレスが、急激にしぼんでいくような気がした。 …しかし、さにあらず、帰宅してからのドラゴンズの負けと、 癖になってしまった腰痛…。 いやはや、うまくいきませんね~~    ※画像上から/七洋酒造(滋賀県高島市)・三宅彦右衛門酒造(福井県美浜町)・鳥浜酒造(福井県三方町)
地元の酒蔵、三千盛酒造の春の新酒感謝祭に行ってきた。 毎年出かけているのだが、コンサートも行われたり、年々盛況になっている。 受付で300円払い、渦巻き模様のぐい飲みを手に会場に。 開放された蔵の前には、そばや五平餅、酒のアテを売る屋台が出て、 すでに赤い顔して酔っ払っている大勢の人たちでいっぱいだ。 目指すは新酒の試飲テーブル。 当方、意地汚いので、並んでいる酒を全部試したいのだ(笑)。 ぐい呑みいっぱいに七種類の酒を順番に飲んでいると、 いゃ~回る、回る。天井が…(笑)。 昼間から、赤い顔した酔っ払いオヤジが出来上がりました(笑)。    ※三千盛酒造 岐阜県多治見市笠原町2919 電話(0572)43-3181
雪が舞う中、岐阜市にある酒蔵を訪ねた。 JR岐阜駅前に蔵がある日本泉酒造である。 今日は朝から断続的に雪が降っており、蔵の前にある積み上げられた酒樽にも雪が乗っかっていた。 あいにく、酒蔵見学はできなかったが、これで岐阜県のほとんどの蔵を回ることが出来た。 ここ数日は、毎日のように雪が舞い、とにかく寒く、冷蔵庫の中にいるような冬の日が続いている。 冬嫌いの自分には、何もしたくない、何も考えたくない、憂鬱な毎日です…。 早く春が来ないもんかねぇ。
三連休、ごろごろ過ごすのもつまらない。 岐阜県西部にある2軒の酒蔵を回ってきた。 予想はしていたが、1軒はすでに廃業しており、今は不要となった孤高の煙突が聳え立っていた。 少し離れた田んぼのあぜ道からファインダーを覗くと、酒蔵特有の存在感を感じた。 しかし、この蔵から麹の匂いが漂うことはない。 そして、もう一つは北方町の蔵。 ナビの電話検索でも出てこないのでちょっばかし不安になったが、住所を検索して行ってみた。 案の定、酒蔵のある場所はこぎれいな一戸建てが5~6軒立ち並んでいた。 すぐ近くでクルマを洗っていたおじいさんに尋ねると、 「柴田酒造さんは、もう7~8年前に止めて、土地を売って、その後に出来たのがあの団地だよ」 今日、訪ねた蔵は2軒とも空振りだった。 酒蔵の休蔵や廃業は、どうやら加速度を増しているようだ。  ※岐阜県本巣市上高屋の杉山酒造。絵になる蔵だが、すでに廃業してから6年経った。
ほんとうは今頃、岡山県を走っているところだったが、 どうも体調が思わしくなく、この三連休の岡山ひとり旅は取りやめることにした。 結局、1泊でカミさんの実家にお米を貰いに出かけた。 今年は稲刈りを手伝ったので、ちょっとばかし大きな顔をして新米をいただいた。 帰路、自宅近くにある酒蔵(三千盛酒造)に寄った。 今日が恒例の酒蔵開きなので、新酒を買うためだ。 いつものように蔵ではジャズのコンサートが開かれ、大勢の人で賑わっていた。 「純米大吟醸しぼりたて」を購入。 今夜の晩酌が待ち遠しい。  
滋賀県へ酒蔵巡りに出かけた。 後継者不足や日本酒離れの影響もあって、廃業する蔵が増えているが、 今日、回った蔵も例外ではなかった。 用済みとなった蔵の煙突が、孤高の野武士のように、天を突いていた。   ※写真上/坂上酒造(滋賀県多賀町) 写真下/辻村酒造(有) (滋賀県米原市高番)
福井へ酒蔵巡りに出かけた。 ETC1000円を駆使しての日帰り旅だ。 名神~北陸道を乗り継ぎ、加賀インターで下り、大聖寺からあわら市、福井市を経由して勝山~大野を回った。 帰路は大野から美濃白鳥へ出て東海北陸道で帰宅した。走行距離550キロ。 一日で走るにはこれくらいが限度かな…。 それにしても、東海北陸道のぎふ大和インター付近はいつも渋滞をしているが、何とかならんものかね。4キロの渋滞を越えるのに45分かかっている。これでは高速の意味を成さないと思う。 大和インターを越えて二車線になっているのに、わざわざ一車線に制限するのも解せないけどね。 (…と憤慨していたら、今朝の新聞に、来月2車線化スタートの記事が出ていた) 下の写真は、我が家のゴーヤーの状況。プランタンに移植して1週間です。40~50センチに育ち、先端がネットにかかってきました。 
先週、11日と続いて三重県方面に酒蔵探訪に行ってきた。 日曜日とあって、ほとんどの蔵は閉まっていた。 直売所がある蔵も少なかったが、10軒回るもねらいの吟醸酒が1本も購入できずに終わった。 欲しいなら酒屋で買え!ということだろうか…。 ところで、昨日はバレンタインデーだったけど、ここ数日出張行ってたおかげで、一個も貰えなかった(悲)。 毎年くれるカミさんと娘からも、今年は無しだ(汗)。 「何でないの…」と聞くと、「今更要らないでしょ」だって(笑)。 できることなら、「健康のため」「身体が心配だから」といってくれればいいのになぁ。。。  朝霧に煙る酒蔵。三重県伊賀市/森喜酒造。
すっかり酒蔵の魅力にはまってしまった。 今日は滋賀県に行ってきました。 JR琵琶湖線に沿って10の蔵を訪ねたが、うち、2つはナビでも分からず、どれだけ探しても見つからなかった。 廃業した蔵もあった。屋根に枯れ草が生えてお化け屋敷のようになっていた。 こういうのは辛いです。 酒蔵の魅力は、重厚な建物もいいですが、そこにいるだけで感じる、ピンと張り詰めた空気がなんともいえません。 ところで、年末来の尿路結石の石がまだ出ません。 ずっと小康状態です。 今のところ痛くも無いんで、遊べるだけ遊ぼうと思っています。  ※西澤藤平商店/滋賀県豊郷町
このところライフワークになりつつある(?)、酒蔵探訪に行ってきた。 訪ねたのは三重県の伊賀上野と名張。 このあたりには伊賀米(山田錦)で造る16の酒蔵が残っている。 全部を回ることは出来なかったが、それでも12の蔵を回った。 名張の北村酒造と瀧自慢酒造では、大吟醸酒を購入。 最近になって日本酒の味を覚え(笑)、ちょっぴり凝っているのだ。 試飲を勧められたが、クルマではどうにもならぬ。 帰宅してから早速飲んだ。 まずは北村酒造の「花筏」。今夜はこの酒からだ。 思わず「うまい!」と出てしまった。 フルーティななめらかな味わいだった。 …試飲を我慢した甲斐があった(笑)。   ※名張の北村酒造。古い町に旨い酒あり。
自宅の近くにある酒蔵で、新酒ができたことを祝う催しがあった。 「三千盛酒造」という蔵だが、けっこう歴史もあって岐阜県では有名な蔵元らしい。 蔵の中では利き酒やコンサートもやっていた。 地元の人たちばかりでなく、バスツアーの客などでごった返していた。 僕ら夫婦が行ったときにはすでに酒蔵見学は終了となっていたが、 これが目的だっただけに諦めきれず、こっそり最終組の見学ツアーの中に紛れ込んだ(笑)。 蔵の中は想像とまったく違って、ほとんど機械化されていた。 杜氏や出稼ぎの蔵人も今は使っていないという。 では、どうやって酒の味を決めるのか、という質問に対し、 説明されていた方は、「社員で全部やっています」(笑)。 最近、「夏子の酒」(尾瀬あきら)というコミックを読んでいただけに、これには唖然。 大きな蔵では当たり前なんだろうか。 見学者は10名くらいいたが、中にはへべれけ状態の人もいて、 「事故米を使っているんか」と、しつこく何度も質問していた。 その酔っ払い、あまりにもうるさいので、つまみだしてやろうかと思っていると、 奥さんらしき女性が 「おめぇが事故米なんだよ!」と、すかさず噛み付いたのには驚いた。 いやはや、とんだ夫婦喧嘩まで見学するツアーになってしまった(笑)。 さて、自宅に戻ってから、購入した新酒を早速飲んでみた。 「しぼりたて純米大吟醸」(720ml、1400円 限定品)は、フルーティな風味とぴりっと辛口が利いた 滑らかな味わいだった。 うーん、病み付きになりそうな予感。    (株)三千盛 507-901 岐阜県多治見市笠原町2919 Tel(0572)43-3181 Fax(0572)43-3183
3日間の連休前半もあっという間に終わってしまう。 ちょっとばかし寂しいが、まぁ、明日一日仕事をしたら、待ちに待った5連休だ。 連休後半は東北への旅行なんで、この数日はネットと資料を見ながら、コースを練っていた。 今回の旅の楽しみは、ホーロー看板探しをしながら、地酒の醸造元を回ることにあるが、東北地方は米どころなんで、酒蔵もたくさんあるからうれしい。 ヤフオクで落とした「日本の名酒辞典」(講談社)を見ていると、思わず生唾が出てくる。地酒の楽しみは、その場所に行って、もちろん味わうとにあるが、僕の場合は、古い町並みに古い蔵元の姿を探すことにある。 その上に、ホーロー看板が貼られていればばっちりだ。瓶に貼られたラベルもいいし、木枠のケースが積まれた風景もいい。 …といっても当方、酒好きなれど、日本酒は弱く、もっぱらビール、焼酎等なんですねぇ(笑)。
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