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安中『八番山ばりきや』ばりきめん+ちゃーしゅーめし

クリスマス寒波到来ですね。
氷点下1度の寒空の中、日課のウォーキングをしましたが、1時間歩いても汗もかかず、顔が能面のように冷たいまま帰宅しました。
こんな時期は歩くのが億劫になりますが、次の長い歩き旅のチャレンジを考えて頑張るとします。

さて、ちょっと古いレポになりますが、昨年の中山道歩き旅で立ち寄った店です。

安中宿を出てからすっきっ腹を抱えて店を探すも、まったく見あたらず。
空腹に勝てず、非常用で持っているお煎餅をパリパリやりながら歩く。

そして国道18号線に出てようやく見つけたのが、『ばりきや』さん。
まさに、砂漠のオアシスを見つけたような突然の出現です。

群馬県には珍しい豚骨ラーメンの店のようですが、普段は豚骨をあまり食べない身にも、空腹には勝てません。
この際なんでもいいよ~と思いながら、定番の「ばりきめん」(730円)と、ちょっと迷って「ちゃーしゅーめし」(200円)を注文。

粘り気と少し臭みがある豚骨スープをすすりながらラーメンを食す。
頃合いを見て、ニンニク投入。

「うまっ!!」
思わず、口に出てしまった。

麺はスープに合う細麺なので、早く食べないと伸びてしまう。
やはり、バリ固だったなぁ、などと思いながら完食。

ちゃーしゅーめしは、肝心のチャーシューがあまり入っておらず、ネギと胡麻で“ごま”かされたという感じ。
これだったら、直球勝負で替玉にしておけば良かったと、店を出てからも後悔する始末。
いやはや、小市民の何物でもない(笑)。

ついでに…。
血糖値を気にしているのに、ラーメン+チャーシュー丼という禁断の炭水化物黄金コンビを食べてしまったことを、さらにクヨクヨ。

店名も『ばりきや』。
これで、馬力が出たら最高だと思いながら、高崎に向かった。

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※『八番山ばりきや安中店』群馬県安中市安中5-11-25 無休

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箱根『甘酒茶屋』力餅

箱根湯本駅から早朝の旧東海道を歩きだす。

天気予報は見事に外れ、肌にまとわりつく霧雨が降っている。
畑宿の集落から一里塚を見て、薄暗い旧街道に入った。
樹上から落ちてくる雨しずくでずぶ濡れになりながら、石畳を息を切らして登る。
シューズはぬかるみに何度もはまってどろどろだ。

『甘酒茶屋』は江戸時代初期から創業している歴史のある老舗。
暖簾に誘われるように、休憩がてら店に入った。

茅葺きの建物も年季が入っているが、店内は囲炉裏の煙が立ち込め、全身に臭いがついてしまった。
甘酒と力餅が名物だが、甘酒は苦手なので力餅のいそべ(500円)を頼む。

醤油が効いた力餅を食べて腹ごしらえをしていると、女性の店員さんから道中安全祈願の御札と、芳名帳を差し出された。

なんでも、歩いて登ってきた人にサインをしてもらうのが店の慣わしという。
モロに個人情報だが、自治体名とフルネームでサインした。

箱根越えを目指して徒歩で登る人々は思った以上に多いようだが、ここ数日間の記帳を見ると、私は3日ぶりの徒歩の旅人のようだった。

店を出てからいくぶん緩くなった坂道を登り、権現坂をどんどん下っていくと視界が開け、元箱根の町から芦ノ湖に出た。

力餅のパワーを貰ったようだ。

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※『甘酒茶屋』神奈川県足柄下郡箱根町畑宿二子山395-1 無休

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小田原『どらやき屋・菜の花』小田原うさぎ

旧東海道を歩く旅で、立ち寄った小田原城下。

小田原城の近くで見つけたのが『どらやき屋・菜の花』さん。
1905年創業の老舗菓子店です。

店先にはずらりと並ぶ旨そうなお菓子たち。
糖尿の身には、目に毒ですね。

歩き疲れて、体が甘いものを欲していたのでしょうか。
普段なら手を出さないどら焼きに体が吸い寄せられてしまいました。

人気NO.1の小田原うさぎ(240円)を1つ購入。
店先のベンチで食べます。

跳ねているうさぎの焼き印が押された、つぶ餡とバター入りのどら焼きは、食感もふわふわで、甘さもしつこくありません。
少し溶け出したバターの風味も良いですね。

栗入りどら焼きにも目が泳ぎましたが、(いかん、いかん)と振り切り、店を後にしました。

旅先で食べるどら焼き、良い思い出ができました。

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※『どらやき屋・菜の花』神奈川県小田原市本町2-7-5 水休

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茅ヶ崎『からあげセンター加納』からあげ定食

体が脂を欲しているのか、(ダメよ、だめよ…)とけん制しながら、年甲斐もなく唐揚げを思いっきり食べたくなる。

雨に打たれ続けて、敗残兵のようにヨレヨレになって歩いた旧東海道。
思いっきり腹をすかした頃、見つけたのが茅ヶ崎駅前にある『からあげセンター加納』さん。

夜は居酒屋だろうか、賑やかな提灯が下がる、暖簾をくぐった。

注文は定番のからあげ定食(税込715円)を。
“秘伝のタレに漬け込んだ、門外不出のジューシー2度揚げ”とある。

いいではないか、食欲をそそるコピーだ。

出てきた定食は、唐揚げ5個と小鉢、サラダ、ごはんと味噌汁。
唐揚げのボリュームに一瞬たじろぐが、腹が減っているので、何も考えずに、ここはがっつくことにした(笑)。

醤油味の香ばしさをかみしめながら、アツアツの唐揚げを頬張る。

とにかく、頬張る。

美味い!!

唐揚げにはマヨネーズ、なんで合うんだろうね。
これでなくちゃ!

脂摂りすぎのことは考えないことにする…とりあえず。

一気に平らげて、店を出ました。

さて、これからあと20㎞歩くとするか…。

脂はそのうち消化されるだろう。

…そう願いたい(笑)

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※『からあげセンター加納 茅ヶ崎駅北口店』神奈川県茅ヶ崎市元町4-5 無休・不定休あり

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小田原『小田原タンメン総本店 』小田原タンメン

旧東海道を歩いた旅で偶然に飛び込んだ店です。

小田原タンメンというのは知りませんでしたが、最近できたご当地タンメンでしょうか。
私が住む岐阜県にも岐阜タンメンというのがあり、最近はベトコンラーメンと並んで人気の一翼を担っています。

ここまで20㎞を歩いてきて大汗をかいていましたが、注文は定番?の小田原タンメン(860円)を。

出てきたタンメンはいかにも熱そう。
とろとろの麻婆餡が乗った塩味のスープは、アツアツ!!

麺はきしめんのような平打ち麺で、ボリュームたっぷりです。
野菜と麻婆の山を掘り下げながら麺をすすります。

それにしても熱い。

とめどなく流れる汗を拭きつつ完食しました。

食べてから気づきましたが、吐く息がなんだか臭い。
ニンニクがたっぷり入っていたようです。

箱根湯本までの、残り10㎞を歩くパワーが付きました。

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※『小田原タンメン総本店』神奈川県小田原市東町2-1-29 無休

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保土ケ谷『天王軒』サンマーメン

横浜市保土ヶ谷区の天王町駅前にある中華屋さん。
旧東海道歩きの途中で立ち寄りました。
神奈川名物のサンマーメンを食べたくてようやく見つけた店です。

野瀬泰申著『天ぷらにソースをかけますか?』(新潮文庫)のなかで、東海道を歩きながら食文化をレポした記事がありますが、中でもサンマーメンの分布を調べたレポが面白い。
それによると多摩川を渡る手前の大田区からサンマーメン地帯は始まり、静岡市清水区くらいまでふつうにあることが書かれています。
それほどポピュラーなソウルフード、サンマーメンをぜひ食べてみたいと思ったのがきっかけです。

サンマーメンは一言でいうと、あんかけモヤシそばのことをいうみたいですが、果たしてどんな食べ物か。

出てきたサンマーメン(880円)は野菜がたっぷりで麵が見えないビジュアル。

まずはスープ。
アツアツでとろみがある醤油味。
少し酸味も感じます。

野菜の山をかき分けて半透明の麺をほじくり出して食す。
弾力があって喉越しが良い。

なんといっても野菜のボリュームが素晴らしい。
キャベツや青菜もたっぷりで、ビタミン不足の我が身にはぴったりの料理でした。

サンマーメンは神奈川県を中心に食べられているご当地麺ですが、旧東海道を歩いてもっとたくさん出会えるかと思っていましたが、街道沿いでは専門店はおろか、中華屋においても意外にメニューとして扱っていないことを実感しました。

神奈川は、今や全国を席巻している横浜家系ラーメンの天下でしょうか。
多くの同類店を見かけましたし、冷食の自販機まであって驚きました。

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※横浜で見つけたラーメン、餃子自販機

※『天王軒』神奈川県横浜市保土ケ谷区神戸町4-5 藤和天王町コープ1F 無休

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木曽『水車家』天ざるそば&おろしぶっかけそば

北関東の旅最終日。
諏訪から木曽へ抜ける道すがら、美味い蕎麦が食べたくて飛び込んだのがこの店。

ほんとうは塩尻市洗馬にある『蕎麦の里』で味わいたかったのですが、あいにくの休み。
こうなったら開いてる店ならどこでもいいや…という半ば投げやりの気持ちで訪店しました。

構えは、そば街道とも呼ばれる国道19号沿いによくあるタイプの、駐車場がデカい大型店舗。

入店してから何気なく食べログを覗くと、二八の手打ちがウリの老舗の蕎麦屋さんのようです。
木曽エリアには十割蕎麦を食べさせてくれる店はなかなかないですね。

天ざるそば(1600円)と、カミさんはおろしぶっかけそば(1100円)を注文。

私は、蕎麦は庶民の食べ物だと勝手に思っているので、【量と安さとコシ】にひたすらこだわっています。
(もちろん、味もですが)

ついでに言うとそのすべてを及第できるのは、山形の田舎蕎麦以外にはないと確信しています。

その意味では、この店はまったくの的外れですが、
一口食べてカミさんと私が同時に「美味い!!」「美味しい!!」と口にしたのが可笑しかったです。

なるほど、上品な喉ごしが好印象でした。

大盛にしとけばよかったと後悔しながらあっという間に完食。

久しぶりの山菜、コゴミの天ぷらも美味かったですね。

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※『水車家』長野県木曽郡木曽町日義4858-5 水休

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宇都宮『千代』宇都宮焼きそば&餃子

北関東の旅二日目の宿を宇都宮にしたのは、何といっても餃子!!
餃子の人気店『みんみん』さんか『正嗣』さんのどちらかで食べることが目的です。

しかし、土曜日の夕方ということもあってか、JR宇都宮駅近くの餃子通りにある『みんみん』さんは90分待ちの長蛇の列。
その隣の『悟空』さんもしかり。
『正嗣』さんは休業。

さすがに90分も行列に並ぶ根性はありません。
『みんみん』さんは数年前の出張時に東口の店で食べたことがありますが、『正嗣』さんにいたっては、行列に阻まれるか休みのどちらかで、まったく縁がありません。

楽しみにしていたカミさんには気の毒ですが、人気店での餃子を諦め、餃子店を探してオリオン通りへ。
客が全くいない店もありましたが、宇都宮餃子と宇都宮焼きそばのデカい看板を掲げた『千代』という居酒屋?のような構えの店を見つけ、突入することにしました。

この店、看板は『千代』なのに、暖簾は『山内家』になっていますが、後で調べてみると元々は『山内家』という焼きそばの店として営業していたそうですが、餃子会館の餃子を取り扱うために『千代』と変更したようです。

餃子も好きですが、焼きそばには目がない私です。
それに、宇都宮焼きそばというご当地?焼きそばも初です。
これは食べないわけにはいきませんね(笑)。

野菜と肉、イカ、玉子、ポテトをトッピングしたペシャル焼きそば(大盛900円)と、餃子2人前(1人前6個330円)を注文。

焼きそばの麺はモチモチした太麺で、少しスパイシーな濃い目のソースがいい味出しています。
テーブルには「追いソース」ができるように置かれていますが、十分濃いのでそこまでは必要がありません。
トッピングされたふわふわのオムレツ状の卵も美味しいです。

そして、餃子は餃子会館で出されているブランドということですが、皮のモチモチ感と具のジューシーさ、焼き具合、大きさ、どれをとっても申し分ありません。
これは美味いですね。

数店しか訪店していないこれまでの数少ない経験では、宇都宮餃子は店によってずいぶん味の落差を感じていましたが、これは文句なしに及第点です。
私が好きな『王将』の餃子に近いものを感じました。

次回、宇都宮を訪ねる機会があったら、今度こそ『正嗣』さんにリベンジしたいと思っています。

待ってろよ!宇都宮餃子。

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※『千代』栃木県宇都宮市江野町1-8 火休

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深谷『麺屋忠兵衛煮ぼうとう店』煮ぼうとう

よく知られていることに、煮ぼうとうが渋沢栄一の大好物だったようだ。
故郷の血洗島に帰省すると、決まって自家製の煮ぼうとうを食したという。
煮ぼうとうは深谷の郷土料理で、群馬のおっきりこみにも近いが、麺は愛知のきしめんに似ている。

渋沢栄一の足跡を訪ねるため向かった深谷の血洗島で、栄一の生家【中の家】の隣に煮ぼうとうの専門店『麺屋忠兵衛』さんが店を構えていた。
元々は渋沢家の親戚筋で、建物も往時の古民家を改装して使っている。
店内には栄一の書も掛けられており、これを見るだけでも訪店の甲斐があった。

メニューは煮ぼうとうだけなので、煮ぼうとう・とろろご飯セット(1100円)を注文。
麺は深谷の製麺会社・新吉が製造しており、印象としてはきしめんを更に幅広くした感じ。
コシはきしめんよりも強い。

つゆの味付けは新吉オリジナルの秘伝のたれをかえしに、昆布・カツオ・サバ・椎茸からとった出汁をベースにし、煮込むことで深谷ねぎの甘みと地元産ごぼうの香りが加わった、コクと甘みのある伝統のしょうゆ味に仕立てている。

少ししょっぱく感じたが、なんといっても野菜の味が複雑に絡み合った出汁の旨味が凄い。
気づいたときにはほとんど飲み干してしまった。

深谷産にこだわった山芋のとろろご飯と山芋昆布漬けも抜群に美味かった。

さて、初めて食した煮ぼうとうの、いたって個人的な評価ですが、
あまたある全国の“うどん一族”の中でも、その実力は横綱クラスと言っておきます。

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※『麺屋 忠兵衛煮ぼうとう店』埼玉県深谷市血洗島247-1 年末年始休

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高崎『オリタ』焼まんじゅう

長男の嫁から毎日のようにLINEで送られてくる孫娘の画像や動画に、カミさんと目を細めています。
ジジ馬鹿、ババ馬鹿でしょうか、可愛くて仕方ありません。
生後四日目。
元気で育っているようです。

さて、昨日から北関東の旅で立ち寄った食レポをスタートしていますが、今日紹介するのは昭和22年創業の高崎を代表する焼まんじゅうの名店です。
『孤独のグルメ』にも紹介され、井之頭五郎が焼きまんじゅうを食べていたのがこの店。

行列ができている店先を見ながら向かいにある有料駐車場にクルマを止め、小雨が降る中、カミさんと最後尾に並びました。

おばちゃんが一人で切り盛りしているのを横目で覗き見して待つこと30分。
ようやく私たちの番になり、アン入りと普通の焼まんじゅうを注文し、おばちゃんと世間話。

「どこから来たの?」
「岐阜は行ったことがないけど、いいところなの?」

そんなたわいもない会話を交わしながら、焼き上がりを待ちました。
それにしても元気のよいおばちゃんです。

おばちゃんに勧められるまま、狭い店内のテーブルでカミさんと差し向かいで食べました。
甘じょっばい味噌タレが絶品です。

皮はカリっとして、中の生地はふわふわ。
控えめな甘さのアン入りも柔らかなアンパンを食べているようでこれも美味い!

おばちゃん曰く、
「焼き立てじゃないと美味しくないので、すぐに食べてもらわない人には売らないよ」

確かに、おっしゃる通り。
美味かったなぁ…。

※焼まんじゅう(アンなし190円・アン入200円)


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※『オリタ焼まんじゅう店』 群馬県高崎市田町108 不定休

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岡谷『山ぼたん』ソースかつ丼

ブランド豚の岩中豚を使った料理が食べられる店です。
諏訪湖畔に建っているので景色も良いです。

狙いは何といっても人気のソースかつ丼(小さめ 税込1650円)。
信州は会津、福井と並ぶソースかつ丼の一大王国ですね。
ごはんの上にキャベツが敷かれたのが信州のビジュアルです。

出てきたカツ丼は小といえどもかなりのボリューム。
店員さんの忠告通り、大にしないで正解でした。

岩中豚のカツはロースなので脂身が多いですが、その脂の甘みが半端ではありません。
とろけるような柔らかさと甘みに参りました。

しかし、さすがにボリュームがあるので、私もカミさんも食べきるのに一苦労。
後のことを考えると、私たちにはヒレがあってたかな、と後悔。

脂をたくさん摂らなければいけない齢でもないし(笑)。
次回リベンジできたら、迷わずヒレにしたいと思います。

付け加えておくと、地元の味噌蔵『雪娘』を使った味噌汁の美味さも光りました。

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※『山ぼたん』長野県岡谷市湊5-13-7 ビレッジ2F 火曜日・月曜夜・第三水曜日・不定休あり

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戸隠『山口屋』忍者そば

食レポの予約投稿も今日で終わり、明日からは北関東の旅のレポをスタートする予定です。

溜まりにたまった食レポですが、今回は長野県戸隠のそばを紹介したいと思います。
私的には、山形についで好きなのが戸隠そば。
寒冷地のそばだけにコシと喉越しが素晴らしい。

時間をかけてでも、遠回りしてでも食べたくなるのが戸隠のそばです。
長男夫婦と信州の温泉を満喫し、善光寺参りの後立ち寄ったのが戸隠そばの名店『山口屋』さん。

さすがに混んでましたが、しばらく待ってテーブル席へ。
この店の人気メニューは忍者そば(1800円)ということなので、迷わずチョイス。
カミさんはそば(1640円)を。

まぁ、たかがそばですが、けっこうなお値段です。
山形のそばなら半値で食べることができますね。

さて、お味ですが。
期待を裏切らない喉越しとコシの強さ。
さすがに美味い。
戸隠そばの特徴ともいえるザルに盛ったぼっち盛も華やかでした。

戸隠のそばは二八そばが基本ですが、十割にない旨味が出るのも、水が美味しい寒冷地の戸隠ならではだと思います。

狭いエリアにそば屋が目白押しの戸隠。
そば通なら、何度でも訪ねてみたくなるエリアじゃないでしょうか。

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※忍者そば

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※天ぷらそば

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※『山口屋』長野県長野市戸隠3423 火・水休

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長野『明治亭』ヒレソースかつ丼

駒ヶ根に本店がある人気店です。
JR長野駅構内で食しました。

入口でしばらく待ってカウンターへ。
ロースに食指が動きましたが、いかん、いかん(笑)。
注文はヒレソースかつ丼(1495円)を。

出てきた丼を見て、思わず「ひぇ~」でした。
富士山が噴火したように円錐形に立ち上がったビジュアルは、「かかってこい!」と威嚇しているようです。

ならば、受けてたとう!

かつ丼と無言の対話を交わしながら、いざ。

柔らかくて、それでいて噛み応えのあるヒレ肉です。
甘辛のソースの旨味も素晴らしい。
キャベツと混ぜながら一気にいきます。

カツを二切れ食べたところで、しばし休憩。
気を取り直して、ワッセワッセと食らいつきます。
なかなかのボリュームでした。

これまで各地でソースかつ丼を食べてきましたが、この店のポイントは高いですね。
感染対策用の透明板を境に隣に座っている女性は、なんと蕎麦付きのセットを食べていました。
やりますね~。

野瀬泰申著『納豆に砂糖を入れますか?』には長野県のソースかつ丼のレポがありますが、長野県内にはソースタイプと玉子とじタイプが共存し、その分布は複雑に入り組んでいるようです。

老舗の『ヨーロッパ軒』に代表される福井県のソースかつ丼にはキャベツは付きません。
岐阜県東濃地方にも同様なタイプがありますが、案外、キャベツが敷いてあるタイプは少数派なのかもしれません。
ごはんを取り除くと、ふつうのとんかつ定食になってしまいますからね。

しかし、ソースかつ丼の美味しさは、ソースがしみ込んだごはんの美味さにもあるような気がします。

…ウンチクは尽きませんが、長野のソースかつ丼、恐るべしでした。

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※スマホで撮影
※『明治亭 長野駅店』長野県長野市南千歳1-22-6 MIDORI長野 3F 不定休

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新発田『桐澤食堂』五目ラーメン

日本縦断徒歩の旅で拾った画像の第二弾は、食レポです。
旅の話と共に拙ブログの一つの柱であった食レポですが、このところすっかりご無沙汰状態になっていました。

私が住む岐阜県も緊急事態宣言が発出され、県を跨ぐ移動を含めて外出自粛の巣ごもり生活となりましたので、ささやかながら時短要請されて大変な状況にある飲食店応援の一環として、レポートを書いていきたいと思います。

…と言っても、94日間の縦断の旅では飲食店で食事をしたのは数えるほど。
ほとんどが昼食はコンビニ、夕食はスーパーのお惣菜で済ませてきたので、せっかく地方を歩いても郷土料理はほとんど食べずじまい。
飲食店に入っても、行動中は素早く食べれる麺類が多かったですね。
次回、旅の続きをするときは、ゆっくりと時間をかけて郷土料理を食してみたいと思います。

さて、前置きが長くなりましたが、最初に紹介するのは新潟県新発田市の『桐澤食堂』さん。
行動食を食べつくし、空腹でガス欠寸前の体でへとへとになりながらようやく見つけた店です。
『五目ラーメン』の幟に誘われましたね。

店内はいかにも町の食堂といった雰囲気。
地元のお客さんたちで混んでいました。

注文は、もちろん五目ラーメン(750円)を。
野菜たっぷりのアツアツあんかけが、歩き疲れて汗で火照った体に強烈に浸み込んできます。
「あち、あちち!!」
と、つぶやきながらボリュームたっぷりの丼を完食。
野菜不足の歩き旅の身にとっては、たっぷりのビタミン補給。

中条までの残りの15kmを、ガソリンを補給したクルマのようにガシガシ、ずんずんと歩くことができました。

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※スマホで撮影
※『柄澤食堂』新潟県新発田市稲荷岡2123 不定休 

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高崎『登利平』鳥めし

JR高崎駅モントレー5階レストラン街にあります。
『登利平』さんの鳥めし弁当といえば、TV番組で何度も取り上げられている群馬県を代表するソウルフードです。

夕食時とあって、店内は混んでいました。
すでに出来上がっていてる、10人ほどのご老人の団体さんが大声で騒いでおり、できるだけ離れた席を確保して、鳥めし松重(900円)をオーダーしました。

鶏肉がびっしりと敷き詰められた鳥めしは、いかにも旨そうなビジュアル。
少しパサつき感があるむね肉と、もっちりしたもも肉の両方を楽しむことができました。
甘めのタレが絶妙に絡んだご飯と一緒に食べると、たまりませんね。
これはいくらでもいけそうです。
大盛を頼まなかったのを後悔しながら、店を後にしました。

鳥めしは冷めても美味しいということですが、再び群馬県を訪ねる機会があったら、次回はお弁当にチャレンジしたいと思います。

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※スマホで撮影
※『登利平モントレー店』群馬県高崎市八島町222 高崎モントレー 5F レストラン街 不定休


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南千住『登知喜屋』かつ丼

南千住駅前にある創業明治38年の蕎麦屋さんです。
外観はこざっぱりとした感じで、老舗感はまったくありません。

しばらく歩いてきたので、汗だくの状態でのれんをくぐりました。
テーブルに座って汗を拭いていたら、女将さんが「暑いですか?」と言いながら、うちわで煽ってくれました。
優しいですね。

さて注文ですが、がっつりいきたい気分なので、かつ丼(850円)を注文。
出てきた丼は正統派の玉子とじです。
ソースかつ丼やあんかけかつ丼も好きですが、やはり原点回帰でしょうか。
玉子で覆われた丼を見ると、妙に安心感があります。
思った通り、甘い玉子のかつ丼は確かな味です。
玉ねぎにもタレがしみ込んで、正直に旨いですね。
とんかつも肉厚で柔らかくて、ジューシー。

空腹だったこともあり、一気に食べました。

今は駅前の商業ビルに入っていますが、創業時はどんなロケーションだったのだろうか…ちょっとばかし気になりましたが、そんなことを女将さんに聴くのも野暮な気がしてやめました。
次回訪ねる機会があったら、蕎麦を食べてみようかな…などと思いつつ店を出ました。

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※スマホで撮影
※『登知喜屋』東京都荒川区南千住7-1-1 アクレスティ南千住1F 土休


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茅場町『えどまつ』焼き鳥盛合せ重

再雇用で契約社員になってからは東京の出張はなくなりましたが、それまではひんぱんに出向いていました。
茅場町の裏道を歩くと、居酒屋に混じって焼き鳥屋も多くあり、このブログでも紹介した『鳥徳』さんのようにランチタイムでは行列のできる人気店もあります。

『えどまつ』さんは、行列まではいかないもの備長炭を使った焼き鳥が人気の店。
ランチタイムで一番人気の焼き鳥盛合せ重(10月以前は950円)をオーダーしました。

黒塗りの箱を飾るのは、もも、ささみ、ぼんじり、はつの串焼きに鳥のそぼろと玉子焼きのビジュアルです。
香ばしく焼いた串焼きが食欲をそそり、旨いですね。
ビールをぐびっといきたいところですが、仕事中なのでパス。
タレが染みたごはんもバクバクいけます。

この店を訪ねたのは昨年暮れの出張ですが、レポートを書けずに一年近く経ってしまいました。
遊びで行く機会があったらぜひ再訪したいと思います。
その時は、ビールでのどを潤しながら…でしょうね。

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※スマホで撮影
※『かやば町えどまつ』東京都中央区日本橋茅場町2-6-9 土日休


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十日町『小嶋屋総本店』へぎそば

十日町でぜひ食べてみたかったのが、へぎ蕎麦。
名店は数あれど、老舗、超人気店といえば、文句なしに『小嶋屋総本店』さん。
12時過ぎの訪店とあって覚悟はしていましたが、整理券をもらってから席に着くまで1時間30分待ちとなりました。

注文は天へぎ(1350円。
テーブルには胡麻、ゆず七味、七味、藻塩、すり鉢が常備されていました。
さて、へぎそばはからしで食べるのが常道です。
もちろん生まれてこの方、こんな食べ方はしたことありません。
半信半疑でからしをつけてみると、これが合います。
驚きですね。

そばは海藻をつなぎにしているだけあって、ツルツルのコシがある弾力。
喉越しも最高です。
旨いですね。
天ぷらもサクサクで、塩が合います。

さんざん待った回がりました。
これまで、自分的なそばランキングは山形の田舎そばを至上としていましたが、
いやいや、新潟のへぎそば、恐るべしです。

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※スマホで撮影
※『小嶋屋総本店』新潟県十日町市中屋敷758-1  元旦休

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新潟『名物万代そば』カレーライス

メディアで何度も取り上げられたことにより、今や新潟の人気グルメスポットとなった、万代バスセンターのカレーライス。
念願のチャレンジがようやくできました。
この日は10連休とあって、11時に到着するもなんと60メートルくらいの行列。
立ち食いそばやにこれほどの行列は生まれてこの方見たことがありません。

並ぶこと30分。
券売機で普通カレーライス(480円)のチケットを購入。

さて、そのカレーライスですが、
まずボリュームに驚き。
ずしりと重いです。
そして、限りなく黄色のルー。

周りを見ると、同志たちはウスターソースをかけている。
右に習えで、邪道かな?と思いながらソースをひと回し。

一口食べると、口いっぱいに懐かしいカレーの風味が広がりました。
そうですね。
小学校の給食で出た小麦粉や片栗粉たっぷりのカレー。
そういえば、子供の頃によく食べたお袋が作ってくれたカレー。
…とにかく懐かしい味。
ご飯も旨いです。

見た目はボリュームたっぷりでしたが、一気に完食しました。
後からスパイシーな辛味が口の中に広がりました。

このカレー、そんなに美味しいとも思えませんが、忘れた頃にもう一度食べたくなる味だと思います。
何よりも、ワンコイン以下で満足できるパフォーマンスは貴重ですね。

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※スマホで撮影
※『名物万代そば』新潟県新潟市中央区万代1-6-1 バスセンタービル1F 1月1.・2日休

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甲府『山亭』久留米ラーメン

ぶらりと旅した甲府での昼食。
ご当地ラーメンを食べたいと思って甲府駅周辺を探しましたが、それらしき店は見つかりません。
考えてみると、甲府にはご当地ラーメンなるものはないのかと…。
麺類といえば、“伝家のほうとう”ですもんね(笑)。

…ということで、とんこつラーメンなる看板を見つけ、ついふらりと入店。
甲府で久留米ラーメンというのも変だけど、空腹には勝てず。
妥協することにします。

注文はランチメニューの久留米ラーメンとご飯のセット(800円)。
カロリー過多も考えず、やわらかチャーシュー丼のセットで。

さて、ラーメンですが、
とんこつ特有の粘り気と臭みがなんとも言えず旨いですね。
麺の茹で加減はふつうをチョイスしましたが、固めでもよかったかも。
チャーシュー丼はマヨネーズまでかかって、カロリー気にせず食ってくれ!!…という感じ(笑)。

年を忘れて、ガツガツ、ワッセ、ワッセと一気食い。

空腹には勝てませんでした。

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※スマホで撮影
※『山亭 甲府駅前店 』山梨県甲府市丸の内2-29-5 無休

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