気温が20度を超えた昨日、久しぶりに町歩きをしてきました。 訪ねたところは、愛知県西部のレトロな町並みが残る蟹江町。 狭い路地が迷路のように張り巡らされた町を歩くと、重厚な黒土蔵がある家屋が並んだ一角へ。 都心の名古屋に近い一角に、こうした町並みが残っていたことに驚きです。 汗ばむほどの晴天の中、コロナ禍を忘れて町歩きに酔った一日でした。    ※愛知県蟹江町 メインサイト『 琺瑯看板探検隊が行く』もどうぞご覧ください★ ↓♪ 良かったらポチッとお願いします ♪  
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人と接触せずに静かな旧街道を歩くウォーキングを、コロナの感染リスクと足腰を鍛えて免疫力を高めるのにも一石二鳥かな…という勝手な解釈で、楽しんでいます。 もっとも、こんなささやかな楽しみも、今後の展開で外出禁止令なんぞ出されたらそれさえ叶わない状態になりますが。 岐阜県土岐市を東西に貫く下街道は名古屋城下と中山道を結ぶ脇街道として栄え、 江戸時代から多くの旅人の往来があったようです。 土岐市にある高山宿は下街道十五里二日の行程の中間地点にあったため馬継所、宿場町 として繁栄し、この宿場を中心に城跡や神社、石仏などが残っています。 これらの遺物を見学しながらのんびりと歩くのは、トレーニングのようなウォーキングと違って心のゆとりも生まれますね。 何よりも、新たな発見があることが楽しいです。 まだまだ知らないところはたくさんありますが、こうした忘れられたようなローカルな旧街道を歩いてみると、歴史の重みもそうですが、地元の良さを改めて気づかされます。 ずらりと石仏が並んだ『穴弘法』は、メジャーになれば人が呼べるパワースポット、観光スポットになるかと思われますが、人の姿を見ることもなく見学できました。 また、織田信長と武田信玄・勝頼によって激しい領土争いが繰り広げられたという高山城址には、土岐市の町が一望できる広い頂に立っても一組の家族連れを除いて誰もいませんでした。 約25キロの行程を二日に分けて歩いた下街道ですが、思惑通り、人と接触することもなく、静かなウォーキングができたと思います。             ※スマホで撮影 岐阜県土岐市 メインサイト『 琺瑯看板探検隊が行く』もどうぞご覧ください★ ↓♪ 良かったらポチッとお願いします ♪  
岐阜県土岐市曽木町にある中馬街道を歩いてきました。 中馬街道は、江戸時代前期に信州伊那谷の農民が農閑期に自分の馬や牛で荷物を運ぶ賃稼ぎを行っていたという旧街道です。 街道は名古屋から瀬戸を経て土岐市を通り信州伊那谷に続いていますが、土岐市曽木町には今でも馬頭観音をはじめ多くの石仏や道祖神が残っています。 土岐市役所が出している中馬街道の散策マップをダウンロードし、約8キロのコースを歩きましたが、コースは旧街道の面影が残る杉林や竹林の中を歩く場面もあり、マップに記された石仏や道祖神を番号順に訪ねていく楽しいウォーキングになりました。 中馬街道については今月初めに“中馬のお雛さん”が催されていた愛知県足助町を歩いてみましたが、県境を越えた土岐市の山中にも同じ街道が通っていることに驚きました。 …と同時に、自宅からすぐ近くにあることを知らなかった無知な自分にも赤面です。 先日訪ねた明智光秀ゆかりの妻木城といい、いずれも自宅からクルマで20分圏内でした。 今住んでいる地に引っ越して25年になりますが、これまでは単なるベットタウンとしか見てませんでしたが、知れば知るほど歴史の重みを感じずにはいられません。 退職してからの時間を、これからも地元に目を向けることに使っていこうと思います。             ※スマホで撮影 岐阜県土岐市 メインサイト『 琺瑯看板探検隊が行く』もどうぞご覧ください★ ↓♪ 良かったらポチッとお願いします ♪  
スペインから遊びに来た姪夫婦を誘って、長野県の妻籠宿に行ってきました。 スペイン人の彼には、古びた木造建築が軒を連ねる中仙道の町並みに驚いたようで、 カタコトの日本語で「ウツクシイ」を連発していました。 36度の猛暑のこの日、汗びっしょりになって街道歩きを楽しみ、 彼にとってこれも初体験になったかき氷とトコロテンを食べて帰路につきました。        ※スマホで撮影 長野県妻籠宿 メインサイト「 琺瑯看板探検隊が行く」もどうぞご覧ください★ ↓♪ 良かったらポチッとお願いします ♪  
不意に思い立って、奈良県桜井市にホーロー看板探しに出かけた。 近鉄名古屋駅から急行を乗り継ぎ2時間半。 雨の桜井駅に下り立った。 桜井市内に残るホーロー製の町名看板を撮りながら、 古い町並みが残る旧初瀬街道の8キロのウォーキングにチャレンジ。 傘を差して歩くが、雨は強くなったり弱くなったりを繰り返し、 靴の中にも沁みこんでしまった。 桜井駅の周辺はシャッターが下りた商店街が続くが、 途中にコンビにもなく、空腹状態で駅に戻った。 名古屋方面の乗り継ぎ急行電車が一時間に一本しかなく、 結局、何も食べずに名古屋まで車中の人となった。   ※素敵な路地を見つけた…奈良県桜井市本町あたり
名古屋駅から歩いてほんの10分くらいのところに、レトロな町並みがある。 僕が勤める会社からでも5分くらいで行ける距離だ。 なんでも、戦災で残った町らしく、白壁の蔵がずらりと並ぶ様子は、知る人ぞ知るスポットのようだ。 一本ずれた道には、両脇にレトロな商店が軒を連ねる下町の匂いがする界隈もあった。 この町の存在は以前から知っていたが、今日、会社帰りに思い切って道草してみたのだ。 ちょっと暑かったけど、懐かしさを感じる、それでいてぐっと癒された気分だった。    ※写真はいずれも名古屋市西区那古野町
秋田から遊びにきた叔父さんを案内して、木曽路を訪ねた。 気温6度。 山の中だけあってさすがに空気は冷たく、鼻の頭も凍りそう。 妻籠の町並みをぶらぶらと歩くと、大きな渋柿が軒下にいくつも下がっていた。 鮮やかな柿色が晩秋の中に溶け込み、思わずじっと見つめてしまった。 このところの仕事で疲れた心が、ゆっくりと素直になっていくのを感じた。 
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