ネタ切れの閑話休題です。 『日本百名山』や『日本百名城』、『日本の棚田百選』…など、世に100のリスト、ランキングのカテゴリは多いです。 最近購入した本に、『日本百名道』(須藤英一著)というのがあります。 著者曰く、これは全国に散らばる宝石のように美しい道100選を拾い集めたという本です。 私は道に関してはそもそも興味もなかったんですが、この本をパラパラめくっていると思った以上に走っている・訪ねていることに気づきました。 退屈しのぎの企画ですが、これまでに走った・訪ねた道をリストアップしてみました。(★で表示)  1 知床横断道路 (北海道)★ 2 道道106号線 サロベツ原野 (北海道)★ 3 国道243号線 美幌峠 (北海道) ★ 4 十和田ゴールドライン (青森県)★ 5 八幡平アスピーテライン (岩手県) ★ 6 磐梯吾妻スカイライン (福島県) 7 西伊豆スカイライン (静岡県)★ 8 ビーナスライン (長野県)★ 9 志賀草津道路 (群馬県・長野県)★ 10 乗鞍スカイライン (岐阜県)★ 11 高野竜神スカイライン (和歌山県・奈良県)★ 12 信貴生駒スカイライン (大阪府・奈良県) 13 大山環状道路 (鳥取県・岡山県)★ 14 国道381号線 四万十川 (高知県) 15 阿蘇登山道路 (熊本県)★ 16 阿寒横断道路 (北海道)★ 17 大雪国道 (北海道)★ 18 黄金道路 (北海道) ★ 19 宗谷国道 (北海道)★ 20 海峡ライン (青森県) 21 龍泊ライン (青森県) 階段国道 22 大間越街道 (秋田県・青森県)★ 23 奥入瀬瀑布街道 (青森県)★ 24 寒風山なまはげライン (秋田県)★ 25 鳥海ブルーライン (秋田県・山形県)★ 26 奥多只見シルバーライン (新潟県)★ 27 妙義山道路 (群馬県) 28 霧降高原道路 (栃木県) 29 富士スバルライン (山梨県)★ 30 伊豆スカイライン (静岡県)★ 31 乗鞍エコーライン (長野県)★ 32 飛騨合掌ライン (岐阜県・富山県) ★ 33 美ヶ原高原道路 (長野県) ★ 34 三方五湖レインボーライン (福井県) ★ 35 パールロード (三重県)★ 36 大台ヶ原ドライブウェイ (奈良県)★ 37 比叡山ドライブウェイ (滋賀県)★ 38 但馬コースタル街道 (兵庫県) ★ 39 四国カルスト公園縦断線 (高知県・愛媛県) 40 足摺サニーロード (高知県) ★ 41 佐田岬メロディーライン (愛媛県) ★ 42 湯布院~別府 湯けむりの道 (大分県) ★ 43 やまなみハイウェイ (大分県・熊本県)★ 44 阿蘇ミルクロード (熊本県) ★ 45 えびのスカイライン (宮崎県・鹿児島県) ★ 46 野付風連公園線 (北海道) ★ 47 厚岸浜中線 (北海道)★ 48 積丹半島カブトライン&セタカムイライン (北海道) 49 ニセコパノラマライン (北海道) ★ 50 津軽岩木スカイライン (青森県) 51 八幡平樹海ライン (岩手県) ★ 52 月山道路 (山形県) ★ 53 蔵王エコーライン (山形県) ★ 54 磐梯吾妻レークライン (福島県) ★ 55 鬼押ハイウェー (群馬県) 56 金精道路 (栃木県) ★ 57 富士山スカイライン (静岡県) ★ 58 箱根、芦ノ湖スカイライン (静岡県) ★ 59 戸隠バードライン (長野県) ★ 60 野麦街道 (長野県・岐阜県)★ 61 白山スーパー林道 (石川県・岐阜県) ★ 62 なぎさドライブウェイ (石川県)★ 63 せせらぎ街道 (岐阜県) ★ 64 奥琵琶湖パークウェイ (滋賀県) ★ 65 伊吹山ドラブウェイ (滋賀県・岐阜県) ★ 66 伊勢志摩スカイライン (三重県)★ 67 六甲山、明石神戸宝塚線 (兵庫県) 68 鷲羽山スカイライン (岡山県) 69 秋吉台道路 (山口県) ★ 70 横浪黒潮ライン (高知県) 71 西海道路 (愛媛県) 72 天草パールライン (長崎県) ★ 73 日南フェニックスロード (宮崎県) 74 佐田岬ロードパーク (鹿児島県) 75 大雪国道、層雲峡 (北海道) ★ 76 西吾妻スカイバレー (山形県・福島県) ★ 77 磐梯山ゴールドライン (福島県) ★ 78 那須甲子道路 (栃木県) 79 ボルケーノハイウェイ (栃木県) 80 万座ハイウェー (群馬県)★ 81 筑波スカイライン (茨城県) 82 国道299号線、麦草峠 (長野県) ★ 83 奥志賀林道 (長野県) ★ 84 上高地乗鞍林道 (長野県) ★ 85 茶臼山高原道路 (愛知県) ★ 86 三ヶ根山スカイライン (愛知県) ★ 87 嵐山高雄パークウェイ (京都府) ★ 88 奈良奥山ドライブウェイ (奈良県) 89 岡山ブルーライン (岡山県) ★ 90 五色台スカイライン (香川県) 91 祖谷渓道路 (徳島県) ★ 92 龍河洞スカイライン (高知県) 93 石鎚スカイライン (愛媛県) 94 神話街道、高千穂峡 (宮崎県) 95 県道28号線、俵山峠 (熊本県) 96 県道149号線、九十九島 (長崎県) 97 仁田峠環状道路 (長崎県) 98 霧島バードライン (宮崎県・鹿児島県) ★ 99 指宿スカイライン (鹿児島県) ★ 100 桜島溶岩道路 (鹿児島県) 数えてみたら、なんと72本を走っていました。 これまでまったく意識をしていませんでしたが、日本全国の旅を続けてきた中で知らず知らずに走ってきたんだと思います。 さて、100のリストを数えていたら沖縄県がまったくないのに気づきました。 …と思ったら、巻末に【特別編・島の道】として、石垣島の国道390号線が紹介されていた。 サンゴ礁で有名な白保海岸があるこの道、もちろん、走っています。 さて、さて、これまで走った道の中で、私にとってのベスト3を貼っておきます。 【1位 黄金道路/北海道】 襟裳岬から広尾に向かう海岸線を走る道路です。断崖絶壁を抜けるスリルある道です。  【2位 道道106号線 サロベツ原野/ 北海道】 言わずもがな、北海道を代表する秘境の道。海上に浮かぶ利尻山をずっと見ながら走ります。  【3位 阿蘇登山道路/熊本県】 世界一のカルデラを駆ける雲上の道です。  この企画、写真に残していない道もたくさんありますが、まだまだ続きいけそうですね。 メインサイト『 琺瑯看板探検隊が行く』もどうぞご覧ください★ ↓♪ 良かったらポチッとお願いします ♪  
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南部熊鈴を求めて、岩手県盛岡市の塩釜馬具店を訪ねました。 地元のお祭りである『チャグチャグ馬コ』で使う馬具や革製品を製造販売しています。 大正11年創業。現在の店主は三代目ということです。 熊鈴は登山や沢登り、山菜採りのときにザックやベルトに付けるクマよけの鈴。 長年、沢登りをやってきましたが、熊鈴というものを初めて知りました。 鈴は一個から三個までありますが、けっこう重いので二個(3400円)がちょうど良い感じです。 鈴の音は重厚でよく響きますが、熊にも十分効果がありそうです…といいながら、これまで熊に遭ったことはありません(笑)。 この日は店主のお嬢さんから一通りの説明を聞き、買わずに店を出ました。 次回立ち寄ったときに、東北の土産として手に入れたいと思います。 さて、区画整理によって移転リニュアルされたお店の柱に『愛馬印保革油』のホーロー看板が貼られていました。 お嬢さんいわく、生まれた時からあった看板だということ。 移転に際して捨てようかと思ったということでしたが、貴重な看板なのでぜひ残して欲しいと伝えました。 ホーロー看板探しの旅を10数年続けていますが、初めて見た看板でした。    ※『塩釜馬具店』岩手県盛岡市大沢川原2-2-32 日休 メインサイト「 琺瑯看板探検隊が行く」もどうぞご覧ください★ ↓♪ 良かったらポチッとお願いします ♪  
本日、札幌から帰還しました。 本来なら昨日の午後の便で釧路から帰る予定でしたが、予期せぬ大雪に阻まれ、スケジュールがぐじゃくじゃに。 15時5分発の釧路空港から新千歳空港の便が欠航したことが事の始まりです。 釧路から高速バスで札幌に出て、仙台便の最終に間に合わせることも考えましたが、バスは満席でアウト。 結局、札幌でもう一泊することにし、北見に帰るという同僚のクルマに便乗させてもらい、3時間半かけて北見へ。 北見駅から旭川を経由する特急オホーツクに乗車、5時間かけて23時過ぎにヘロヘロになって札幌のホテルに着きました。 そして本日6時半、降りしきる雪の中を札幌から新千歳空港へ。 滑走路の除雪のため25分遅れとなった、7時50分の仙台便に乗ることができました。 帰宅してからネットを確認すると、私が乗った便以降の全てが大雪の影響で欠航となったことを知りました。 まさに綱渡りの2日間でした。         ※スマホで撮影 ※画像上から…雪が降る前の釧路駅/あっという間に雪の中の釧路市内。釧路川風景/旧国鉄相生線北見相生駅(廃線)/道の駅あいおい(津別町)の名物クマヤキ。あんこがぎっしり詰まって、美味しい150円/JR北見駅で。18時8分、札幌行特急オホーツク入線 メインサイト「 琺瑯看板探検隊が行く」もどうぞご覧ください★ ↓♪ 良かったらポチッとお願いします ♪  
ブログを書いていたら、部屋が揺れ始めました。 東北地方で震度3の地震です。 熊本地震から一週間、日本列島はいったいどうなってしまったのだろうと思います。 さて、気を取り直して… 靖国神社に保存されている蒸気機関車です。 戦前の1936年に製造され、石川県七尾機関区を走行。 その後、戦時中に南方に徴用され、タイで活躍していたというこです。 戦後はタイ国有鉄道でそのまま使用されていたが、1977年に引退し、1979年に日本に返還されました。 黒光りする重厚な車体はさすがに機関車です。 目の当たりにすると、その緻密さと重量感に圧倒されました。         ※撮影/Canon EOS60D EF-S18-135mm F3.5-5.6IS メインサイト「 琺瑯看板探検隊が行く」もどうぞご覧ください★ ↓♪ 良かったらポチッとお願いします ♪  
さすがに東京ですね。 世の中は広いです。 こんな風景を見れて、56年生きていた甲斐がありました(笑)。  ※スマホで撮影 2015年9月16日 東京 月島 メインサイト「 琺瑯看板探検隊が行く」もどうぞご覧ください★ ↓♪ 良かったらポチッとお願いします ♪  
帯広駅で出会った車輌です。 旧国鉄色に塗装された『キハ40 1794』。 釧路支社には3輌あるそうですが、このタラコ色はノスタルジーを感じますね。 ホームで見つけて、「おおっ」と唸ってしまいました。      ※スマホで撮影 2015年3月13日 JR帯広駅 メインサイト「 琺瑯看板探検隊が行く」もどうぞご覧ください★ ↓♪ 良かったらポチッとお願いします ♪  
法事でカミさんの実家がある飛騨高山に行ってきた。 帰路にホーロー看板の撮影に立ち寄ったJR焼石駅で、偶然見かけたのがボンネットバス。 あまりの懐かしさに、思わずシャッターを押してしまった。 帰宅してから調べてみると、濃飛バスには二台のボンネットバスがあることが分かった。 僕が撮影したバスは昭和33年製のいすゞBXD30というタイプのようだ。 いつかチャンスがあれば乗りたいものだが、それにしても懐かしいねぇ。
ふぅぅぅぅぅ~~ ようやく帰ってきたぞ。。。やっと一息ついたわ。。。 先週から7日間の長期出張ロードに出てたのだ。 名古屋→福岡→熊本→名古屋→東京→金沢→名古屋…と、飛行機を乗り継ぐ旅だった。 久々に飛行機に乗ったけど、それにしてもサービスが悪くなったな。 飲み物も出ないし、エアコンの温度も高い。 汗だくの、がまん大会だった(笑)。 熊本ではレンタカーを借りて、気ままに走ってみた。 忘れないように、気に入った風景でも貼っておこぉっと。    ※写真上から…田園風景が広がる熊本県人吉市郊外/肥薩おれんじ鉄道…熊本県水俣市で/通潤橋…熊本県山都町
「よく、ひとりで行くなぁ」…と、同僚や友人からよく言われるが、 一人旅が好きなんで、仕方がない。 ひとりになって人生を見つめたいとか、別段、人嫌いな訳でもない。 好きなもんはしょうがない。余計なお世話ということでしょうか(笑)。 青森県のつがる市を走っていたら、亀ヶ岡という集落を通った。 かの有名な土偶が出土したという、亀ヶ岡遺跡がある場所である。 何でも、畑の中から出てきたらしいが、遺跡の広場に立つ、石造のレプリカを見たら、 「こりゃあ、宇宙人だわな」…と、ひとりつぶやいてしまった。 一人旅をしていて思わず苦笑するのはこんなときで、つい洩らした、独り言に気づいたときでしょうか(笑)。
連休後半に旅に出ることにしました。 青森を目指す、片道1500キロの旅です。 目的はホーロー看板探しと、秋田の田舎に寄っての墓参りでしょうか。 受験生の娘を放っておくわけにもいかず、カミさんは留守番。 結局、ひとり旅となりました。 “中年は北を目指す”…何のことだかわかりませんが(笑)、北の町は自分にとってのマイブーム。 想っただけでも心が騒ぎます。 6日間の完全野宿の北の旅、どうなることやら。
「うちは築100年経ってますんで、天井が低いんで、頭ぶつけないようにしてくださいね~」 ガタ、ビシ、ギィと音が鳴る、黒光りする廊下を歩きながら、部屋を案内する旅館の女将さんに言われた。 この週末に、三重県伊賀上野にある旅館に泊まったときのひとコマである。 築100年の旅館は、まさに『男はつらいよ』の寅さんシリーズに出てくるようなパフォーマンスだった。 いわゆる駅前旅館というのだろうか。素泊まりで4000円の価格もさることながら、どこかに懐かしい味が漂っているような、なんとも言われぬ情緒を感じた。 でも、部屋は暗く陰気臭いし(元は仏間だったか)、もちろんエアコンなどなく、ストーブ。テレビはチャンネル式(凄い!)、二階だというのにトイレは水洗ではなく、直下型のボットン式だった(最高!)。 快適さを追求すればキリが無いが、考えてみれば、「寝るだけでいいや」なんて思っている僕なんで、こうした宿に泊まることも、また楽しいわけです。 その日の同宿に、工事の仕事で連泊されているおじさん3人がいた(僕もおじさんだけど)。 礼儀正しき人たちで、こうした宿に泊まるのは慣れているのだろうか、風呂場で一緒になったときも、「お先に」と声を掛けられたし、音が筒抜けの隣の部屋での酒盛りは、午後9時には終わった。そして、ヒソヒソ声が聞こえたと思ったら、朝は5時から出かけていった。 ホテルでは考えられないような、隣人に対する気遣いが生きていた。 こうした旅館も少しづつ減っていってるようだが、旅好きな人は、寅さんが生きた時代を体現するのも良いかと思う。 ちなみにこの旅館、風呂場の入口に「女性入浴時間は○時~○時まで」とあった。 女性も泊まるのだろうか。ちょっと勇気がいるかもなぁ…。
ようやく自宅に帰ってきた。 この2週間、出張三昧だった。期末になると何かと忙しくなるようで、平日の新幹線も時間帯に関わらず、けっこう混んでいる。 今朝は、金沢駅前のホテルを後にしたのだが、駅のホームまで行って、部屋にワイシャツを忘れたことに気づいた。 電車の時間まで10分ほどあったので、ホテルに戻って回収してきた。 僕は年間50泊程度、出張でホテルに泊まる。 それに、おっちょこちょいなので、よく忘れものをする。 思い浮かべてみると、忘れもので多いのは、 ①アトマイザーに入れた整髪料(寝ぐせなおし) ②冷蔵庫に入れたまま忘れてしまった、コンビニで買ったビール、ヨーグルト、野菜ジュース、水など。 ③ワイシャツ ④靴下 ⑤充電したまま忘れた電気かみそり ⑥傘 ⑥文庫本 …こんなところでしょうか。 よく忘れるるので、チェックをしてから部屋を出ることにしているけど、それでも、①や②は忘れることが多い。 ①のアトマイザーは、洗面所に置き忘れるのがしょっちゅうで、そのたびにカミさんがぶつぶつ言いながら、100円ショップで仕入れてくる。 ②の冷蔵庫の忘れ物は、忘れるたびに、損した気分になる。酔っ払ってホテルに帰ってきて、冷蔵庫に入れても、朝になるとすっかり忘れてしまうからどうしようもない。 月に何度か泊まるホテルでは、次回行くときまで預かってもらったこともある。気の利いたホテルだと、ビールをキンキンに冷やして手渡されたこともあった。 ③のワイシャツもこれまで5~6回忘れている。これは後から確実に気づくので、ホテルから送り返してもらう。対応はまちまちだが、クリーニングしてプレスしたシャツを元払いで宅急便で送ってくれた親切なホテルもあった。反面、汚れたシャツをそのまま茶封筒に入れ、着払いで送り返してきたホテルもある。大抵は、クリーニングしてくれて、着払いのパターンだ。 さて、これまで一番大きな忘れ物としては、スーツの上着かな。夏だったので、クローゼットに上着をかけたまま、チャックアウトしたことがあった。このときは、次回の出張までフロントに保管してもらった。 …とまぁ、ここまで書いてたら、面倒くさくなってきた(笑)。 ホテルばかりではなく、普段から忘れものが多いんですね。 それに気づいたからでしょうか(笑)。
昨夜遅くに四国→中国のひとり旅から戻った。 走行距離2000キロはきつかった~。 出発前にツーリング用テントをクルマに積み込んで、「完全野宿じゃ~」といきまいたことはよかったが、いやはや歳には勝てぬ(汗)。 とはいえ、いきあたりばったりの旅に出れば、毎日どこで寝ようか、どうやって寝ようか…と思うのは心情。 最も、山登りをしていたつい最近までは、そんなこと悩むこともなく、「雨露がしのげればいいや」といういたって楽観的に、公園のベンチや田舎のバス停、学校や役場の駐車場、無人駅やそれこそ橋の下まで、どこでも寝袋を広げていた。 しかし、やはり軟弱になったんだろうなぁ。サバイバルの精神から離れてしまった今では、夜が来るのが怖くなった(笑)。 宿も決めないいきあたりばったりのスリルを味わうゆとりがなくなった。 さて、そんな軟弱オヤジの一人旅の初日は、高速のSAで車中泊。エンジンを切ってトランクルームで横になったことはいいが、あっという間に滝のような汗が…。 燃料をケチって、エアコンをつけなかったので、明け方までほとんど寝られなかった。 2日目にはどっと疲れて、早くも高松市の場末のビジネスホテルに投宿(1泊3600円)。年代物のクーラーの調子が悪く、「強」にしても生暖かい風が…その上、ガーガーピーピーとやかましい。頭にきてフロントに文句をいうが、代えてもらった部屋も同じ状況だった。 カネをケチったのがいけなかった。 2日続きの寝不足の頭を抱え、瀬戸大橋を渡って四国を後にした。 3日目の山口県徳山では新幹線駅前のホテル泊(東横イン5040円)。清潔で快適な部屋でようやく熟睡ができた。 最終日は島根県津和野のキャンプ場。標高が低いためか、暑くて暑くて、そのうえ蚊の集中攻撃に。持ってきた蚊取り線香はしっけっていて火がつかない。 しかし現金なもので、蒸し風呂のようなテントの中でビール2本を飲んだら、あっという間に熟睡してしまった。 山登りをしていたころは年間に50~60泊程度はテント泊をしていたが、えらそうなことを言っても、軟弱になったお父っつぁんの一人旅とはこんなもんである。 家の近所に公園で生活をしているホームレスのお婆さんがいるが、この人は夏でも冬でも年中、東屋(あずまや)で寝ている。 ちょっとぐらい暑いだの、蚊がいるだのとほざいている軟弱オヤジのわたくしは、快適で楽な環境に順応しすぎてしまった。 もうすでに“野生”には戻れないだろなぁ。うーん、情けない(笑)。  ※写真は香川県丸亀市で。台風一過の早朝、一日の始まりに感謝をこめて、向日葵とともに朝日に向かっておじぎをしました(笑)。
旅先で書いてます。 ちょっとばかし、厳しいロードです。 そして、ちょっとばかし、ナーバスです(笑)。 九州から帰ってきて、金沢→静岡→東京→浜松→そして今週から再び浜松→東京と週末を自宅で過ごす以外は出張三昧に陥っている。 ホテルのロビー備え付けのパソコンでこのブログを見てても、夜ごと酒びたりのぼやけた頭には、何を書いて良いのかさっぱり思い浮かばない。 喧騒でごったがえす新宿辺りにいると、田舎にある静かな我が家がいやでも思い浮かぶ。今頃はコオロギの声が涼やかに聴こえてくるのだろうか、なんて思ってみたり。 …しばらくはこんな状態が続きそうで、疲れた身体に鞭打って、週末のホーロー看板探しをする気にもなれず、まぁ、「なるように、なるさ」なんて、心境です(笑)。 そういえば、出張三昧の恩恵かなぁ。いつになく本がよく読めている。最近では、『トワイライト』(重松清 文春文庫)がよかった。1970年代を懐かしむ、同世代の“昭和小僧”にはおススメです。折を見て、読書感想なんぞ書いてみたいと思います。
とりあえず一週間連続で、夕食後のトレーニングをした。 毎日5キロ歩いているので、ちょうど35キロ歩いたことになる。 しかし、その成果は今のところまったく無く、体重は一週間前と変わっていない(笑)。 これだけ汗かいて、絞っているはずなのに、なんでやろう? 明日から九州へ遠征するので、太って帰ってくることになるかもしれない。ビールも飲んじゃうんだろなぁ。ラーメンも食っちゃうんだろなぁ。。。意思が弱いんだよなぁ(笑)。 それよりも気になるのは台風の動き。どうやら九州はコースから外れているようなので、何とかなりそうだが、暴風圏内の皆様は大変ですね。お気をつけて。
夏休みに九州に行くことにした。 目的はホーロー看板探しである。今回はカミさんと二人ということもあり、観光もプランに組み込んでの旅となるので、ガイドブックを見ながら、あれこれと計画を練っている。 1人なら車中泊かテント泊だけど、今回はそうはいかない。でもって、ネットでホテルの宿泊予約を入れているのだが、提供先によって同じ宿の同じ宿泊プランでも価格がけっこう違うことに気づいた(今更だけど・笑)。 たとえば、楽天トラベルとじゃらんでも微妙に違う。 また、レンタカー会社によっては同じ条件にも関わらず、見積もりをすると3000円程度違ったりする。 正直言って、こうしたことには無頓着だったこともあり、驚いている。いろんな情報を集めて、天秤にかけて、一番格安で決めることも、旅上手というのだろうか。 ちなみに、新幹線の名古屋~小倉往復の「早特切符」ですが、本日、めでたく確保しました。通常料金だと往復で約36000円ですが、早特切符の場合は25000円です。なんと11000円も安い。 ちなみに高速バスで名古屋~小倉間は往復11600円ですから、これが一番安く行く方法となるようですが…。でも11時間もバスに乗っているのは、お尻に不安がある者にとっては、けっこうつらいもんがありますなぁ(笑)。
1泊2日で琺瑯看板を探す旅に行ってきた。 京都から兵庫県北部を回って丹後半島への850キロの旅である。土曜日は雨にやられたこともあり、車中泊をすんなり諦め、福知山市内のビジネスホテルに投宿した。 なんと4200円!思わず「安い!」とつぶやいた。 しかし、されど4200円だった(笑)。 ①4階建てというのにエレベーターがなかった。(僕の部屋は3階) ②部屋にトイレ、風呂がない。 ③大浴場というのに、2人しか入れない。しかも湯がぬるく、汚い。 ④部屋の設備はないないづくしだ!→浴衣、洗面道具、ドライヤー、ポット、お茶セット、冷蔵庫、ティッシュ、モーニングコール、目覚まし時計…(聖書はあったぞ・笑) ⑤窓が開かない!(真っ暗のまま) ⑥机は事務用の灰色のスチール机←最高!スタンドライトは勉強用のやつ。 ⑦ドアのすきまから廊下の明かりが漏れている。 ⑧エアコンが壊れており、一晩中ガーガーいっている。 ⑨壁紙ははがれ、タバコ臭くて仕方がない ⑩隣の部屋の音がまる聞こえ …最高のビンゴである(笑)。これまでも4000円程度の安いホテルには何度も泊まっているが、これは問題外。4200円はちょっと高いと思ってしまった。 部屋に入ってからしばらくの間ショック状態だったが、ビール飲んで14インチのテレビを観ていたら、悲しいかな“住めば都”の気持ちになってきた(笑)。 そのうち、もっとひどいホテルに泊まってみたいという、嗜虐的な気持ちになってしまった(笑)。
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