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東海道徒歩の旅8 清水~静岡

166㎞を歩いた東海道の旅を終え、昨日、帰宅しました。
雨に祟られた一週間でしたが、最終日の昨日は梅雨の中休みの晴天。
たった半日で日焼けして真っ黒になりました。
では、7日目のレポです。

旅に出てから7日目。
今日が最終日である。
府中宿(静岡)でいったん中断して、来週からの北海道の歩き旅のスタートに備えることにする。
この続きは秋にでも再開しようと思う。

清水から静岡までは11㎞の行程なので、急ぐこともなく午前8時過ぎに出発。
スクールゾーンの緑のラインには要所要所に【東海道】のロゴと松のイラストがあり、迷うことなく歩くことができる。
草薙一里塚を過ぎると新幹線とJRを跨いで国道1号線へ。

アスファルトの照り返しと、蒸し暑さに辟易しながら歩く。
ペットボトルの水を朝から2本消費。
さすがに炎天下の歩きは堪える。

箱根越えでは雨に打たれ寒い思いをしたのに、一転して今度は暑さにめげている。
自分勝手この上ない。

静鉄の古庄駅から長沼駅間には一里塚跡があるが、どうやら国道沿いにあったようだ。
北側に走る旧道を歩いて気づかなかった。

静岡駅が近づくとにわかに人通りが多くなり、10時30分に駅に到着。
わずか11㎞歩いただけなので物足らなくもあるが、次回再開することを考えてここで打ち止めとした。

時間もたっぷりあるので、静岡市内でホーロー看板を探すことにし、駿府城址や浅間神社に立ち寄ったりして6㎞ほど道草して静岡駅に戻った。

今回の旅は、日本縦断歩き旅の最終章となる北海道苫小牧~宗谷岬までの400㎞の旅の前哨戦として臨んだが、振り返ってみると十分な手ごたえを得ることができたチャレンジに仕上がったと思う。

何よりもコンスタントに歩けたし、シューズやマメ防止の保護クリームといった新兵器を試すこともできた。
長距離を歩くことの感覚も取り戻すことができた。

この経験を生かして、来週からの北海道の旅を楽しみたい。

■2022年6月18日 静岡県静岡市
■17816歩 11.03㎞
■晴れ

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※ホテルの窓から富士山が見えた

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※かわいい河童の像がある川を渡った

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※江尻宿の案内板。東海道の史跡はあまり残っていないようだ

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※追分羊羹の碑 今でも店は営業している

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※草薙一里塚跡。なぜか巨大なタヌキの焼き物が…

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※新幹線とJRの跨線橋を渡った

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※新静岡駅が近づき、静鉄の線路に沿って歩いた

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※本日のゴールJR静岡駅。166㎞歩いた旅が終わった

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東海道徒歩の旅7 吉原~清水

一昨日に痛めた右足の親指は、爪が紫色に変色し剥がれかけている。
一歩踏み出すたびにズキズキと痛む。
カットバンを貼り、テーピングをし、ロキソニンを飲んで出発。
旅に出てから毎日痛み止めの世話になっている。
その反面、6日目にしてマメができていないことが素晴らしい。
いつもならマメの痛みに苦しんでいるところだが、トレイルラン用のシューズと新兵器のマメ防止クリームの効果だろうか。
北海道の前哨戦として実験は成功したようだ。

吉原本町駅近くのホテルを8時にスタートし、富士市の目抜通りを進むが、市庁舎や市民公園、ホテル、ロゼシアターといった建造物は巨大で豪華。
儲かっている自治体のようだ。

松岡水神社に立ち寄り、参拝。ベンチに座って靴下を脱いで休憩していると、目の前を速足で歩く同志を発見。
私よりいくぶん年配とお見受けしたが、なかなか追いつけない。
私も足の速さには自信があるが、上には上がいる。
この人とは言葉を交わすことなく、抜きつ抜かれながら興津宿までその姿を確認できた。

それと、蒲原宿の手前で出会った一行。
なんと、着物に手甲、脚絆、笠を被り、足元は草鞋履きという江戸時代の格好そのもの。
女性も時代劇から飛び出てきたような旅姿だ。
ちんどん屋か何かのイベントかと思ったが、どうやら趣味で楽しんでいるグループのようだった。

蒲原宿は比較的古い建物が残っており、旧東海道ではいにしえの雰囲気を感じるところである。
日本橋から歩いてきた宿場のなかでも一番か。
もっとも、景観的には関宿や有松宿のほうがはるかに上だが。

由比宿に入ったところで、雨となった。
あっという間にラッキョウのような雨に代わり、民家の軒下を借りて雨具の上下を着た。
雨宿りも兼ねて、由比駅近くにあった旅館兼食堂に飛び込む。
由比は桜えびの町として有名で、かき揚げ定食に舌鼓を打った。
さて、ここからが今日のハイライトというべき旧東海道随一の景勝地、薩埵峠を越えるコースになるが、雨がこれでもかというくらい激しくなってきた。
甘夏やビワが実る峠の登り道は、流れてきた水が溢れ川のようになっている。
シューズの中は水浸しだ。
土砂崩れに巻き込まれる姿が一瞬、脳裏をよぎったが、それを振り払うように半ばやけくそでズブ濡れになって歩いた。

峠から遊歩道となった旧東海道は山の斜面をトラバースしていくが、まさかの通行止めに阻まれてしまった。
興津に出る最短のルートが、東名高速に沿って大きく迂回する羽目になり、2㎞ほど余分に歩くことになった。
興津川を渡り興津駅に出ると、激しかった雨もようやく小降りに代わり、清水までの4㎞を黙々と歩いた。

15時45分、買い出しを済ませて予約したホテルに到着。
しかし、チェックインで30分待ちの行列に並ぶことに。
清水エスパルスの試合があるという。

雨に打たれ、敗残兵のごとく疲れた体に、辛い仕打ちだった。

◼️2022年6月18日 静岡県富士市~静岡市清水区
◼️43080歩 28.00㎞
◼️曇りのち雨
◼️東横イン清水駅前

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※吉原宿の案内図。どう見ても分かりにくい案内だった。

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※富士山の町、富士市のモニュメント

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※富士川の畔に建つ水神社。

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※富士川を渡ると、この旅初めての富士山が見えた。

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※岩渕の一里塚。

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※蒲原宿

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※由比宿本陣。雨が降りだした。

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※桜えびの町、由比を歩く

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※桜えびとしらすのかき揚げ定食を食した

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※薩埵峠に向かう街道には古い町並みがあった

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※土砂降りの雨の中、薩埵峠に立った

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※峠からの旧東海道は通行止めになっていた

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※興津宿の案内板

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東海道徒歩の旅6 三島~吉原

昨日の箱根越えで、石畳につまずいて右足の親指の爪を痛めた。
右足のすねの痛みも残っているので、ロキソニンを飲み、テーピングをした。

三島大社からほど近い、旧東海道沿いにあるホテルを8時に出発。
朝の通勤風景が始まった旧東海道が通る県道145号線は、三島広小路駅を右手に西に向かって伸びていく。
満員電車に揺られたサラリーマンを辞めて2年が経ったが、いまだに仕事の夢を見る。
今は好きな歩き旅にうつつをぬかしているが、40年間の仕事の垢はなかなか落ちない。
因果なものだ。

一里塚を過ぎ沼津市内に入ると、東海道を逸れて千本松原に立ち寄った。
太平洋と松林、そして富士山のコラボ。
三拍子揃ったこれ以上ない贅沢な景観だが、あいにくの曇天とあって富士山は見えなかった。

旧東海道はJR東海道線に沿って続いていくが、片浜から田子の浦までは一里塚や本陣跡の碑が忘れたころに出てくるだけで、面白味もない道をひたすら歩くだけになった。
その上、いつものごとく飲食店がまったくない。
正午の時報と同時にようやく見つけた富士宮焼きそばの店に飛び込み、腹ごしらえすることができた。

店主の話では、この先も数㎞先にラーメン屋が一軒あるだけという。
更にこの店には砂漠のオアシスのごとく、多くの東海道歩きの同志が立ち寄るそうだ。
三島からだと1時半頃に来店する人が多いそうだが、「お客さんは足が速いね」と言われた。

店を出ると、天気が回復したのか晴れてきた。
気温も高いし、湿度が高い。
吹き出る汗を拭いながら歩く。

新幹線の高架を潜ると『左富士の碑』に出たが、本来ならどかーんと見える富士山はまったく見ることができなかった。
振り返って見ると、旅の初日に新横浜に向かう新幹線の車窓から見えただけである。
昨日の箱根越えもそうだが、富士山のまさに懐に飛び込むくらい近くにいるのに、その気配も感じない。
まぁ、日頃の行いが悪いからだろう。

炎天下の中、岳南鉄道の吉原本町駅を通過し、シャッターが下りているのが目立つ規模が大きいアーケード商店街を歩く。
UNYドンキーで晩ごはんの買い出しをして、予約したホテルに投宿。

午後からは蒸し暑い一日となったが、旅も5日目となると身体が慣れてきたのか、思った以上にリズミカルに歩くことができた。

◼️2022年6月17日 静岡県三島市~富士市
◼️40122歩 26.07㎞
◼️ホテル24in富士山
◼️曇り後晴れ

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※三島宿世古本陣跡

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※宝池寺内にある一里塚

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※黄瀬川を渡り、沼津市に入る

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※太平洋と千本松原

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※千本松原は遊歩道が整備されていた

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原宿の一里塚跡

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※富士宮焼きそばを食す

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※立圓寺の仁王像

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※吉原駅近くの運河

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※左富士の碑。富士山は今日も見えない

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※吉原本町から続くアーケード商店街

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東海道徒歩の旅5 箱根湯本~三島

小田原から小田急箱根登山鉄道に乗り込み、昨日ゴールした箱根湯本駅からスタート。
早朝の7時前とあって、温泉街には猫一匹いない。

旧東海道は箱根新道と平行した県道だが、意外にもクルマの往来は多く、歩道もないので神経を使う。
更に、道が勾配をあげるにつれ霧が濃くなり、小雨も降りだす始末。
予報では晴れて暑くなるとのことだったが、まったく外れている。

畑宿の集落から一里塚を見て、薄暗い旧街道に入った。
樹上から落ちてくる雨しずくでずぶ濡れになりながら、石畳を息を切らして登る。
シューズはぬかるみに何度もはまってどろどろだ。

江戸時代から創業している甘酒茶屋で休憩。
茅葺きの建物も年季が入っているが、店内は囲炉裏の煙が立ち込め、全身に臭いがついてしまった。

力餅を食べて腹ごしらえをしていると、女性の店員さんから道中安全祈願の御札と、芳名帳を差し出された。
なんでも、歩いて登ってきた人にサインをしてもらうのが店の慣わしという。
モロに個人情報だが、自治体名とフルネームでサインした。

いくぶん緩くなった坂道を登り、権現坂をどんどん下っていくと視界が開け、元箱根の町から芦ノ湖に出た。
いつの間にか小雨は上がり、曇りとなったがかなり寒い。
ゴアテックスの雨具の下は半袖シャツだが、とても脱ぐことはできない。
30度近くになるという予報はいったいどうなったんだろう。

杉並木を通過し、箱根の関所を抜けると箱根駅伝のモニュメントがあった。
湯本からここまで歩いてきて思ったが、ランナーたちの体力に驚かずにはいられなかった。

交通量が多い国道を歩き、11時30分に霧が立ち込めた箱根峠着。
湯本からの14㎞に4時間30分かかってしまった。

さて、ここからが三島まで延々と続く下りである。
旧街道は国道に沿って石畳の道となるが、昨年の台風で通行止めとなった区間を大きく迂回したりして歩いた。

三島側の旧街道は、三島市の中心部に入る東海道本線とぶつかるまで、ほぼ石畳の道が連続する。
初めは情緒があって良いと思っていたが、濡れた石は滑るし、不規則な石の高さに靴底を通して足が痛くなってくる。
復元作業の苦労を思うとまったく頭が下がるばかりだが、石畳より土の道のほうがはるかに歩きやすいのは間違いないだろう。

14時、ようやく石畳から解放され、三島の街をのんびりと歩き、三島大社に立ち寄った。
家内安全と生まれたばかりの初孫の健やかな成長を祈願し、ホテルに向かった。

富士山も見えないあいにくの天気となったが、今日のコースは旧東海道一番の白眉ともいえるコースには間違いない。
鬱蒼とした森の中、ひたすら歩く石畳をゲップが出るほど堪能できた。

何より、道中、誰にもすれ違うことなく静かな旅を楽しめたことに感謝したい。

◼️2022年6月16日 神奈川県箱根町~静岡県三島市
◼️44300歩 28.79㎞
◼️霧雨のち曇り
◼️セレクトイン三島

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※湯本の温泉街を歩く

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※県道をそれ、旧街道に入ると石畳になった

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※甘酒茶屋の力餅。道中安全の御札をもらった

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※石畳が連続する登りとなった

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※芦ノ湖に出た

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※今回の旅ではモンベルのトレイルランシューズを使用。履き心地も良いし、足の負担もなさそう。北海道の旅でも使えそうだ。

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※今回の新兵器。プロテクトJ1。ランナー愛用のマメ防止クリーム。過去、苦しんだマメは今のところできていない。

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※巨大な杉並木が続く。

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※箱根の関所を通り抜けた

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※箱根駅伝のモニュメントがあった

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※箱根峠。静岡県に入った

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※延々と続く石畳

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※山中城(日本百名城)に立ち寄った

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※三島市内に近づくと松並木となった

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※富士山は見えなかった

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※三島大社に参拝

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東海道徒歩の旅4 大磯~箱根湯本

昨日ゴールした大磯駅からスタート。
右脚のすねの痛みが治まらないので、ロキソニンを飲んでの出発となった。

二日続きの雨である。
梅雨の時期なのでしかたないが、雨に濡れて歩くことはモチベーションが下がるばかりで、楽しさを見いだせない。
一昨年の列島縦断の旅では5日間連続の雨にやられたので、それを思うと明日以降の回復が見えているだけましかもしれない。
ともあれ、今日も傘と雨具で歩きだした。

大磯は伊藤博文や吉田茂の別邸があった町としても知られており、開園時間ちょうどに吉田邸を見学。
なかでも贅をつくした日本庭園が素晴らしく、ちょうど食べ頃の熟した梅の実が転がっており、思わず拾いたくなった。
しかし、『梅の実は拾わないで下さい』の注意書が。
まぁ、しっかりしている。

旧東海道は国道1号線を行くが、歩道も広くて快適だ。
なんといっても身の安全が担保できるのが大きい。
縦断の旅や中山道歩きでは、歩道がない道や危険なトンネルを何度も経験したが、それを思うと天国である。
それこそ鼻歌交じりに歩ける快適さである。

しかし、それとは裏腹に飲食店が少なく、今日も店探しに苦労をした。
コンビニでは味気ないので、今回の旅では飲食店にこだわっているが、小田原駅に近づいたところでようやく発見。
『小田原タンメン』という野菜たっぷりの麺を食すことができた。

今が盛りの紫陽花や菖蒲が咲き乱れる小田原城に立ち寄った後、箱根湯本まで足を伸ばすことにした。
小田原から箱根峠を越えて三島までは“箱根八里”と呼ばれるだけあって、その距離は32㎞。

山越えの登りを考えると少しでも距離を減らしたい…と考えて、湯本までの4㎞を歩く。
まとわりつく霧のように降る雨の中を黙々と歩き、14時45分、箱根湯本駅到着。

ほんとうなら、温泉宿で一泊したいところだが、路銀も少ない旅人である。
小田原に戻って安宿の一夜を過ごすことになった。

◼️2022年6月15日 神奈川県大磯町~小田原市~箱根町
◼️33774歩 21.95㎞
◼️小雨
◼️ビジネスホテル伊勢 

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※吉田茂邸の日本庭園

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※小田原タンメン。野菜たっぷりで美味かった

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※小田原宿の一里塚

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※『小田原うさぎ』のどら焼を食した

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※小田原城の紫陽花と菖蒲

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※小田原城。初めて訪ねました

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※箱根湯本にゴール

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東海道徒歩の旅3 戸塚~大磯

昨日ゴールした戸塚駅からスタート。

通学時間帯に重なったのか、子供たちの群れに逆行しながら進む。
富塚八幡宮で旅の安全を祈って、緩い登り坂になった国道を歩いた。

原宿の一里塚を見て、だらだらと続く坂道を歩くが、改めて横浜が坂の街だと認識した。

雨は予報通りにきっちりと落ちてきたが、梅雨時特有のうっとうしい雨。
傘を差したり閉じたりしていたが、いつの間にか雨具と傘のフル装備になってしまった。

藤沢市に入ると、にわかに東海道を歩いているという実感がでてきた。
街をあげての宣伝もあって、交流館という東海道の案内所や案内板も、随所にあった。
史跡の多さやあるなしにもよるが、行政によっての温度差を感じた。

藤沢から茅ヶ崎間は松並木が続き、景観も素晴らしいが、それ以上に東海道を歩いていることを感じる。
中山道ではあまり見かけなかった松並木だが、道幅も広い東海道には似合っているように思う。

茅ヶ崎駅の近くで昼食。昨日に続いてサンマーメンにチャレンジしたかったが、見つけることができず、年甲斐もなく唐揚定食でガッツリいった。

雨に打たれながら相模川をわたり、平塚に入る。アーケードがある商店街を抜けると、本陣跡や高札場跡が出てきたが、いずれも案内板のみだった。
化粧坂というしゃれた名の松並木がある坂を登り、いっそう強くなった雨の中、大磯駅に到着。
本日のゴールとした。

大磯駅周辺には宿がないので、一駅戻った平塚駅前でホテルを確保。
一日中、雨にやられた2日目が終った。

◼️2022年6月14日 神奈川県横浜市~平塚市~大磯町
◼️38016歩  24.72㎞ 
◼️雨
◼️グランドホテル神奈中 平塚

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※戸塚から藤沢までは坂が連続した

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※東海道らしい松並木が続いた

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※平塚宿の脇本陣跡

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※化粧坂

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東海道徒歩の旅2 鶴見~戸塚

本日から東海道を歩き始めました。
今月末に迫った、北海道の徒歩旅のトレーニングを兼ねてです。

今回は5月に日本橋からスタートし、わずか一日でリタイアしてしまった鶴見から歩きます。

早朝自宅を出発し、新幹線とJRを乗り継ぎ、10時前に鶴見に到着。
天気は晴れ。
暑くなりそうだ。

一方通行の魚河岸通りを生麦駅に向かって歩くが、早くも汗だく。
予報では27度だが、体感温度はそれ以上だ。
キリンビールの工場のすぐ脇にある生麦事件の碑を見て、横浜駅に向かう。

神奈川宿の高札場を見逃すというヘマをやってしまったが、天王町駅あたりから展開する保土ヶ谷宿まではほぼ忠実に東海道を歩く。
しかし、午後を回ったのに飲食店が見つからない。
今日は横浜名物のサンマーメン一択狙いなのだ。
蕎麦屋やとんかつ屋は見つかるも、サンマーメンの店が見当たらない。
中華屋を見つけてもメニューにないではないか。
果たして、サンマーメンは横浜の名物なのか?
半ば諦めかけた頃、天王町駅近くの中華屋で発見。
人生初めてのサンマーメンを味わった。
野菜がたっぷりで美味かった。

保土ヶ谷宿は国道1号線に沿って、本陣跡や一里塚跡があったが、バラバラと出てくるので、昔の宿場跡の面影はなかった。

権太坂を皮切りに、上ったり下りたりの坂道が続く東海道を歩くが、暑さもあってけっこうきつい。
その上、右脚のふくらはぎが痛みだした。
2年前の歩き旅で痛みでリタイアしたのを思いだし、不安がよぎった。
応急処置として、ロキソニンテープを貼って脚を揉んだ。

少しは効果があったのか、本日のゴール予定の戸塚駅まで踏ん張ることができた。

さて、明日はここからスタートとし、平塚を目指す。
下り坂という天気がもってくれればうれしい。

◼️6月13日 神奈川県横浜市鶴見~戸塚
◼️31960歩  20.77㎞
◼️晴れ
◼️ホテルグランドサン横浜

※リサイズすると画像が粗くなりますが、アップします。

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※この碑から100メートルほどの地点で事件が起きた

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※保土ヶ谷駅近くの商店街。賑わっていた

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※ラーメンや餃子の自販機があった

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※初めて食したサンマーメン

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東海道徒歩の旅1 日本橋~鶴見

都内で4日間ホーロー看板探しを楽しんだ後、5月14日に日本橋を出発し、東海道を西に向かうことにした。

今回は5月17日に持病の定期検診が控えているため、わずか2日の短い日程だが、行けるところまで歩くことにする。
6月末の北海道徒歩の旅に向けたトレーニングの意味合いも含んだ旅である。

前夜から降り続く強い雨が収まるのを待って、日本橋馬喰町のホテルを出発。
1.5㎞歩いて昨年10月に中山道の旅でゴールした日本橋に立つ。

前回の旅では麒麟像には触れたが、最後の最後に五街道の起点となる『日本国道路元標』のプレートを踏み忘れるというへまをやったので、今回は橋の真下、道路の真ん中に埋め込まれている元標を、クルマがいないのを見計らって踏んだ。

降りしきる雨の中、8時25分に日本橋をスタート。
京橋から銀座通りはビル風にあおられた雨が全身をずぶ濡れにした。
江戸歌舞伎発祥の地や銀座の柳の碑など、これまで何度も銀座を歩いているにも関わらず、関心がなかったのか気づかなかった名勝を見ながら歩く。

それにしても雨が強い。
ゴアテックスの雨具を着ていても、まるで梅雨時のようにムレるし、ちんけな折りたたみ傘も風にへし曲げられて役に立たない。

泉岳寺を過ぎ品川駅が見えてきた頃、ようやく雨が上がり、JR東海道線と京浜東北線を跨ぎ坂道を下り、品川宿に入った。

品川宿は大井町まで続くので規模もそれなりに大きいが、商店街が続くばかりで古い建物もなく見どころは少ない。
本陣跡や大仏がある寺の境内を覗き見しながらぶらぶらと歩いた。

線香の煙がたなびく鈴ヶ森の刑場跡を過ぎると国道15号に合流し、そこから先は多摩川を渡るまではひたすら国道歩きとなった。

途中の中華料理店で昼食。
野菜炒め定食を食べるがこれがめっぽう美味かった。
味は店の外見じゃないとつくづく実感。

多摩川を渡り神奈川県に入ると、日差しも強くなってきた。
川崎宿でホーロー看板を撮影するために往復3㎞を道草し東海道に戻り、芭蕉の句碑や市場の一里塚を通過。

コンビニに立ち寄りコーヒーを飲みながら、さて本日の宿をどうしようかとスマホで検索するが、なんと目的地の横浜はおろか鶴見、川崎も含めて宿がまったくヒットしない。
あっても一泊2万円超え。
調べてみると、この日は横浜スタジアムでベイスターズの試合があり、どこのホテルも満室のようだった。
まったくそれに気づかず、宿は当日予約でなんとかなると思っていたのが浅はかだった。

今更東京に戻って泊まるのも癪に障るので、今回は14時に鶴見で中断し、帰宅することにした。
意気揚々と歩き始めた東海道だが、わずか一日25㎞の旅で終わってしまった。
野宿する根性もないし、まぁ、こうしたアクシデントも仕方がない。

JR鶴見駅から東神奈川で乗り換え、新横浜までは横浜スタジアムへ行く乗客で身動きが取れないほどごった返した車両に辟易した。
崎陽軒のシウマイ弁当をお土産に新横浜から新幹線で帰宅。

東京で80㎞、東海道で25㎞歩いた5日間の旅だったが、小さなマメができたくらいで体調は良好、まずまずのトレーニングになったと思う。

次回は、鶴見からのリベンジをできるだけ早い段階で実行に移したくなった。

◼️2022年5月14日 東京都中央区日本橋~神奈川県横浜市鶴見
◼️38871歩 25.26㎞
◼️雨のち曇り

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※『日本国道路元標』のプレートを踏む

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※降りしきる雨の中、日本橋をスタート

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※同上

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※銀座一丁目入口にある江戸歌舞伎発祥の地

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※銀座三越のライオン像もコロナには勝てない

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※銀座の中心部も雨なので人出も少ないようだ

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※品川宿に入った

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※品川宿本陣

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※品川宿海晏寺の大仏

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※野菜炒め定食を食す 700円

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※多摩川を渡った

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※12時30分、県境を越え神奈川県に入った。

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※川崎宿の外れにある芭蕉の句碑

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※市場の一里塚跡

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※鶴見川を渡り、JR鶴見駅で旅の中断となった

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