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深まる秋の名曲

「♪この、たしかな時間だけが、今のふたりに与えられた…」
丸山圭子の名曲「どうぞこのまま」(1976年)を聴きながらキーボードを叩いている。
彼女が22歳のときに作ったこの曲は、秋の深まるちょうど今の季節にぴったりはまる。さらりとした中に艶っぽさを感じる歌唱力が印象的だ。
次の曲は、山口百恵「いい日旅たち」(1978年)。谷村新司作詞作曲の名曲だが、国鉄のCMで流れるたびにぐっとくるものがあった。歌詞の中にあるススキがそよぐ情景が思い浮かぶ。これも今聞くにはベストタイミングかなぁ。
おとっつぁんになると、最近の曲はどうでもよくなる。先日、出張先で飲んだ勢いでカラオケ屋に突入した。8人のメンバーを見渡すと、20代の女性ひとりを除いて、すべてが40代のおっさんとおばさん(笑)。
当然のようにかかる曲は、当時のニューミュージックやフォーク、郷ひろみや野口五郎まで出てくる。20代の女性が歌ったハナミズキ(一青窈)に至っては、「聴いたことがないなぁ」なんていう始末(笑)。
いやはや楽しいひとときだった。
ちなみに僕は、吉田拓郎に始まり、海援隊、かぐや姫、長渕剛…うーん、25年前で時間が止まっちまったなぁ(笑)。

■最近読んだ本
「日本ぶらりぶらり」 山下清 ちくま文庫 ☆☆☆☆★

静岡に向かう新幹線に2時間半も閉じ込められた。なんでも人身事故らしいが、こうした経験は意外に多い。開き直って読書を始めるが、この貴重な時間に読んだ本がコレ。朴訥な文章が魅力的です。もちろん絵もいいね。

深まる秋に

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あぁ、札幌ドーム

悪い予感が的中してしまった(悲)。
日本シリーズ第3戦。我がドラゴンズは大敗を喫してしまった。
これだけ打てないと、朝倉の好投も報われないなぁ。
明日勝って、名古屋に戻ってきて欲しい。切に願う。。。
それにしても“敵ながら”熱のこもった応援はあっぱれですな。

■最近読んだ本
「城塞 中」 司馬遼太郎 文春文庫 ☆☆☆☆★
「城塞 下」 司馬遼太郎 文春文庫 ☆☆☆☆★

あぁ、札幌ドーム

[ 2006/10/24 ] ▼日記 | TB(0) | CM(2)

山陰へ

休みを取って山陰を旅してきた。
1日目は自宅から車で500キロを走り、鳥取県倉吉市へ。
2日目はホーロー看板仲間と合流して、島根県浜田市まで。
3日目は広島県を経由して500キロをひとり走って帰宅した。
総距離1500キロの旅だ。
走った距離をこうして羅列してもつまらないが、仕事を忘れて異空間に遊ぶことは、心の洗濯をするには最高なのだ。
これまでの人生で訪れたことがない県がふたつあったが、今回、島根県に足跡を残したことで、残すは沖縄県だけになった。
ホーロー看板を探す旅を始めて、日本の田舎の風景を自分の目に焼き付けることを楽しみに回っているが、何気ない風景に素直に感動できる自分を発見して内心驚いている。
いくつになっても、感動はあるようだ。
写真は島根県で見つけた風景。山陰特有のどんよりとした雲が切れて、ほんの少し青空が覗いたところを撮った。洗濯ばさみに挟まれて揺れるイカがなんとも可笑しかった。

ひらり、揺れる

浅草探検

つい2日前は大阪にいたのに、一転して今日は東京にいる。
最も、昨日の午前中は名古屋にいたから、この3日間で三大都市に出没したわけだ。神出鬼没のつちのこらしく、案外コレって凄いことかもしれないな(笑)。
昨日から出張しているが、今日は仕事が終わってから巣鴨から浅草に寄り道をした。
浅草を訪れたのはなんと中学校の修学旅行以来なんで、かれこれ32年ぶり。平日だというのに浅草寺の参道はすごい人の波。外国人が多いのには改めて驚いた。今更だが、東京でも人気スポットなんだろうねぇ。
参拝をしたあとに六区あたりをぶらぶらし、さぁ食事ということになり、一度食べてみたかった天丼(大黒屋)1470円を注文。ちょっと僕には辛いタレだが、味はどうだろうか。…正直言ってこんなものか、ちょっと期待していたが、それほどでもない。
まぁ、冷やかしなんでこんなもんだろうと思い、甘党のカミさんと娘の顔を思い浮かべて、人形焼(木村家)と芋きん(満願堂)の土産を買った。
巣鴨はとげ抜き地蔵に寄ったが、さすがにおばあちゃんの聖地というだけあって、昔はチャキチャキの下町娘だったろう人たちで賑わっていました。

浅草だよぉ

天丼 1470円

大阪探検

ホーロー看板を探しに大阪に遠征した。
近鉄電車に自転車を乗せて(サイクリング用語で輪行という)、鶴橋駅で下りた。
自転車を組み立てて、いざ出発。結果はミシンの看板以外はアウト。仕方ないんで、韓国語が飛び交う商店街(写真)でチヂミや海苔巻き、キムチに舌鼓をうった。駅前の「キャベツ焼き」というキャベツと卵、天カスのみ入ったお好み焼きも旨かった(110円)。
鶴橋からは谷町、野田と戦災で焼け残った古い町並みを訪ねた。20キロくらい走っただろうか。久しぶりの自転車なので、ヘロヘロとなってしまった。ノロノロとした動作で自転車を輪行袋にパッキングして、JR野田駅から帰りの電車に乗った。
久しぶりの大阪だったが、思ったとおり人が多く、阪神が負けても熱気溢れる大阪パワーは健在でした。
韓国パワー

ドラゴンズ優勝!!

目が潤んでいます。
22時20分、東京ドーム。ついに決着がつきました。
人生何度目かのドラゴンズの優勝を見ることができて最高です。
それにしても長かった~。阪神の猛追をはねのけてついに手にした栄冠。野球ファンでよかったとしみじみ思います。
ウッズの満塁ホームランも凄かった。
これからドラキチのカミさんと息子を誘って祝杯かな。
今夜はうれしくて眠れそうもないなぁ。

やったね~

[ 2006/10/10 ] ▼日記 | TB(0) | CM(3)

昭和レトロ博物館

町田忍著「昭和レトロ博物館」を読んだ。著者はホーロー看板やかとりせんこう、納豆、銭湯などをテーマにしたユニークな著作を出している昭和文化研究家だ。
西岸良平の漫画「三丁目の夕日」のコンビニブックス版のコラムに連載されているときから目を通していたが、今回一冊にまとめられたことで、読み物としても重量感が出た。帯にある“失われゆく日常風景をリアルに再現”とあるように、昭和30年代の庶民生活をうまく切り取った内容は懐かしさに溢れている。
たとえば、最近見かけなくなった「赤チン」。僕の小学生の頃は、怪我といえば赤チンを塗ることがあたりまえだった。いつ頃から無色透明のマキュロンになったのか覚えてないが、赤チンを日の丸のように塗ったりして喜んでいたことを覚えている。
銭湯も懐かしい思い出だ。家には昭和45年ごろまで風呂がなかったので、銭湯通いは日課だった。午後3時から始まる一番風呂に行くと、頭に手ぬぐいを乗せたじいさんが、汗びっしょりになりながら湯船に浸かって浪花節をうなっていた。茶色く濁った薬湯には、桜吹雪のイレズミをしたおとっつぁんがじっと目をつぶって入ってたり、脱衣所では白黒テレビが大相撲を流していた。
フルーツ牛乳を飲みながら大鵬や柏戸の活躍を観ていた。あの頃の銭湯はそれこそ庶民の社交場だった。
そんな銭湯にもいつしか足を向けることがなくなり、ロバのパン屋も紙風船をいつもくれた富山の薬売りのおじさんも来なくなった。ゴザや座ぶとんを抱えて目を輝やかせながら観にいった野外映画もいつしかなくなった。
僕らが過ごしてきた昭和は、もはやセピア色のレトロになってしまったようだが、こうした本を読みながら、楽しかったあの時代を時々思い返してみるのも悪くない。

■最近観た映画
「男はつらいよ 知床慕情」第38作 山田洋次監督 日本 1987 DVD ☆☆☆☆★
「マジェスティック」フランク・ダラボン監督 米 2001 DVD ☆☆☆★★

■最近読んだ本
「城塞 上」 司馬遼太郎 文春文庫 ☆☆☆☆★
「読書歯車 ねじまき仕事」 椎名誠 本の雑誌社 ☆☆☆★
「昭和レトロ博物館」 町田忍 角川書店    

昭和レトロ博物館 昭和レトロ博物館
町田 忍 (2006/09/27)
角川学芸出版

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[ 2006/10/09 ] ▼読書 | TB(0) | CM(2)

風邪でダウン

ほんとうなら今頃は鳥取県辺りにいたはずだが、自宅でこうして日記を書いている(汗)。
風邪を引いてしまった。早朝起床して山陰行きの荷物を車に積み込んでいたら、急にぞくぞくとしてきた。しかも、喉がふさがったように痛い。何年かぶりに引いてしまったようだ。
思えば、昨夜遅くに東京出張から帰ってきて準備に追われた。出張続きでよく眠れなかったことも原因のようだ。
今回の山陰行きは、ずっと温めていた計画で、ホテルも予約し、ホーロー看板の情報も整理して万全を期しての出発だったはずだが、体調には勝てない。一人旅なので、1000キロを超える運転のことを考えると、パスせざるを得なかった。
まぁ、「行くな」ということでしょうか。しばらくじっとして、再度チャレンジを考えるしかないねぇ。
岡本が踏ん張りきれずにスリーラン打たれて、ドラゴンズも負けちゃったし、阪神は絶好調だし、体調も悪いし、今夜はちょっとナーバスだなぁ。ふて寝でもするか…。

あぁ、逆転負け

[ 2006/10/07 ] ▼日記 | TB(0) | CM(2)