クルマを買った。
いわゆる衝動買いというやつに近いだろうか。週末の二日間で決めてしまったから。
最も、そろそろ買い替えをと思っていたし、なんとなく候補のクルマも考えていたから、衝動買いとも言えないな。
「カローラフィルダー」という小回りが利く大衆車だが、荷物スペースがフルフラットになるので、車中泊もいけそうだ。そのうえ、何よりも燃費が良いのが気に入った。
販売店を3軒回って最後の店で決めたわけだが、9年間乗った「ノア」の下取りと合わせて、最初に行った店が値引き額20万円(下取り15万円)だった。
その販売店は地元のディーラーなのだが、セールスマンいわく、「5万円までしか値引きできません」と言う。
事前にネットの情報を調べていて、この車の目標値引き額は18万円前後と分かっていたので、あっさりと商談を止め、その足で隣県の系列のディーラーに行き、早速見積もり開始。
すんなりと20万円値引いてくれた。これにはさすがに驚いたが、こうなりゃぁ昔の営業経験を活かして、シーソーゲームをとことん楽しんでみたくなった。
翌日、2軒目の店で引っ張り出した条件をもとに、同じく隣県にある3軒目の競合ディーラーに出向いて、商談開始。
更に5万円を上乗せしてもらい、その足で2軒目に行き2度目の交渉。他社のクルマも考えているなどとチラつかせながら、更にオプションをいくつかつけてもらい、5万円の値引きを追加。
今度は3軒目の店に電話で条件を提示し、「一円でも安い店で買う」と伝え、オプション合わせて合計48万円(下取り12万円)を値引きしてもらい、ハンコを押した。
二日間にわたる攻防は、ちょっとしたスリルもあって楽しかったが、どっと疲れたのが本心だ。でも、高い買い物をするんだから、こうした努力もしなきゃあ損だし、何よりも久々に刺激的な二日間だった。
■最近観た映画
「手紙」 生野慈朗監督 日本 2006 DVD ☆☆☆☆★
■最近読んだ本
「佐賀のがばいばあちゃん」 島田洋七 徳間文庫 ☆☆☆★★
「剣客商売8」 池波正太郎 新潮文庫 ☆☆☆☆☆
「剣客商売9」 池波正太郎 新潮文庫 ☆☆☆☆☆
「剣客商売10」 池波正太郎 新潮文庫 ☆☆☆☆☆
「剣客商売11」 池波正太郎 新潮文庫 ☆☆☆☆☆
「剣客商売12」 池波正太郎 新潮文庫 ☆☆☆☆☆
※「手紙」は東野圭吾の原作。2003年の出版時に読んだが、これが泣けて、泣けて困った作品だった。映画もご他聞に洩れず、カミさんや娘が傍らにいるのもはばからず、不覚にも涙した。
この映画で、今をときめく沢尻エリカを初めて見たが、年甲斐もなく、キュートなかわいい容姿にぞっこんになってしまった(笑)。
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