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突発性難聴発症 その2

発症8日目。
朝起きたら、一週間続いた両耳の閉塞感が無くなっていた。
「あ・い・う・え・お」と声を出してみる。
右耳はわずかに違和感があるが、自分の声もこもらないし、二重にも聴こえない。
心なしか耳の聞こえも良くなっているようだ。
自然治癒が進行したのだろうか。それとも鍼の効果が出たのだろうか。
うれしくて、思わず妻に「治るかもしれん」と何度も言う。
今日から一週間は治療に専念するために会社を休むことにしてあるが、ひょっとしたらそんなに休まなくても済むかも知れない。

午前中に3回目となる鍼治療に出向く。効果が出てきたことを鍼灸師に告げると、「それが、鍼の力なんです」と力強くうなずいた。
しかし、喜んでばかりもいられなかった。鍼治療を終えて自宅に戻ると、身体がだるくなり、耳鳴りがひどくなった。特にこれまであまり気にならなかった左耳がひどい。閉塞感も少しぶり返したようだ。
鍼の影響だろうか。一進一退を繰り返して良くなるのだろうか。

少し熱っぽい身体を起こして、3時に県立病院の内分泌科へ。糖尿病のリスクを検査し、これから始まるかもしれないステロイド剤点滴の負荷を調べる。
空腹時血糖値は97で問題がなかった。ヘモグロビン値も問題がなく、これでステロイド治療が可能になった。
内分泌科の女医さん(しかし、この病院はきれいな女医さんが多い!)も、突発性難聴の経験があり、すでに発症8日目になり、治療をあせる僕に対して、「発症2週間以内ならステロイドの効果は充分にあります」とおっしゃった。
あとは水曜日の聴力検査で、聴力が改善されているかどうかをみて、点滴を行うか決まることになった。
やっかいな病気との付き合いは、しばらく続きそうだ。
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