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ヤマビル異常発生

Yahooから配信されるニュースを見ていたら、ヤマビルが異常発生しているとの記事。
都会に住む人にとっては何の関心もないだろうが、田舎に住む人や、アウトドアを楽しむ人にとってはけっこうな関心事だろう。
ヤマビル研究会によると、ヤマビルはミミズの仲間で、吸血性があるので嫌われる害虫の代表格だが、元々は山の中にしかいなかったそうだ。
しかし、最近では造成による自然破壊やシカなどの動物が増えたことにより、人里にもふつうに出てくるようになったらしい。
墓参りや農作業で咬まれたり、ペットにくっついて家の中まで入ってくるようになっているという。
山登りをやっていた頃、ヤマビルと遭遇したことや咬まれたことは何度もあった。
何しろ、ぬらり、べとりとして、尺取虫のようにびろーんと伸びる外見が気色悪い。
鈴鹿山脈や大峰、大台山脈、奥美濃の山々にはわんさといた。雨上がりの登山道や沢筋のそま道を歩いていると、知らないうちにズボンの隙間から入り込んで、すねや足の指先を吸われていた。
奥美濃で沢登りをして、さぁ帰ろうかとクルマを走らせたら、なんだか足の先がくすぐったい。
そのまま2時間ほど走って、大垣の駅に着いてクルマから降りたら、ビーチサンダルを履いた足先が真っ赤に染まっていた。
「ぎぇ~」とひと声。足の先からは、僕の血を吸って丸々と太ったヤマビルがポロリと落ちた。
…おぞましい体験であった。
さて、そんなヤマビルの防御策であるが、簡単なのはヒルがいるところへは行かないというのが一番でしょうか(笑)。
山登りをするなら石灰岩や堆積岩で構成されている低山よりも、花崗岩や溶岩でできている高山のほうがいい。
これまでの経験では、北アルプスや中央アルプスではヒルを見たことはない。南アルプス南部には多いが、標高が2000メートルを超えるような地形にはいないようだ。
ヒルに咬まれた場合は、指でひっぱってもなかなか取れないので、塩やスキンガードをかければコロリと落ちる。
いずれにしても気色悪い虫だが、こんなのが大発生しているという記事を喜んで読むわたくしも、変わってるでしょうね(笑)。

気色悪い~ヤマビル

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[ 2007/08/19 ] ▼日記 | TB(0) | CM(0)