「亜急性甲状腺炎」という舌を噛みそうな病気になってしまった。
冷房病、それとも夏バテかなぁと思いつつ、ひょとして悪い病気に罹ったかなぁ…と、なんとなく感じていたことが的中してしまった。
内科医院で処方された抗生物質はまったく効かず、夜になると発熱する毎日が続いていたし、仕事中も疲れがひどく、トイレにいくのにもふぅふぅいっていた。
そんな中、7月に受けた人間ドックの結果を会社の産業医と問診する機会があり、僕の症状を診た先生から甲状腺炎の疑いを指摘された。
先生がおっしゃるには、血液検査ですぐに分かるのだそうで、帰宅後、週末に行った内科医院でさっそく検査を受けた。
…そして、今日。
検査の結果は産業医の見立てどおりだった。
この病気は圧倒的に女性に多く、内科医院の先生の話では男の患者を診たのは僕が初めてということだ。それだけに甲状腺の病気と結びつかなかったようだ。
僕の症状は重くはないが、発熱が続いているのと、体のだるさがひどいということで、ステロイド剤を投与する治療になった。
この病気の症状は、発熱、のどの痛み、疲れ、動悸、発汗過多、高血圧、体重減少などということだが、完治までには3ヶ月から半年ぐらいかかるそうだ。
自然治癒もするということだが、この場合は、半年ぐらいは微熱や倦怠感と戦い続ける覚悟がいるという。
仕事を休むほどではないので安心しているが、過激な運動やアルコールはダメ、毎日くすりを飲み続ける、定期的に検査をする(検査料が高い)ということを申し渡され、「はぁ~」と返事するしかなかった(笑)。
それにしても、今年になってからヘンな病気にばかりなっている。
痔→インフルエンザ→突発性難聴→そして今回の病気。まるで病気のデパートだ!
これまではいたって健康でほとんど病気などしなかった丈夫な身体だったのに、それがここにきて崩れてきている。
カミさん曰く、「更年期障害じゃないの」なんて言ってるし、たしかに50才を目前にしてそろそろガタがきたのかもしれない。
病名を申し渡された今日、9月の3連休に行く予定だった鹿児島ホーロー看板旅行をキャンセルした。
台風で流れた前回といい、そして今回、僕にとって南九州はよほど縁がないようだ。
身体が資本だもんな。まぁ、仕方がないか…。
■最近読んだ本
「小説の散歩道」 池波正太郎 朝日文庫 ☆☆☆☆★
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