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成人の日に想う

我が家の長男が今日、成人の日を迎えた。
最近太ってしまい、スーツのズボンがきつく穿けないとかいって、直前まで式には出ないとぼやいていたが、周りの友人たちに刺激されて出ることにしたという。
もし、式に出ない理由がそれならば、まことにバカバカしい。
あまりにも幼稚ではないか。。。

かくいう僕は、成人式に出なかった。
今考えると理由はいくつかあったと思うが、一番の理由は「国や自治体がお膳立てをしたイベントなど、どうでもいいこと」だった。
自分としては、20歳の誕生日を迎えたときに、大人としての自覚を持てば、それで充分だと思っていた。
わざわざ式などに出なくても、大人の自分を設計できればいい、と考えていた。
20歳の誕生日は、独りで山に登り、迎えた。
頂上から遠くに連なる稜線を眺めながら、「俺も今日から大人の仲間入りだ…」とぼんやりと思った。
そして、1月15日の成人の日は、朝からバイトに精を出していた。
成人式に出ることは、けじめの一つかもしれないが、自分なりに演出した20歳の誕生日をやったから、もうどうでもよかった。
父も、今は亡き母も、「どうして出ないの?」とは言わなかったし、友人たちにも式に出ない連中はいくらでもいた。
式が終わって数日してから、近所の世話好きな民生委員のおばさんが記念品を届けてくれた。
そのときに、「どうして出なかったの?」と聞かれた。
とっさに、「スーツがなかったから」とジョークで応えたことを覚えている。
確かに、まだ学生だったのでスーツを持っていなかったし、親にねだることもしたくなかった。もちろん、必要でもないスーツを買う気もなかった。

今思い返してみると、僕がジョークで応えた「スーツがなかったから」は、長男の「スーツが穿けないから行かない」と似たようなものなのかもしれないと気づいた。
ひょっとして、ヤツ(長男)は、ヤツなりのジョークで抵抗していたのかもしれない。
あーだ、こーだと理由付けをしても、心の奥底で流れる反骨は、やはり親子である。

早々に式から帰宅した長男は、強く誘われたその後の同窓会もパスして、学生仲間とマージャンに出かけていった。
自分の意思とは関係なく、イベントとしての成人式。
説教じみてしまうが、これから20歳を迎える若者たちは、出る出ないは別として、シラケることなく、成人の日を迎えて欲しい。
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[ 2008/01/13 ] 日記 | TB(0) | CM(0)