会社を休んで、朝からいそいそとカミさんと出かけてきた。 昔は人間ドッグと言ってたけど、今は生活習慣病検診という。 まぁ、僕のような体型だったら、メタボリック検診でもいいけど(笑)。 あわてて3日ほどウォークキングしたくらいでは、体重は減らんと言うもので(笑)、いつもと同じだったし、毎回引っかかるコレステロール値がちょっと高めも同じ。 血圧も普段よりかなり高い。というのも、こうした病院で計ると異常に高くなってしまう。いつもこれで引っかかるのだが、家庭では正常値なのだ。 それと、気になっていた尿路結石だが、超音波検査では、どうやら左の腎臓に小さな石がある可能性を指摘された。 …とすると、何年か後には、またあの七転八倒の痛みが襲うのか!? さて、いつもこの日ばかりは思うのだが、(絶対に今年こそメタボを克服するぞ!)と固く心に誓うのだった。
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何を隠そう僕は、昨年40.9度を記録し、全国一暑いと評判になった岐阜県T市に住んでいる。 今年は昨年ほどじゃないよなぁ、とタカをくくっていたら、一昨日は38.3度、そして昨日は39.0度を記録した。いずれも全国一位だ。 昨日は外には一歩も出たくない暑さで、間違って外に出た途端、吸った息が熱くて、ハーハー、ゼーぜー…立ちくらみが起きそうだった。 今日も朝からガンガンに気温が上がっている。地球温暖化の影響も出ているようだし、これから先、一体どうなるんだろうか…。 …というわけで、熱帯夜の昨晩、ビールを飲みつつ、楽しみにしていた、スペシャルドラマ「めぞん一刻」を観た。 率直な感想としては、「……」だ。 原作派の僕としては、もっと(原作に)忠実に作って欲しかったのがホンネ。前作がその点で割りと評価できただけに、今回は残念である。 特に、五代のプロポーズのシーンには不満が残る。8年間も続いた原作を2時間で描くのは土台無理な話だが、響子の父親を背負ってのプロポーズのシーンと、五代の実家へ響子を連れて行くシーン、そして、感動の結婚式のシーンはどうしても抑えて欲しかった。亡き夫の惣一郎が忘れられない響子の心の葛藤も、描き方が淡白すぎた。 登場人物としても、響子の父親、八神いぶき、九条明日菜は物語のポイントとなる人物なので、やはり出てこないのは物足らなかった。 人形劇の内容(時代劇になっている)、日帰りドライブ(1泊の温泉旅行が山中湖のドライブになっている)、プロポーズのシーン(前述)など、原作との相違も多く、わざわざ曲げる必要があるのか、これも大きな不満。 次回、ドラマ化される可能性があるなら、できればNHKが、制作費をケチらずに、20回くらいの連ドラで作って欲しい。 最後に、今回のキャスト評。 ■音無響子(伊東美咲)…○ 今のところ響子のイメージにあった女優はいないと思っている。伊東美咲は背も高くスレンダーで、キレイすぎる。響子がもつ庶民的な美しさと母性を感じさせないが、要所要所で響子特有の天然ボケを魅せてくれた。演技はうまくないが、まぁ、好きな女優なんで、評価はちょっと甘いけど○ ■五代祐作(中林大樹)…○ 響子と同じく、やはり芸能界には五代のイメージのタレントはいない。一般からキャスティングされた割には、演技もまぁまぁで、評価できる。 ■三鷹瞬(沢村一樹)…× 30歳の三鷹を演じるには、少し齢がいっている(沢村は41歳)。下馬評では谷原章介の名が挙がっているが、これは僕も同感。 ■一の瀬花枝(岸本加世子)…△ 演技はうまいが、ちょっとイメージが合わない。もっと太っていることが最低条件、その上、意地悪なのに人情家の印象もなければいけない。そんな意味では難しいキャラクター。女優では、渡辺えり子、藤田弓子…ただ、どちらもちょっと年が行き過ぎてるが。 ■四谷(岸部一徳)…◎ 少々歳はいっているが、まさにはまり役。四谷のもつ不気味さをうまく演じてくれた。1986年の映画では伊武雅刀が演じているが、岸部のほうがずっとキャラに近い。下馬評では西村雅彦の声もある。 ■六本木朱美(高橋由美子)…× 朱美が持つアクの強さが感じられなかった。やはり絶えずビール片手に煙草を吸いながら、だるそうにしているキャラを演じなければ、この役は難しい。1986年の映画では宮崎美子が演じているが、これは最悪だった。やはり下馬評どおり、飯島愛か。 ■七尾こずえ(南明奈)…△ 前作は栄倉奈々が担当。どちらかというと、栄倉に軍配が上がる。もっと元気ハツラツのイメージが欲しかった。個人的には上戸彩もいいが、ギャラが高いな。 ■五代ゆかり(菅井きん)…◎ さすがに演技派。原作のイメージそのままの最高の当り役。セリフも原作通りで文句の付けようがなかった。 そのほか、作品には出てこなかったが、どうしても入れて欲しかったキャラが、響子の父親。配役としては、伊東四郎を押す。これは原作のイメージ、そのままだと思う。
笹本稜平著『還るべき場所』(文芸春秋社1850円)を読んだ。 僕にとっては、何年かぶりに手にする山岳小説だ。このところ登山から遠ざかっていただけに、久々に心の躍動感を覚えたし、楽しみながら一気に読了した。 著者についてはまったくのノーマークであったが、巻末のプロフィールをみると、警察小説や謀略小説で活躍とあるが、どうしてどうして、この作品は、近年にないほどの素晴らしい山岳小説に仕上がっている。 それも、僕がもっとも好きな登攀(クライミング)描写がこれでもか、と出てくる内容なのでうれしい。 カラコルムのブロードピーク、世界第二の高峰K2が舞台だけに作品のスケールも大きく、登山描写だけではなく、ヒマラヤ登山を巡る商業戦略、そしストーリーの最大のポイントである、人間観察がきっちり書き込まれている。 山岳小説の分野では谷甲州、夢枕獏以来なかなか大物の書き手が出てこないと勝手に思っていたが、この著者をして、これからの展開が楽しみになってきた。 こうした小説を読むと、沈滞していた五感が刺激されるのか、しばらくは山のことを考えてみたくなった。 ■最近読んだ本 「還るべき場所」 笹本稜平 ☆☆☆☆☆
北陸出張のついでに、ホーロー看板を求めて富山県内をブラブラしてきた。 富山県はブラックラーメンで有名だが、中でも昭和22年創業の元祖ブラックといわれる店が「大喜」。 今では市内に5店舗を展開しているが、僕が訪ねたのが富山駅前店。 この店は二度目だが、3年前と比べて、店も改装されたようで広くなっていた。 中華そば並み(700円)とごはん(150円)を注文。 出てきたラーメンが、真っ黒のしょっぱいスープと歯ごたえのある太麺。 メンマもチャーシューもすべてしょっぱい。 まるで、海水に濃い口のしょうゆを混ぜたような味といったらいいだろうか。 スープは一口しかすすれない。血圧やメタボが気になる身には、なかなか辛いラーメンでした。 でも、癖になるうまさなんだなぁ、これが。 ■最近読んだ本 「国盗り物語4」 司馬遼太郎 ☆☆☆☆☆ 「翔が如く6」 司馬遼太郎 ☆☆☆☆☆  ※撮影Canon PowerShot G9 ※『西町大喜富山駅前店』富山県富山市新富町1-3-8 無休 ★メインサイト「 琺瑯看板探検隊が行く」もどうぞご覧ください★ ↓♪ 良かったらポチッとお願いします ♪ 

昨年TV放映された「めぞん一刻」の完結編が7/26(土)に放映される。 めぞんファンとしては、首を長くして待ってるんですねぇ。 前作は…まぁ、あんなもんだと思うけど(笑)、僕としては充分楽しめた。 コミックの世界を実写で表現したチャレンジに、合格点を上げたい。 何よりも原作に忠実なストーリーに共感ができたし、1980年代を再現した風俗や、一刻館のリアルさには驚いた。制作スタッフも相当に原作を読み込んでいるとみた。 1986年に石原真理子主演で映画化された最悪の作品と比べると、原作ファンを失望させないレベルの出来栄え。 音無響子役の伊東美咲には賛否両論があったみたいだけど、かなりの美咲ファンの僕としては、演技が下手なのがむしろ初々しくてよかった。 難を言えば、ちょっと背が高すぎるし、スレンダー過ぎて、母性的な“丸み”に欠けるかな。 さて、完結編は、五代と三鷹の恋のバトルを軸に、五代の就職からプロポーズへと一気に行くみたいだ。原作は8年間に渡った長いストーリーだったが、その意味では前作と合わせて4時間程度に凝縮するのはちょっと無理がありそうだ。 …いずれにしても、楽しみ、楽しみ。
どうも暑くなると、体調を崩してしまう。 でもって、またヘンな病気に罹ってしまった。 じんましんが毎日のようにパラパラ出てくると思ったら、極めつけは尿路結石による大騒動だった。 思えばこの一年は、突発性難聴から始まり、亜急性甲状線炎、インフルエンザ、耳鳴りと続き、今回の騒動。うーん、さながら病気のデパートのようになってきた(笑)。 まぁ、なげいても仕方がないんで、気分転換にホーロー看板を探すひとり旅に出ることにした。これで厄が落ちればいいけどね。 早朝、自宅を出て、1日目は長野県伊那市→茅野市→小淵沢→野辺山→川上村→小海町。2日目は南相木村→北相木村→佐久市→小諸市→上田市→別所温泉→松本市…というルートで、750キロを走った。 久しぶりに民宿に泊まったけど、お客は僕ひとり。静かでよかった。お酒も手酌で飲めたしなぁ。 写真は八ヶ岳が見える長野県富士見町で。遠くから見ると農作業をしてる夫婦にしか見えなかった。(笑)
救急病院に担ぎ込まれてしまった。 通勤電車の中で、左の背中から腰が痛くなり、会社に着いたときにはあまりの激痛に七転八倒する状況になった。 保健室で様子をみるが、痛みはひどくなる一方で、原因も分からず、ついに救急病院に行くことになった。 車イスに乗せられて、救急車ではなく(笑)、タクシーで病院の救急センターへ。 すぐに医師の診察から、点滴、血圧、尿・血液検査、レントゲン、痛み止めの座薬投入…と続き、診察の結果が「尿路結石」だった。 僕を突然苦しめたのは、尿管にはさまった直径3ミリほどの小さな石で、こいつが尿の流れを遮断し、腎臓にダメージを与えたらしい。 2時間後、クスリが効いたのか、痛みは徐々に治まり、尿路結石についてのガイドブックと、薬局でクスリを貰って帰宅した。 この病気は、石が自然排出されれば治療が終わりということだが、再発率も高いらしい。 石を溶かしながら出しやすくするクスリで様子をみるということだが、ラッキーなことに、今日の夕方、排尿時にポロリと出た。 “犯人”は直径2ミリぐらいの小さなヤツだった。割り箸でつまんでティッシュにくるんだ。 自分にとっては、これまでの人生で最大級の痛みを経験したが、カミさんに言わせれば、女性の陣痛の痛みと比べれば、大したことはないらしい。 「尿路結石」は、最近ではメタボリックの代表的疾患と位置づけしているようで、高カロリーの食事や運動不足、肥満、水分補給不足が原因で起こっているようだ。 いずれにしても、“七転八倒”の今日の日を忘れずに、節制しなくてはと、改めて心に誓うのだった。
出張ついでに、能登半島の先っぽまで行ってきた。 写真は珠洲岬にほど近い風景。 梅雨の晴れ間のおだやかな海が、キラキラと輝いていました。 ■最近読んだ本 「国盗り物語2」 司馬遼太郎 ☆☆☆☆☆ 「国盗り物語3」 司馬遼太郎 ☆☆☆☆☆ 「灰色の北壁」 真保裕一 ☆☆☆☆★
このところ毎日のようにスパムコメントがある。 今日は特定の記事に対して、23件も書き込まれた。 その都度削除したり、ホストを記録し再投稿できないように講じてはいるが、 いたちごっこである。 ブログの良さは、コメントを介しての情報交換であると常々思っているが、 スパム攻撃に翻弄されると、管理するだけでも面倒になっている。 公開についてはパスワード設定にするのか、それともコメントできない設定にするのか、しばらく考えて見ます。
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