2008 081234567891011121314151617181920212223242526272829302008 10

G・グリーン著 「ホロコースト」

この一年間で500冊ほど本を処分した。
山岳書、昆虫、化石、自然科学、古代史、小説、マンガ…と、未練も残さず、ばっさばっさ売ってしまった。
ヤフオクやAmazonでせっせと処分してきたつもりだが、それでもまだまだ本棚には積ん読本が溢れかえっている状況だ。
未読の本はそんなにないが、大作となると手が出ないまま何十年も本棚のコヤシになっているものも多い。
G・グリーン著 「ホロコースト~戦争と家族 上下」の奥付を見ると、なんと1978年。30年もコヤシになっていた!購入した頃の状況を詳しくは思い出せないが、メリル・ストリープ主演で、この作品は映画化と同時に出版されたと記憶している。30年前というと、18歳の頃か…。うーん、あの頃は本も読みたかったけど、学費や生活費を稼ぐバイトに明け暮れていた。
ユダヤ人世界に興味があり、せっせとナチス関連やユダヤ教についての本を読み漁っていた頃だ。
びっしりと細かい字で印字された上下巻700ページをみただけでも気合が入ったが、このところの出張の友にして、一気に読みきった。
600万人が犠牲になったホロコーストを日記や手記で綴ったこの作品は、おそらく数多いホロコースト関連の作品の中でも、読みやすいものであると思う。
戦後、ホロコーストの事実をナチスは隠蔽しようと必死に画策したようだが、そのおろかな行為は、戦争犯罪の深さと恐ろしさを更に拡大したことになった。
ホロコーストの罪深さは、戦後60年以上経った今でも新しい事実が発掘され、人間が犯した最悪の行為を消し去ることができない現実である。
秋の夜長に読むには、ちょっとばかし凄惨な内容だったが、長年の積ん読本がひとつ減っただけでも、よしとしよう。

■最近読んだ本
「ホロコースト~戦争と家族 上下」 G・グリーン ☆☆☆☆☆
「おんなひとの鉄道旅 東日本編」 矢野直美 ☆☆☆★★

■最近観た映画
「四分間のピアニスト」 クリス・クラウス監督 2006年 独 DVD ☆☆☆☆★

ホロコースト


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[ 2008/09/27 ] 読書 | TB(0) | CM(0)