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尾瀬あきら著 「夏子の酒」

1991年に発行されたコミック。全12巻。
新潟の小さな酒蔵を舞台に、酒をめぐる情熱と夢を描いた辛口の人間ドラマ。
ホーロー看板を探すようになって、日本酒や酒蔵に興味を持ち始めたが、元々日本酒が苦手ということもあり、これを読むまで純米酒や吟醸酒の区別さえも分からなかった。
しかし、たかがコミックとあなどってはいけない。
この作品を通じて、コメ作りの大変さ、杜氏の存在や酒造りの複雑な行程が理解できたのは収穫だった。
「夏子の酒」は幻の酒米“龍錦”を復活させ、大吟醸酒を造る人間模様をさわやかに描いた作品だが、絵のタッチばかりでなく、しっかりしたストーリーにぐいぐい引き込まれていく。
大吟醸は最高の酒米を極限まで磨き、蔵人の力を結集して醸した日本酒の最高峰といわれるが、
大吟醸とまではいかなくても、これまで敬遠していた日本酒を、俄然飲んでみたくなった。

夏子の酒 (1) (講談社漫画文庫)夏子の酒 (1) (講談社漫画文庫)
(2004/06)
尾瀬 あきら

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[ 2008/11/15 ] 読書 | TB(0) | CM(0)