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横手『ふじわら』焼きそば

東京から最終の「こまち」で親父の実家がある秋田に向かった。
翌日は法事をこなし、午後からの時間をきままな散策に出た。
目指したのは秋田県横手市。
最近は、焼きそばの町として売り出し中である。昨年の5月にも訪ねているが、市内に50軒もあるという焼きそば屋を一軒も見つけることができなかった。
さて、今回は起死回生の再チャレンジである。
しかし、そんな意気込みとは裏腹に、昼時の横手の町を縦横無尽に走り回ったが、やっぱりというか、焼きそば屋が一向に見つからない。
「焼きそばの町」が聞いて呆れる…それに、人も歩いていないし、駅のロータリーにはタクシーも少ない。商店街もシャッターを下ろした店が多い。角館から大曲、そして横手と走ってきたが、順番に人の姿を見なくなってきた。秋田県内の空洞化・過疎化は想像以上である。
さて、焼きそば屋だ(笑)。ようやく「横手焼きそば」ののぼりを見つけた店は居酒屋で、もちろん開いていない。次に見つけた店は焼肉屋。
うーん、焼きそば専門店はないのか?…と思っていたら、
ありました、ありました(拍手)。
「ふじわら」という店がそれで、駅から至近にあった。
他県ナンバーのクルマとバイクが店の前に止まっているところをみると、有名店なんだろうか?
バイク野郎や、女性旅行者、夫婦者など10人ほどでいっぱいになる店内は満席だった。とりあえず席が空くまで店内で立ったまま、そしてようやく注文。(居場所に困った)
焼きそば大好き人間の俺としては、すかさず肉玉大盛(630円)を注文。
出てきた焼きそばは何の変哲もないが、横手焼きそばの特長らしく、スープで茹でた柔らか麺に薄いソース、そしてひき肉と目玉焼き。
正直言って、大盛を頼んだのは失敗だった。関西のドロリとしたコテコテ系や、名古屋のウスターソースのちょい辛系に慣れ親しんだ舌は、水っぽい薄味は物足らない。
店内のポスターを見ると、この店は「焼きそばグランプリ」を獲得したという老舗で、タレントも訪れる超有名店であることが分かった。
「横手焼きそば」は初体験だったが、B級グルメで町おこしをしようとするなら、横手市のチャレンジはもっと努力が必要ではないかと実感した。
さて、次回は「富士宮焼きそば」に再チャレンジですな。

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※撮影Canon PowerShot G9
※『ふじわら』秋田県横手市寿町8-16 水休

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PC狂騒曲

ここ数ヶ月、パソコンの調子が悪く、「仮想メモリが不足しています」というメッセージがやたら出るようになった。
スピードも遅いし、ネットを繋ぎながら画像処理とかやってると、それだけで画面を切り替えるにも、保存するにもやたらと時間がかかるようになった。
そろそろ限界かな?…と感じつつ新規のパソコンの購入を検討することにした。
僕のPCはもう5年も使っているが、これまで不具合もなかったし、何より愛着があった。
しかし、それよりも娘のPCのほうがひどい状態で、起動してからスタート画面に変わるまで3分もかかる始末。メモリもいまどき256MBで、これもすでに5年目に入っている。
とりあえず、午前10時の開店とともに、カミさんと家電量販店に向かった。店頭はvistaを搭載したパソコン一色に染まっていた。しかし、windows7が近々出るということを聞いてるし、vistaはいまひとつ人気がないという情報も知っていた。さて、どうする…。
結局、店員さんと話すうちに、僕のPCはメモリを1ギガ増設、娘のPCは買い替えということに決着。
…でもって、今、自宅で遊んでいるメモリが2ギガに増設された僕のPCは快調そのもの。
新しく購入した娘のPCは、半日ががりでリカバリCDの作成から始まって、メールやプリンタの設定、最後に無線LANの設定を終えて、快適に稼動し始めています。
そこで、ブツクサ言っているのが長男。
「俺も欲しいよ~」
長男のPCは学校からのレンタル品で、速度もかなり遅いらしい。日々学校へもっていってるようだが、2台持つなんてゼイタクである。
「まぁ、しばらく我慢するしかないわな」
…振り返ってみると、朝から晩までPCに振り回された一日であった。
[ 2009/05/10 ] ▼日記 | TB(0) | CM(0)

会津から只見へ、そして足尾。

5日間のひとり旅から帰還した。
ほんとは6日の予定だったけど、疲れと、雨には勝てない。
車中泊1回、テント泊1回、ホテル3回のスコアだった。
昨年のGWはテント泊が3回だったことと比べると、年々軟弱になってきているのが分かる。
自慢できるものはないが、今回もひとりで1800キロを走ったことだろうか。
さすがに運転疲れがひどくて、今日はゴロゴロ転がっていた。
さて、今回の旅の一番のポイントは、只見と会津に足を踏み入れたことだろうか。
日本に最後に残された“正しい田舎”といっていいだろうか、なんにもないことに妙に癒される、そんな雰囲気がよかった。
会津の沼沢湖の近くにある集落は、40軒ほどある家屋のうち、人の影が見えない家も多くあった。
かつて、銅山で栄えた栃木県の足尾もそんな町だった。駅の周りにはコンビニさえありゃしない。
きっと、今の若者は、とても住めないだろうなぁ…。

会津沼沢湖

只見

足尾

写真上/西会津・金山町の沼沢湖近くの集落。桜が満開でした。
写真中/只見の集落を望む
写真下/足尾駅で。寂しい雰囲気が漂っていました。

5月連休ひとり旅

旅に出てから今日で5日目です。
信州は上田に来ています。上田に来た目的は酒蔵めぐりですが、中でも岡崎酒造という、女性の杜氏がいる酒蔵に立ち寄ることでした。
この女性は蔵のお嬢さんですが、マスコミにも何度も取り上げられたほどの美形。
かのお嬢さん、期待十分で訪ねたことはいいけど、残念ながら不在でした。
さて、今回の一人旅、新潟~会津、日光、足尾、群馬県渋川と回って上田です。
ここまでで、1500キロ走ってきました。
渋滞が心配ですが、明日は松本から木曽路を経由して帰宅します。
今年の旅も、なかなか良い旅に仕上がったようです。