昨日から開幕した日本シリーズ。
ドラファンのわたくしとしては、待ってました、という感じ。
しかし、初戦の負け方はなんじゃい!!!!
先発が吉見と聞いて、一抹の不安を感じていたが、
やっぱり不安は的中だ!
野球を観るとき、いつも思うのは【言霊】(ことだま)の存在。
負けると思うと、ほんとうに負けてしまう。
悪いほうに、悪いほうに事は転がり、それが現実となってしまうのだ。
昨日の試合がまさにそれだった。
吉見の先発、荒木のエラー、藤井の3三振、ブランコ、森野の体たらく…
…すでに試合中から負けることを予測していた。
心が、【言霊】支配されていたのだ。
よーし、今日は心を入れ替えて、【言霊】を逆手にとって、絶対に勝つぞ!!
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今月に入ってから、仕事に追っかけられる日々が続いていた。
普段やらないようなイレギュラーの業務が増えて、ペースが狂いはじめてきていた。
追い討ちをかけるように出張も多かったし、準備不足で大事なプレゼンを失敗する始末。
いつもならそんなストレスを回避するために、ひとりでぶらりと旅に出て心の均衡を保っていたのであるが、一旦バランスが崩れると、まるでうまくいかない。
ネガティブになり、どんどん積もっていくストレスが、ついに体調不良となって出てきたのだ。
この一週間は、ひどい耳鳴りに悩まされていた。
自分の声が耳に共鳴し、人の声も聞き取り難いくらい、四六時中ジー、ジーと耳の奥で蝉が鳴き続けるのだ。
それが今日、朝起きたら気にならないくらい小さな耳鳴りになっていた。
こうなると現金なもので、さっそく活動。
電車に乗って、ぶらりと歩く旅をした。
時間がかかったが、ようやくいつものペースに戻れそうだ。
佐藤純彌監督作品の『桜田門外の変』を観た。
封切2日目の日曜とあって、客席はそこそこ埋まっていた。
でも、お年寄りばかり(笑)。
このところ時代劇以外の作品も観ているが、やはりお年寄りが多いな。
大好きな吉村昭の原作とあって大いに期待していたが、井伊直弼の襲撃シーン以外は陳腐。
血しぶきが飛び、ちょっとやりすぎの感もあるが、実際のケースもこんなだったのだろう。
前半のクライマックスに桜田門の襲撃シーンがきて、そのあとは主人公の回想や、追っ手から逃げるシーンばかりなので、食傷気味かつ抑揚に乏しい。
回想場面も頻繁に出てくると、背景とストーリーがつながらなくなってくる。
このあたりはマイナスか。
評価は☆☆★★★…こんなところかな。
酒蔵とホーロー看板を探して、信州をぶらりと歩いてきた。
初日はあいにくの雨模様で、大町まで行って、宿がある茅野に引き返した。
2日目はうって変わって快晴だった。
諏訪の酒蔵を巡ってから、松本、安曇野、木曽路へと抜けた。
これ以上ないような、高く澄んだ秋空が印象的だった。
何度も訪ねている信州も、目先を変えれば意外な発見がある。
上松の寝覚めの床近くの集落は、新しい発見。
まるで江戸時代のセットのような風景がこじんまりと広がっていた。



※写真上から…稲刈りが終わったばかりの安曇野の風景/安曇野市の酒蔵、酔園銘醸/上松の寝覚めの床集落