社内報に載った。
趣味や特技できらりと光る社員を紹介する欄…といえば聞こえがいいが、
まぁ、僕のような“ヘンな奴”を紹介するページだ(笑)。
話はホーロー看板の記事で日経に載った3月に遡る。
人事の同期から推薦されて、社内報の編集部から打診があった。
ちょうど同じ頃、震災があったこともあり、一旦は断ろうかと思ったが、
編集責任者が以前同じ部署で働いた同僚だったこともあり、更にこのページに紹介できる人物がいないという理由を盾に、彼に懇願されたことで協力することにした。
いってみれば、彼にとっては思惑通りに、オタクのヘンな奴が網にひっかかったということだろうか(笑)。
取材は4月に行った。といっても別段大げさなものではなく、外部契約しているライターと彼が来社して、簡単にインタビューを受けて、名古屋市内のホーロー看板屋敷に同行しただけだ。
記事はライターの女性(なかなかの美人)が書いたものを僕がチェックするという流れだが、ゲラで送ってきた内容がどうも気に入らない。文脈も気になるし…。
結局、彼女には悪いがかなりの部分を変更させてもらった(それでもまだ気にいらないんだけど・笑)。
取材の前日の飲み会で、彼女から「文章にこだわっている方なので、今回は大変書きにくいんですよ」と言われたことを思い出した。
僕のサイトやブログを読んで率直に感じたと言う。
日経のときにも感じたが、取材を通して他人の内面を表現するのはいかに難しいことか、今更ながらに思った。
あーだ、こーだと文句はつけても、僕にはできない技術だと思う。
…というわけで、ホーロー看板探しというオタク系趣味を社内で暴かれてしまった僕だが、
今は、トイレに立っても他の部署の人に「社内報に載ってましたね」なんて声をかけられている。
しかし、“人の噂も七十五日”(だったかな?)の例えにもあるように、まぁ、そのうち忘れ去られるだろうね。
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昨年、一昨年と比べて緑の密度は低いけど、今年もカーテンができた。
そして、待ちに待った収穫。
丸々と太った15センチ砲が出来上がった。
まだ5~6個は実っているので、これから毎日ゴーヤージュースが楽しめそうだ。
この週末はカミさんの実家がある高山へ、野菜を貰いに行った。
トマト、きゅうり、ジャガイモ、ナス…どれも新鮮でうまい!!
肥えた畑には南瓜や西瓜がゴロゴロと転がり、稲も青々と伸びていた。
ハウスのビニールを外した鉄枠に這わせたゴーヤーは、顔ぐらいでかい葉っぱがびっしりと茂り、
カーテンどころか光も差し込まないくらい濃い密度(笑)。
一体誰が食べるのだろうというぐらいたわわに実っていた。
朝夕の一時間、日課のウォーキングをしてみた。
少し小高い丘から実家がある集落を眺めると、
ヒグラシの声がこだまする緑に広がる田畑と、ゆったりと流れる飛騨川が悠久の時を刻むようで、
とても満ち足りた気持ちになれた。
“実に田舎はいい…”今更ながらに思わずにいられなかった。

早朝からテレビにクギ付けになってしまった。
なでしこジャパンの優勝試合。
点を入れられて絶体絶命のピンチになっても、“諦めない気持ち”がひしひしと伝わってきた。
自分にとっても、このところ忘れかけていた気持ち。
眠い眼をこすりながら見た甲斐がありました。
なでしこジャパン、ありがとう~。
※我が家のミニトマトが収穫の時期を迎えています。
毎日の食卓の彩りに一役買っています。
梅雨が明けた。
平年より9日も早いという。最も梅雨入りも5月下旬だったから梅雨の期間は平年並みのようだ。
何しろ日本一暑い町に住んでるわが身にとっては、これからが受難の季節。
節電を焦って、部屋の中で熱中症にでもかかったらそれこそお笑いである。
さて、そんな暑い町で自慢できるものは何もないが、強いてあげるなら、割と美味しい店があることかな。
うなぎ、うどん、そば、ラーメンは、県外からも訪れる客がいる有名店が揃っている。
ラーメンは大石家や中華亭を筆頭にデカチャーシューの中華そば系の店が多いが、最近では漢方ラーメンの「渡辺」や、行列が途切れない「ぶっこ麺」など新興勢力がにぎやかだ。
梅雨が明けた昨日、新規開拓に行ってみたのが「うま屋」という店。愛知県を中心にチェーン展開を始めているようだが、九条ネギがたっぷり入ったとんこつ醤油ベースがなかなか旨かった。大阪の道頓堀にある「金龍ラーメン」に近い味かな。☆☆☆★★並み580円
さてさて、我が家のゴーヤー。緑のカーテンも少しは様になってきました。
カワイイ小さな実が4個ほどぶら下がっています。

先週に続いて映画館へ。
自宅から一時間ほど離れた、いつもと違う劇場に行ってみた。
イオンのモールと併設しているだけあって、チケット売場はすごい混雑。
しかし、劇場内は10人ほどの貸切状態だった。
観たのは、ナタリー・ポートマン主演の『ブラックスワン』(米・ダーレン・アロノフスキー監督)。
サイコスリラーという分野が当てはまるだろうか、緻密に計算された構成や美しい映像はともかく、
何といってもナタリーの完璧なまでの美しさが素晴らしかった。
『スターウォーズ』の子役からずっと観ているが、おそらくこの人は、世界を代表する美人女優に間違いないだろう。
さて、映画の出来に満足しつつ、帰宅してからDVDを2本鑑賞。
1本目は『最後の忠臣蔵』(2010年 杉田成道監督)。池宮彰一郎の原作を読んでいたので、ストーリーは知っていたが、作品の完成度も素晴らしく高かった。
主人公の瀬尾孫左衛門を演じた役所広司はいまさら言うまでもないうまさだが、大石内蔵助の忘れ形見“可音”を演じた桜庭ななみの演技が初々しく光っていた。
2本目は『武士の家計簿』(2010年 森田芳光監督)。
筑波大学の磯田准教授が神田の古本屋で見つけた加賀藩の猪山家の家計簿をもとに書いた「武士の家計簿「加賀藩御算用者」の幕末維新」を脚色したものである。
この作品は素直に楽しめた。僕はもともと時代劇好きなのだが、チャンバラシーンがなくても、違った視点から作品を作った森田監督の才能に感心。
この作品の舞台は幕末の金沢。
金曜日にちょうど金沢の出張から帰ったばかりだった。
映画の中にも出てきた浅野川べりも歩いてきたのだ。
それだけに妙に感慨深い印象となった。

※雰囲気がある料亭が並ぶ浅野川べり(2011.7.1金沢で撮影)
7月に入ってようやくゴーヤーの花が咲いた。
それも雄花と雌花が同時に咲いたのだ。
ゴーヤーの場合、通常は雄花から咲き始め、一週間ぐらい経ってから雌花が咲くというパターンだが、
我が家の場合はどうやら違ったみたいだ。
いずれにしても、今年もあの苦い、ゴーヤーの実が食べられる。
さて、ゴーヤー以外にプランターで育てているキュウリ、ミニトマト、ししとうを収穫した。
キュウリは2本目の収穫。
無農薬だから、瑞々しいお味です。


