台風15号による大雨で、昨日は岐阜県多治見市にある自宅に帰れなかった。
JR中央線がストップして、駅で4時間も待ったが、雨足は強まるばかりで、結局運転見合わせ。
仕方がないので、年老いた父がひとり暮す、名古屋市内の実家に一時身を寄せることにした。
夜中近くになり雨も小降りになったこともあり、妹夫婦のクルマで自宅に向かったが、
降り始めから観測史上最高の480ミリも降ったという雨量は半端ではなく、そこらじゅうで冠水騒ぎ。
高速も国道も通行止めで、どうしても県境が越えられず、泣く泣く戻るハメになってしまった。
結局は名古屋の実家で一晩過ごして、着の身着のまま出社した。
実は、本日から仙台への出張があり、その準備もあるのでなんとしても家に帰りたかったのだが、
着替えもなしで、ズボンも靴も濡れたままの状態で出張なんて…考えただけでウンザリだった。
今回の出張は、仕事が終わってから三連休を利用してのホーロー看板探しも楽しみにしていたのですが、
まぁ、“行くな”ということでしょうか。
予約していた飛行機は欠航となり、次の手段の新幹線も運転見合わせ。
在来線は昨日からストップしたまま。
何とか会社のクルマで帰ってきて、こうしてブログを書いている状態です。
ホテルやレンタカーのキャンセルもやったし、終わってみればヤレヤレですが、
いまだに止まったままのJRに憤慨しつつ、クルマを返しに行くために明日の早朝自宅を出るのが億劫です。
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何もしないまま、何も集中できないまま、9月も終わりを迎えようとしている。
夏の四国旅行以来、ブログも放りっなしにしてしまった。
この三連休も天気が悪いのをいいことに、ずっと自宅にこもっている。
読書2冊とYouYube、そしてサイトのリニュアル作業。
読書は『夏を拾いに』(森浩美著)が良かった。日本版スタンド・バイ・ミーといったらいいだろうか。昭和40年代の少年の日々を綴ったノスタルジックな内容。著者の自伝的要素もあるようだが、同時代を少年として過ごした僕にとっては、まさに珠玉の作品。
このところ追っかけているYouYubeは、THE ALFEE。1984年のヒット曲『星空のディスタンス』は今聴いてもスゴイ。当時はそれほどの印象もなかったが、30年近くが経っているのに、いささかも色褪せていないサウンドだ。ボーカルの桜井の声も素晴らしい。
さて、昨日のことだが、庭先から猫の鳴声が、それも消え入りそうな小さな声が何匹も。
物置の下から聞こえてくるようなので、窓際に寄ってそっと見ていたら、子猫が4匹顔を出している。
いつの間に、我が家で産んだのだろうか。
あんまりカワイイので、カミさんと二人でしばらく見ていたら親猫が戻ってきた。途端に、物置の下から出てきた子猫が、おぼつかない足取りで親猫にすがりつく。
なんとも微笑ましい光景だったけど、家に棲みつかれても困るので、心を鬼にして追い払った。
それから数時間かけて、親猫は一匹一匹を咥えながら、次の安住の地(お隣かな?)に引越し作業を始めた。
最後に取り残された子猫は、物置の前で行儀よく座って、不安と悲しそうな顔で親猫が戻ってくるまでミャーミャーとずっと鳴いていた。
母性本能というけど、野良猫といえどもその家族愛には心打たれるものがありますね。
昨夜のサンマの塩焼きの残りでも…と思ったけど、カミさんの「ダメよ」の一言で諦めた。
さて、さて、庭に植えたミョウガも収穫の時期を迎えている。
食べ過ぎるとバカになるということも聞いたこともありますが、これ以上バカになることもないので(笑)、
去り行く夏の風味をしっかりと味わおうと思います。
