法事でカミさんの実家がある飛騨高山に行ってきた。 帰路にホーロー看板の撮影に立ち寄ったJR焼石駅で、偶然見かけたのがボンネットバス。 あまりの懐かしさに、思わずシャッターを押してしまった。 帰宅してから調べてみると、濃飛バスには二台のボンネットバスがあることが分かった。 僕が撮影したバスは昭和33年製のいすゞBXD30というタイプのようだ。 いつかチャンスがあれば乗りたいものだが、それにしても懐かしいねぇ。
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今更だが、ようやくこの話題作を読んだ。 図書館の予約待ちもまだまだ先なので、我慢しきれずに職場の同僚から借りたのだ。 一気読み、そして爽やかな読了感。 久しぶりに読書を楽しんだ気分になれた作品だった。 大企業が横暴かつ悪者に描かれ過ぎたきらいもあるが、 ドラマを盛り上げるには、これも重要なポイントなのだろう。 また特許をめぐる訴訟のいやらしさや、弁護人どうしの闘い…。 内容を引き締める緊張感のある要素も随所にあって、作品の質を更に高めているように感じた。 すでにNHKでドラマ化されたようだが、残念ながら見逃してしまった。 願わくは、映画化を望みたい。
雨の休日は映画に限る…とばかりに、このところ毎月恒例となってきたカミさんとの映画館巡り。 メリル・ストリープがアカデミー賞主演女優賞を獲った「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」を観た。 11年もの長期政権を確立し、“鉄の女”と呼ばれたサッチャー英元首相の栄光と挫折を描いた作品である。 87歳となり、痴呆症が進んで現在も自宅療養中と伝えられている人物であるが、映画はそんな彼女の病状からくる幻想も交えながら坦々と進む。 Wikipediaでサッチャーの項を検索すると、まずその肖像写真に驚く。演じたメリル・ストリープと瓜二つなのだ。 映画のストーリーや内容よりも、メリル・ストリープの抜群の演技が光った作品という印象。 「ジュリー&ジュリア」で見せた料理のおばさんの演技も凄かったが、役に成り切る彼女の姿勢をみると、 改めて、日本にはこんな女優はいないだろうと思う。
青春18切符を使って一泊二日で大阪を歩いてきた。 歩数計の数字は過去最高を記録。 1日目…27242歩 2日目…31184歩 歩行距離数は2日で39キロだった。 それにしてもよく歩いたが、今のところ足が痛くてしょうがない…ということもない。 このところの毎週の町歩きで、ウォーキングにも慣れてきたのかね。 さて、ディープな大阪。 いつものように西成のあいりん地区にある激安宿に泊まった。(一泊1800円) 夕食もいつものように新世界で串カツとビール。 風呂もないホテルなので、銭湯で汗を流して、バタンキュー。 たまにはこんな旅もいい。   ※写真上/平野区平野本町界隈 写真下/いかにも大阪らしい風景…地下鉄平野駅の階段
不世出の単独行者・加藤文太郎の自伝。500頁を一気に読んだ。 著者は1996年刊の『白き嶺の男』(新田次郎文学賞受賞)で加藤のことを書いているが、 その刊行にあたってもう一度、加藤の物語を書くと宣言をしていた。 10数年を経て、その約束を果たしたのが本書である。 内容はコテコテの山描写がこれでもかと続く。加藤の山に向ける執念と内面の変化を余すところなく描いていく。 ひとりの人間としての強さも弱さも、そしてパーティを組まない単独行者としての苦悩。 『単独行』の著作で有名な加藤文太郎を描いた作品には、新田次郎の『孤高の人』があるが、 個人的にはおそらくこの作品を超えるものはないと思っていた。 しかし、谷甲州のこの作品を読んで、改めてそれを“超えた”作品に出会えたと確信した。 鳥肌が立つような重厚感をもった作品を書き上げた作者に、感謝したい。
ポカポカ陽気となった今日、ぶらりと飛騨方面に出かけた。 先日の飛騨高山出張で、JR高山線の車窓から見つけたホーロー看板を撮ることと、 早春の風景でも撮れたらなぁ…という思いで、飛騨川に沿ってクルマを走らせた。 岐阜県下呂市金山町で折り返し、白川町を八百津町に向かって南下すると、 眼前に棚田の風景が広がった。 まったくノーマークだったが、なかなかの規模。 田植えの時期に再訪したくなった。 更に八百津の町では、ご贔屓の酒蔵である花盛酒造が新酒のお披露目中で、酒蔵見学もできた。 巨大なホーロータンクから、大吟醸をビン(300ml)に注いで貰った。 明日からの晩酌が楽しみだ。 山の空気は冷たく、春にはまだ遠い感もあったが、鼻孔をくすぐるお酒の甘い匂いは、 早春の香りそのものだった。       ※写真上から…まるでジオラマのような風景・高山本線下油井駅/八百津町の棚田/丸ポストとホーロー看板・八百津町/八百津町の花盛酒造
今週は飛騨高山に始まり、東京の出張で締めくくるという、なんとも忙しい毎日だった。 東京では出張を終えた翌日、休みを取って電車と徒歩でホーロー看板を探した。 スーツにコート、ビジネスかばんにビジネスシューズ…ついぞ、ウォーキングにまったく向いていないスタイル。 15キロを歩いて、その歩数は25000歩となった。 歩数計をポケットに忍ばせて3年目になるが、これまでの最高記録である。 おかげで足は痛いし、肩は凝るし…どっと疲れた一日だった。    ※写真上から…都電荒川線庚申塚あたり/豊島区東長崎商店街/珍しい、冷やっこの看板
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