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常滑市大野町を歩く

台風が迫っている週末、急に思い立って愛知県常滑市の大野町を歩いてきた。
大野は知多半島の中でも、戦災を免れた古い町並みが残っていることでも有名だ。
今にも降り出しそうな空を仰ぎながら路地の奥へ。
たどり着いた海岸は世界最古の海水浴場。
海苔の養殖柵の先にタンカーが停泊していました。

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百田尚樹著 『海賊とよばれた男』

僕にとっては目が話せない作家、百田尚樹の書き下ろし新作『海賊とよばれた男』を読んだ。
上下巻の大作ながら、一気読み。
物語の主人公は日本の石油王と呼ばれた出光興産創業者の出光佐三氏である。
裸一貫から日本を代表する企業である出光グループを作り上げるサクセスストーリーであるが、
その波乱万丈の“熱い”物語に、血肉が踊るほどの感動を味わうことができた。
人を信じるがゆえに、馘首をしない、出勤簿なし、定年制無し…という破天荒な社風は、社員を家族の一員として
信頼していく佐三氏(作品内では国岡鐵三)の信念に、武士道を漂わせた明治男の頑なな正義が見える。
こうした社風は平成にまで受け継がれ、出光興産は唯一の民族系石油会社として存続をしてきている。

百田尚樹の作品は、『錨を捨てよ』や『ボックス』、『風の中のマリア』や『聖夜の贈り物』、前作の時代小説の『影法師』にしかり、1作ごとに作風を変え、様々なカテゴリーへのチャレンジを意図的に行ってきているが、今回の作品は、ノンフィクションを十分に意識した企業小説、立志伝、評伝として、そのチャレンジが成功した出来になったと思う。
まさに“百田ワールド”。
『永遠の0』を読んだ人ならば、思わずニヤリとするサービス精神にも感心するだろう。

海賊とよばれた男 上海賊とよばれた男 上
(2012/07/12)
百田 尚樹

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[ 2012/09/27 ] ▼読書 | TB(0) | CM(0)

週の初めに、思うこと

このブログは、政治的、思想的、宗教的なことに極力触れないスタイルでやってきたが、
あまりに自分勝手な旅や遊びのことばかりでは、
「アイツはなんも考えていない」とも言われかねないし(とっくに言われているが・笑)。
まぁ、たまには脱線するのもいいだろう。
…というわけで、週の始めなので、少しばかし世相のことを書いてみたい。

中国の反日デモが激化して、終焉の見通しも混迷している。
被害を受けた中国青島のイオンの社長が、NHKのインタビューで、
「これはデモではなく、テロリズムだ」とコメントしていた。
まさにその通りだと思う。

クルマをひっくり返す、国旗を燃やす、店を壊して略奪する。
これを「野蛮」と言わず、なんというのか。
…やりすぎだよ。

国民感情が悪いのは、双方の国とて同じ。
いかにキレても、理性を持って感情を抑えるのが文明人である。
一線を越えない分別は、国際社会の中で不可欠ではないだろうか。
日本では中国に対してのデモや破壊行為はしない。
これは、日本人としての誇りにも思う。

日本が尖閣の問題をめぐる歴史的なプロセスの中で、中国人の気持ちを逆なでする
行為をしていたと主張するなら、そのボタンのかけ違いを正すのが政治である。
今こそ外交努力をもって、お互いが知恵を出し合い、大人どうしの話し合いで、
正常化に向けて動くべきだ。

縄張り争いにしか見えない、二大政党の代表選や総裁選の、ピントが外れた問題意識の欠如。
AKBのじゃんけん大会?、前田敦子のケツ丸だしお姫様だっこ?…バカバカしいほどの平和な世相。
一方で、根が深いいじめ問題や被災地の復興、原発事故処理…。

自分は国民の一員として何をすべきなのか、
分からないまま日々を過ごしていく。
いったい、この国、どうなってしまうんだろうね。
[ 2012/09/18 ] ▼日記 | TB(0) | CM(0)

『黒部の太陽』を観た!

ついにというか、念願かなって日本映画の大作『黒部の太陽』(1968年 熊井啓監督)を観た。
主演は石原裕次郎VS三船敏郎。
この映画は、故石原裕次郎の「映画は大きなスクリーンで観て欲しい」という生前の希望もあり、
テレビ放送、DVD化はされていない。
今回はまき子夫人の努力もあって、「裕次郎の夢」と題してチャリティー鑑賞会を実施し
1968年の劇場公開以来44年ぶりに、全国の公共施設で一般公開されることになったということだ。

今日、僕が見たのは愛知県一宮市民会館というところで、1500席がほぼ満員状態の盛況だった。
前売券(1000円)をうっかり買い忘れて、限定100席分の当日券(1200円)を求めて会場に行く
という綱渡りだったが、ほとんどの人がコンビニで前売りを購入していたようで、
僕みたいに当日券を求めて直接来た人はあまりいなかったみたいだ。

ともあれ、観たかった映画です。
スケール、ストーリー、迫力、どれをとっても素晴らしかった。
3時間15分の全編のうち、途中休憩が入るというのも初めて。
日本映画史上に残る金字塔だと思います。☆☆☆☆☆

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[ 2012/09/17 ] ▼映画 | TB(0) | CM(0)

焼きものの町、常滑を歩く

“何もしないぞ三連休”と決めていたが、やっぱり身体を動かさなきゃ我慢できぬ…とばかりに、
急に思いついて、EOS60Dを肩に、カミさんを誘って愛知県常滑市を訪ねた。
常滑は陶磁器メーカーのINAXの町として有名で、古くから土管や便器、生活陶器を作ってきた。
今は中部国際空港もできて、なにかと賑やかだけど、そこは歴史の町。

台風の余波で、風も強く、時折雨がパラついた一日だったけど、
なんだか懐かしい、そして心落ち着く風景に出会えた町でした。

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大阪下町ぶらり

職場の同僚と大阪を旅した。
仕事が終わって、新幹線で大阪へ。
宿は西成のドヤにあるホテル(一泊1980円)。
新世界で串カツ屋2軒をハシゴして部屋に戻った。
翌日は西成地区をぶらりと歩いて、僕はそのままホーローの旅へ。
天王寺から生野区の今里筋、そして桃谷駅まで気ままに10キロほど歩いてきた。
汗が滴り落ちるぐらい蒸し暑い日だったが、日陰はほどよい涼しさ。
ウォーキングの季節も、そろそろ近づいてきたようだ。

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『アベンジャーズ』を観た

金沢出張中のレイトショーで「アベンジャーズ」(2012年米 ジョス・ウェドン監督)を観た。
メガヒットのアメリカンヒーローたちを集合させた、ごった煮的内容ですが、スピード感があって、
素直に楽しめた映画でした。まさに娯楽映画。
女性闘士ナターシャを演じたスカーレット・ヨハンソンの美貌とカッコよさが光っていました。
☆☆☆★★
[ 2012/09/08 ] ▼映画 | TB(0) | CM(0)

ゴーヤーも終わり

緑のカーテンもご覧のように完成!
ゴーヤーの実も10個以上収穫できました。
ここ数年の中で一番、完成度が高い緑のカーテンになりました。

あとは枯れていくばかり。

暑かった夏も終わりですね。

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[ 2012/09/01 ] ▼ゴーヤ観察日記 | TB(0) | CM(0)

夏の終わりの点景

遅い夏休みをとって、関西と中国地方を旅してきた。
相棒となったばかりのプリウスを気ままに走らせた。
8月も終わりといえ、残暑はとてつもなく厳しく、
突然夕立になったり、と思ったら真っ青な空…。
稲穂もまぶしいくらいの黄金色だ。

1400キロを彷徨った3日間は、
思う存分に、日本の風景を瞼に焼き付けた旅になりました。

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※写真上から…岡山県勝山町の町並みと相棒/岡山県鏡野町の田園風景/岡山県英田町あたり/岡山県備前市虫明で/同 旧虫明郵便局/岡山県倉敷市美観地区/岡山県津山市の夜明け/岡山県虫明/鳥取県八東町若桜鉄道安部駅。寅さんのロケが行われたことで有名/岡山県勝山町/兵庫県姫路市網干区新在家あたり(モノクロ)