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ゴボウ

昨日から実家に出かけたカミさんが、「ゴボウ堀りをしたよ!」といって、
携帯メールを送ってきた。
写りは悪く、なんだか木の枝みたい。

こちとらは、せっかくの週末というのに、会社の仕事を宿題に持ってきている状態。
ゴボウ堀り、したかったなぁ。

ちなみにゴボウは漢字で書くと【牛蒡】。
読める人、少ないだろうね。

gobou
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[ 2012/10/21 ] ▼日記 | TB(0) | CM(0)

町内の秋祭り

郊外の新興団地に越してきて15年が過ぎた。
秋晴れの今日は、団地の祭りだ。
といっても、歴史がある祭りではない。
自治会主催で、参加者はこどもたち。
朝から「ワッショイ、わっしょい」の掛け声が響いていた。
たわいもないけど、こんなのもいい。

matsuri4126

佐野眞一著 『別海から来た女』

睡眠薬と煉炭を使った連続殺人で、平成の毒婦として有名になった木嶋佳苗のノンフィクションである。
世の男たちは、なんであんなデブ、ブスに騙されてしまうのか?
世間の関心はこれしかないから、事件後、この一点を興味本位に扱った情報がわんさと出た。
今年4月に木嶋に死刑判決が出たあと、被告は即刻控訴するが、その後、この事件に関わる報道も一旦は終焉したかのようだ。
そこにきて、佐野眞一の新刊ということで本書が上梓されたから、にわかにまた木嶋佳苗ブームが起こっている。
さて、この作品であるが、いつもの佐野の取材セオリーどおり、まずは木嶋のルーツを探るべく、北海道別海からダムに沈んだ福井県九頭竜川の村まで取材は広範囲にわたっていく。
木嶋が育った“ど田舎”の別海と、木嶋が毒婦になっていく“大都会”の東京を対比させることにより、ゆがんだ木嶋の精神と性癖を、事件の根源として一族のルーツとその格差に求めていくのはあまりにもこじつけである。
『東電OL殺人事件』でみせた、執拗な裏取材に基づいた説得力の鋭さは本書にはなく、人間心理を深く読み込む佐野のこれまでの手法が、とってつけたような安易な“決め付け”に変わっている。
「木嶋、お前がやったに違いない」…気づいたときには、こんな感じで全編を読まされしてまったと思う。
被害者たちと木嶋との関わりも充分に書ききれていないし、何よりも木嶋ブームに乗り遅れまいと、適当な取材で妥協し、出版したことも、一攫千金を狙った薄っ平な作品に思えて、佐野のファンとして残念でならない。

別海から来た女――木嶋佳苗 悪魔祓いの百日裁判別海から来た女――木嶋佳苗 悪魔祓いの百日裁判
(2012/05/25)
佐野 眞一

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[ 2012/10/14 ] ▼読書 | TB(0) | CM(0)

信州から甲斐の国へ

三連休の前半、信州から山梨を旅した。
目的はホーロー看板探しだけど、
いつものように、気に入った風景を見つけては、気ままにシャッターを切った。
暑かった夏も終わり、高原はすっかり秋の気配。
小さな集落の路傍には彼岸花がにょきにょきと…。
ちょうどクルマで聴いていたCDが、山口百恵の往年のヒット曲『曼珠沙華』。
花言葉は「情熱」「独立」「再会」「あきらめ」。
「悲しい思い出」「想うはあなた一人」「また会う日を楽しみに」。

甲府から身延、静岡へと、のんびりハンドルを握った一人旅でした。

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※写真上から…長野県原村から望む八ヶ岳/山梨県甲府郊外で見つけたコスモス/山梨県白州にある清酒七賢を造る山梨銘醸/同、蔵の中