89歳にして現役、名優・三國連太郎の対話ノンフィクションである。
三國が自薦した映画10本を著者と鑑賞し、対談形式でその時折の心の内を探っていくという内容。
ストレートかつ、内面をえぐるようなインタビューは佐野眞一の真骨頂がよく出ており、
三國の謎めいた生きざまに迫る作品に仕上がっている。
『飢餓海峡』『利休』など選ばれた映画の中でも、以前から気になっていた作品があったので、
早速レンタルしてきた。
山田洋次監督作品の『息子』(1991年)は、椎名誠の原作の映画化で、三國68歳の作品。
息子(永瀬正敏)の父親役を演じる三國は、黒沢明監督『生きる』で志村喬が演じた老人役をほうふつとさせる雰囲気があった。肩の力を抜いた自然体の演技は、改めて三國の凄さを感じた。
また、息子の恋人役で聾唖のヒロインを演じた、当時21歳の和久井映見の初々しさと美しさが光っていた。
さて、三國連太郎であるが、今年7月に三國が心筋梗塞で急逝というニュースがネット上に出回った。静岡県沼津市の老人ホームにいるという情報もあり、さすがに役者である。いくつになっても謎めいた人物である。
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泥のように眠る毎日が続いている。
飲んで帰って、風呂も入らずに、それこそ倒れるように眠っている。
仕事も忙しく、なのに、飲み会も積極的にこなしている(笑)。
こんなの、健康に良いわけないよなぁ。
さて、今日はプリウスの6ヶ月点検に行く日。
走行距離は1万キロ超えたから、まぁ順調に乗っている。
悔しいのは、先週の夫婦旅行で、縁石にひっかけてしまいキズつけてしまったこと。
どんなに運転を気をつけていても、こんなことは起こりえるから、まぁ、しょうがないか。
それと、スタットレスも買わなきゃいけないし…うーん、出費が増えるわ。