高血圧の身体には良くないと分かっていても、ついつい食べてしまうのがラーメン。 もっとも毎週のように北海道に出張してては、ついこんな傾向になってしまいます。 このところ食べたラーメン画像貼っておきます。    ※『吉山商店』焙煎ごまみそラーメン 850円 ※『雪あかり』味噌ラーメン 840円 『けやき』味噌ラーメン 850円 ★メインサイト「 琺瑯看板探検隊が行く」もどうぞご覧ください★ ↓♪ 良かったらポチッとお願いします ♪ 

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NHKの朝の連続ドラマ『ごちそうさん』が終了。 この半年間、録画しながらずっと見続けていました。 これまでの自分の歴史で、NKHの朝ドラを見ることなどほとんどありませんでしたが、 この番組は別格で、毎日のストーリーが気になって、気づいた時には最期まで見ることができました。 主人公の杏もいいけど、脇を固める出演者が良かったですね。 特に義理の姉役の和枝さん(キムラ緑子)の演技は絶品でした。 来週からは楽しみがなくなりましたが、まぁ、その分録画する手間がかからなくて良しとします。 ところで、今日の仙台は今年一番の暖かさで、なんと23度もありました。 好天を当てこんで、久しぶりにレンタカーでホーロー看板探しに出ました。 帰宅してから疲れがどっと出てきて、ちょっと熱っぽいです。 夕方からは咳も出始めました。 てっきり花粉症かと思っていましたが、昨日までの札幌出張で風邪を引いたようです。 まさかインフルじゃないだろうね。 体温計も用意していないので、熱の高さも分からないです。
東京や名古屋では桜が開花したというのに、ここ仙台は同じ開花でも、平年より26日遅れで梅が咲いたというニュースがありました。 さて、北東北を巡った18きっぷの乗り鉄旅、後篇です。 秋田駅6時51分発の奥羽本線がこの日のスタートです。 日本海を車窓から見ながらの景色は素晴らしかったのですが、部活でもあるんでしょうか、日曜日なのに車内は高校生たちでいっぱい。景色をのんびり見ている余裕もありません。 山形県酒田から新庄までは陸羽西線に乗り換え、最上川に沿って雪景色の中を走りました。このルートは今回の旅の中でも白眉ともいえるでしょうか。 東北らしい山の深さと雪のまぶしさが素晴らしかったです。 更に新庄からはJR横手線に乗り換えて北上しますが、さすがに豪雪地帯の秋田県の内陸部です。積雪量は半端ではないです。 湯沢や雄勝あたりは、駅のホームにはまだ2メートル以上の雪があったと思います。 また、車内は秋田弁なまりのオンパレードで、地元のおばちゃんたちでしょうか、意味不明の言葉でよく喋る、喋る(笑)。 僕は父の実家が秋田なので、幼いころから秋田なまりを聞いて育ちましたが、それにしてもよく分からない最強の“なまり合戦”だったと思います(笑)。 最後は、横手からは北上線に乗り換えて東北本線北上駅で下車。 長かった旅もようやく最終コーナーに入ったという感じでした。 18きっぷの5回分をすべて消化し、あとはのんびりと居眠りしながら仙台までの旅です。 いやはや、ちょっと過激な乗り鉄旅、お疲れさんでした。。。                ※画像上から…秋田駅で/同/秋田県象潟あたり。日本海の青さが目にまぶしい/車窓から雪を抱いた鳥海山を望む/酒田駅で。陸羽西線の奥の細道ライン/同/酒田から新庄までは最上川に沿って走る/同/新庄駅で。お祭りのモニュメントが飾られていました/新庄駅外観/横手線車内。対面シートは景色が見づらいのが難点/豪雪の雪原が続く雄勝あたり/秋田県横手駅/北上線の車窓からの景色/東北本線北上駅で。
青春18きっぷを使った旅の最後は、1泊2日で行く北東北の旅です。 今回のコースは、 1日目…仙台→一ノ関→盛岡(JR東北本線)→好摩(いわて銀河鉄道)→大舘(花輪線)→秋田(奥羽本線) 2日目…秋田→酒田(奥羽本線)→新庄(陸羽西線)→横手(横手線)→北上(北上線)→一ノ関→小牛田→仙台(東北本線) …2日合わせて、25時間乗りまくりの旅です。 初日は、仙台から乗った電車を岩手県の一ノ関駅で下車することからスタートです。 45分の待ち時間の間、駅前をぶらぶらと歩きましたが、駅前というのに、ほとんど人が歩いていないという閑散たる風景がありました。 東北の人口空洞化を象徴するような寂しい実態です。昼間のネオンが消えた飲み屋街は更に侘しさが募りました。 一ノ関から盛岡に移動し、第3セクターのIGRいわて銀河鉄道の連絡時間までの間、岩手に来た時には必ず立ち寄るじゃじゃ麺の店へ。 大盛りをぺろりと平らげてしまいました。 盛岡から好摩を経由して、JR花輪線で大舘へ。途中の安比高原あたりは2~3メートルの積雪量がありました。 大舘からはJR奥羽線で秋田までです。右手には八郎潟の水平線と、雪を抱いた男鹿半島の稜線が見えました。 17時25分、秋田駅に到着。 駅前のホテルに投宿して、夜のとばりが下りた駅裏界隈をぶらぶら。 一人で入れる手ごろな店もなく、結局はスーパーのお惣菜とビールで済ませる味気ない夕食となりました。 …後編に続きます。              ※画像上から…JR一ノ関駅/同/一ノ関駅前/一ノ関の風俗店が並ぶ界隈/盛岡駅のじゃじゃ麺専門店「じゃじゃめん小吃店」大盛670円/IGRいわて銀河鉄道盛岡駅/同、電車内/石川啄木の故郷、渋民/JR花輪線からの車窓風景/JR奥羽本線、八郎潟から男鹿半島を望む/夜の秋田駅前/秋田駅の駅裏界隈/同
秋田県内のJRの各駅には「ユタカな国へ あきたびじょん」というポスターが貼られている。 使われているのは、写真家・木村伊兵衛が1953年に撮影した有名な「秋田おばこ」の写真です。 ずっと以前に木村伊兵衛の写真集を見て、この美人は誰なんだろう…と、気になっていました。 2012年1月11日付の秋田魁新報にその答えがありました。 それによると、かすりの野良着を着た女性は、大仙市角間川町出身の三上洋子さん(旧姓・柴田)、当時18才ということでした。 洋子さんはその後、国会議員秘書となり、貿易関係の仕事をしていた三上氏と結婚。 2010年に76才で亡くなるまでロサンゼルスで暮らしたそうです。 洋子さんの若い頃を知る地元のご老人は「すらりとした現代的な美人、当時、熱を上げていた若者も多かった」ということです。 これだけの美人です。今でも、熱を上げる男性はきっと多いと思います。 控えめななかに、凛とした美しさを感じますね。 ところで、このポスター、欲しいなぁ(笑)。
相変わらずの出張三昧です。 北海道といえばジンギスカンですが、ジンギスカンといえばすすきのの『だるま』ですね~。 ということで、いつ行っても行列に阻まれて実現できなかった『だるま』に初突撃してきました。 2012年にできた『4.4.号店二階亭』は、女性客に配慮してか最新の排煙設備、専用のロッカーを完備したキレイな店です。 若くてかわいい女性定員が目の前で七輪に炭火と鍋をセットし、羊脂、タマネギ、ネギをのせてくれて、お肉の入ったお皿を1枚出してくれます。 お肉を乗せると、炭火の勢いを強くするためにうちわであおってくれます。 一生懸命なその表情がいいですね~。 後はひたすら焼いて食べるだけ(笑)。 思わず、「うまい!!」の連発です。 最後は、残ったタレにブレンド茶を注いでくれます。 これがまた旨い。 いやはや、大満足の一夜でした。   ※スマホで撮影 ※『だるま4.4号二階亭』北海道札幌市中央区南四条西4 ★メインサイト「 琺瑯看板探検隊が行く」もどうぞご覧ください★ ↓♪ 良かったらポチッとお願いします ♪ 

銀座でふらふらと酔客になってきました。 この日の東京の気温は19度。 直前までいた札幌の最高気温は1度。 差引き18度。 すごい温度差でした。 それにしても、今週のトピックスとでもいいましょうか、三十路アイドルの安田美沙子の結婚と、往年のお姉さんアイドル・安西マリアの死去は、酔っ払いのおじさんにとってはちょっとばかしショックでした。   
青春18きっぷを使った乗り鉄旅の第三弾は、一日で14時間各駅停車乗りまくりの旅です。 早朝5時半に自宅を出て、仙台発6時3分郡山行きからスタート。 1時間近く待ち時間があった郡山を除いて、あとは乗り換えに次ぐ乗り換えです。 コースは以下です。 仙台6:03発→郡山8:23(東北本線)→水戸13:01(水郡線)→友部13:19→小山14:41(水戸線)→黒磯16:34→郡山17:46→仙台19:56着(東北本線) JR水郡線は素晴らしい景観の中をコトコトと走る単線で、東北から関東へ繋ぐ珠玉の路線ではないでしょうか。 車窓から見える雪を抱いた吾妻連峰がきれいでした。 また、のどかな田園風景を走る水戸線もなかなか。 この日は土曜日とあって、学校帰りの高校生の一団が乗り込んできて、賑やかでした。 それにしても女子高生のスカートの短さ、なんとかならんものでしょうか。 目のやり場に困りました(笑)。 さて、ちょっと過激な乗り鉄旅も三回目が終わり、次回はいよいよ2日をかけての北東北周遊にチャレンジです。 3連休の天気は秋田では雪の予報です。 高知では桜が咲き、東京では春一番が吹いたというのに、北東北はまだまだ冬が続きます。        
旭川に出張すると、『らーめんや天金』さんとどちらにするか悩む店です。 醤油がウリですが、今回は味噌にチャレンジです。 スープも美味しいですが、やはりここは麺ですね。 固いような柔らかい、それでいて弾力がある独特な感触が、旭川の麺を象徴しているような気がします。  ※スマホで撮影 ※『梅光軒本店』北海道旭川市2条通8 ピアザビル B1F 不定休 ★メインサイト「 琺瑯看板探検隊が行く」もどうぞご覧ください★ ↓♪ 良かったらポチッとお願いします ♪ 

今年3回目の旭川に行ってきました。 駅前から続く買物公園には雪がほとんどありません。 先月訪ねたときに、極寒の体験をしたことがウソのような暖かさ。 北海道出張の必需品、ユニクロのモモヒキ無しで、夜の町をぶらぶら。 そろそろ旭川の冬も終わりでしょうか。
宮城県石巻市に行ってきました。 目的は、お寿司を食べること。 石巻といえば、お寿司に決まっていますね!!(笑) 震災で休業を余儀なくされたもの、最近になって復活するお寿司屋さんが増えてきたようです。 こうなれば、行かないわけにはいきません。 松島から石巻に入ると、駅前商店街ならぬ“まんがロード”が迎えてくれました。 サイボーグ009、仮面ライダーといった、宮城が生んだ巨匠・石ノ森正太郎のキャラクターがそこかしこに配置されています。 商店の壁には街を襲った津波の高さも記されていました。 さて、訪ねた店が、石巻でも人気店のひとつ『竹乃浦』。 地元三陸の金華山沖で獲れる新鮮なネタにこだわっているということです。 「金華にぎり」を食す。 8貫で2000円。お値段もなかなか。 (1個250円もするじゃない・笑) 小市民にとっては、滅多にないぜいたくです。。。 …微力ながら、石巻にお金を少し、落としてきました。   ※スマホで撮影 ※『竹乃浦飛翔閣』宮城県石巻市山下町1-19-6 元旦休 ★メインサイト「 琺瑯看板探検隊が行く」もどうぞご覧ください★ ↓♪ 良かったらポチッとお願いします ♪ 

意外にも仙台にはつけ麺屋が多くあり、仙台駅西口にある『麺屋正宗』も人気店の一つ。 週末の中途半端な16時台という時間帯にもかかわらず、店内には順番待ちができていた。 野菜盛りのつけ麺を注文。(910円) ゆで時間がしばらくかかるが、コシがある太麺は大盛りまで無料だった。 スープにはあぶりチャーシューが浮かび、スープはコクがあって旨かった。   ※スマホで撮影 ※『麵屋正宗』宮城県仙台市青葉区中央1-6-39 菊水ビル1階 無休 ★メインサイト「 琺瑯看板探検隊が行く」もどうぞご覧ください★ ↓♪ 良かったらポチッとお願いします ♪ 

先週に続いて青春18きっぷを使った乗り鉄旅をしました。 コースは仙台から気仙沼、一ノ関を経由して仙台に戻るという周遊コースです。 早朝に仙台駅を出発、JR東北本線小牛田駅から石巻線に乗り換え、前谷地駅へ。更に気仙沼線に乗って柳津駅で下車。 ここから先は、気仙沼駅までのバス代行運転となる。 所要時間は約2時間。津波の被害が大きかった南三陸町や本吉町、気仙沼市南部の海岸線を見ながら行く。 バスは旧JR気仙沼線のレールがあったルートを走ったり、国道にエスケープしたり気仙沼市に近づいていった。 海岸線に沿った南三陸町の志津川や歌津の町並みは跡形もなく、鉄骨がむき出しになったままの建物や、無残にも折れてしまったJR気仙沼線の高架が目を奪った。 震災後3年経ったというのに、復興は進んでいないという印象だ。 震災前の2007年5月、この地でホーロー看板探しをしたことを思い出した。 あの時に見た平和な風景は今はなく、何もなくなった埃っぽい殺風景な大地を工事車両が行きかう中、風に乗った粉雪が舞うばかりだった。 終点の気仙沼駅でバスを降り、JR大船渡線に乗り換えるまでの待ち時間で、駅周辺をぶらりと歩いた。 商店街は人の姿を見ることもなかった。身体の芯まで冷えてくる底冷えと、肌を刺すような寒さに我慢できず、早々に切り上げて駅の待合室に戻った。 帰路は一ノ関駅経由で仙台に戻るが、停滞する低気圧の影響か、目も開けていられない荒れ狂う風雪に、駅のホームでたじたじとなった。 仙台に赴任して一年、いつかは南三陸の被災地を見なければと思っていたが、今更ながらにその驚異の爪痕に、ただ驚くばかりだった。            ※画像上から…JR前谷地駅。ここから気仙沼線に乗り換える/柳津駅で。JR気仙沼線はここから先がバスの代行運転となる/津波の被害が大きかった南三陸町志津川~歌津あたり/同/同/JR気仙沼駅前にあるモニュメント/気仙沼市のマンホホール/気仙沼駅近くの町並み。誰にも出会わなかった/気仙沼駅に停車中のキハの2両編成/JR東北本線一ノ関駅。風雪が荒れ狂っていた
仕事が一段落した週末、青春18きっぷを使ってちょっとばかし過激な旅に出ることにしました。 略して、"12時間乗り鉄勝負"(なんのこっちゃ・笑) 過激な旅というくらいだから、もちろん体力勝負です。 更にダイヤが乱れたら、この旅の遂行はそこでアウトになってしまいます。 今回の旅は、日本が誇るJRのダイヤの正確さを信用した上で、決して居眠りなどしない、このところの意志の弱い自分にカツを入れる、前向きなチャレンジなのです(笑)。 【コース計画】一日で周れるだけ乗り鉄をしようというのが今回の目的。更にせっかくなので、地図を片手に車窓からホーロー看板を探すことにしました。 練りに練ったコースは以下。仙台駅をスタートしてからの乗り継ぎ駅を並べてみると、 仙台発→福島→郡山→福島→飯坂温泉→福島→米沢→山形→新庄→鳴子温泉→小牛田→仙台着…となります。 簡単に言うと、宮城県から福島県、山形県の東北南三県を周るコースです。 さて、その結果はいかに…。 【7時01分発 仙台駅】いつもより早起きして、仙台駅に向かう。雪がぱらつく天気なので、出で立ちはダウンジャケットにマフラー、そして愛用のディパック。準備万端、これから過激で無謀な旅の始まりだ。 改札口で青春18きっぷにスタンプを押してもらい、しよいよスタート。 もちろん、18きっぷなので、今回は普通電車に乗っての各駅停車旅である。 【8時28分着/8時43分発 福島駅】まずは東北本線に乗車。 日曜の早朝とあって、車内はガラガラ。 福島までは昨年チャレンジしたことがあるので、車窓からホーロー看板を探すことはせずに、文庫本を読みながら過ごした。福島駅から東北本線郡山駅までの乗り継ぎ時間は15分。 【9時33分着/10時09分発 郡山駅】車窓を雪が叩く。ハンカチで拭いても直ぐに曇ってしまう窓から、ホーロー看板を貼った建物を探すが、収穫はゼロ。 急にお腹がすいたので、郡山駅のホームにある待合室で持参してきた菓子パンをぱくつく。 【10時55分着/11時20分発 JR福島駅/福島交通福島駅】郡山駅から再び福島駅に戻る。次の目的地米沢行の電車の乗り継ぎまで2時間のタイムラグがあるので、道草ついでに飯坂温泉まで往復することにした。 飯坂温泉にはかつて親類の家があり、40年ほど前に飯坂線の車両に乗って訪ねて以来である。 ロッテリアで、昼めし代わりのコーヒーとフライドポテトを購入して乗車。 ホームに入ってきた福島交通の車両はなかなかカワイイ。  【11時43分着/12時10分発 福島交通飯坂温泉駅】終点の飯坂温泉駅で降りる。帰りの電車の時間までは28分しかないので、大急ぎで古い街並みが残る温泉街まで往復することにした。 すっかり立派な建物に変わってしまったが、町の中心地・湯沢にある共同浴場の料金は大人200円、子供100円だった。 大昔、まだ幼少の頃、ここを訪ねた時は町民の入浴料は一律5円だったことを覚えている。 それにしても飯坂の町は坂道が多い。 雨も降りだし、傘をさして歩いた。    【12時33分着/12時55分発 福島駅】いよいよJR山形線に乗り継いで米沢に向かう。ここからは普通電車を乗り継いで米沢→山形→新庄への旅である。 福島から米沢へはこの旅の白眉ともいえる県境超えのコースだ。 深い雪に閉ざされた峠駅ではかの有名な駅弁『峠の釜めし』が売られていた。 米沢駅に向かう手前でホーロー看板を貼った看板屋敷を発見。シャッタースピードについていかずブレてしまった。 【13時42分着/13時50分発 米沢駅】雪が舞う米沢駅に到着。県境を越え山形県に入ってからは真っ白な世界が待っていた。 それにしても冬の山形は雪が多い。 奥羽本線米沢駅から8分の乗り継ぎ時間で山形駅を目指す。 この電車には18きっぷを握りしめた同好者が多いのか、2輌編成の対面シートはカメラを提げた"乗り鉄野郎"で埋まっていた。(もちろん、僕もその一人だ)  【14時34分着/14時46発 山形駅】山形駅に着くと、JR左沢線のホームに停まるフルーツライナーを横目に見て、乗り鉄野郎たちは停車中の新庄行の普通電車めがけてホームを駆け出す。 老体に鞭打って、つられて僕も走り出す。 いやはや18きっぷのシーズン、全国どこでも見られる熱狂的な風景なのだ。 山形駅から新庄駅間の車窓から見える風景は、更に積雪量が増し、広大な最上平野はまさに白一色だ。 乗り鉄野郎を満載して突っ走る車両に、僕の対面に座った若い女性がもの凄い美人。 目があった途端、こちらが焦ってしまった。 まさに『掃き溜めに鶴』。 一服の清涼剤だった(笑)。   【16時03分着/16時10分着 新庄駅】新庄駅に着きJR陸羽東線に乗り換える。 福島から一緒だった乗り鉄野郎たちは更に北を目指すのか、ここでほとんどのメンバーが姿を消した。 『奥の細道湯けむりライン』と呼ばれる陸羽東線は山間部の県境越えとなる。 鳴子温泉までのルートは名にし負う豪雪地帯だ。 昨年の夏に遊んだ瀬見温泉駅(山形県最上市)のホームは深い雪に埋もれていた。   【17時10分着/17時18分発 鳴子温泉駅】薄暗くなった乗り継ぎ駅の鳴子温泉に到着。 結局、一日中青空を見ることなくここまで走ってきた。 ここからはいよいよ最終ラウンドだ。小牛田駅まであとわずか。 疲れもどっと出てきた。  【18時19分着/18時26分発 小牛田駅】東北本線小牛田駅に着くとすっかり暗くなっていた。 鳴子温泉駅からは車窓からのホーロー看板探しを諦めて、シートにだらしなくもたれて、固まった腰を延ばしたり、肩を揉んだりした。 さて、過激で無謀な乗り鉄旅もいよいよ終わりだ。 人影まばらなホームに立ち、仙台行の東北本線普通電車を待った。  【19時14分 仙台駅到着】仙台が終着駅なのをいいことに、小牛田駅から乗車した途端、すっかり眠ってしまった。 10回もの乗り継ぎをこなした12時間の電車旅もようやく終わりだ。 仙台駅のホームに降りた時には、思わずバンザイをしたかったが、これは大人げないのでやめた(笑)。 過激で無謀な乗り鉄旅だったが、このところ仕事三昧の刺激がない日々の中で、久しぶりに夢中になったチャレンジだった。 最後は、駅の構内にある立ち食いそば屋に立ち寄り、かき揚げそばで一人祝杯をあげた。 長かった一日が終わった。 
今年初めて秋田へ行ってきました。 実は1月に行く予定がありましたが、悪天と風邪でパスしてしまい、 それ以来ずっと気になっていました。 夜は会社の仲間と居酒屋できりたんぽ鍋をつつきながら、地酒をぐびり。 やはり、いろりで作る鍋は絶品です。 いやはや、旨かった~。   ※画像上から…川反の居酒屋できりんたぽ鍋/朝の川反の風景
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