マーティン・スコセッシ監督の話題作『沈黙-サイレンス-』を観ました。
封切日の初回ですが、154席の会場の入りは3割ほど。
三時間近くの長い作品も、あっという間に終わってしまったという感じ。
トイレを我慢することもなく、久し振りに映画の世界に引き込まれました。
この作品は江戸時代初めの長崎が舞台。
幕府のキリスト教弾圧に苦しむ切支丹と宣教師の物語です。
原作は遠藤周作の同名小説。
40年以上前の高校生の頃に読みましたが、内容はすっかり忘れていました。
改めて映画を観てみると、胸に迫るものがありましたね。
当時の日本がキリスト教を邪宗と決めつけ、なぜそこまで排除しようとしたのか考えさせるものがありました。
ハリウッドデビューとなった隠れ切支丹キチジローを演じた窪塚洋介の演技も素晴らしく、若手女優の小松菜奈もよかっですね。
久し振りに見ごたえのある作品でした。
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