週末の日課となったウォーキング。
二日続きのウォーキングなんで、筋肉痛になるヒマありませんね。
五十肩のカミさんも行く気満々です。
さて、今日の目的地は岐阜県最古の寺、日龍峯寺を訪ねる約8キロ、2時間のコースです。
テーマは古刹ウォーキングにします。
日龍峯寺は美濃西国三十三か所一番札所の霊場で、創建は5世紀前半の仁徳天皇の時代と伝えられています。
本堂の舞台の造りが京都の清水寺に似ていることから『美濃清水』の別称で呼ばれており、最近ではNHKの『ゆく年くる年』でも放映されました。
この寺を中間地点とし、ふもとの集落から周遊するウォーキングをスタートしました。
往路の林道は産廃処理場や幼稚園(?)の跡地があったり、ちょっとばかし寂れた印象。
しかし、お寺が近づき仁王門が現れると、表情一変です。
ここからがこのコースの白眉といえる感じで、長く続く苔むした石段を登った先に突然“舞台”が現れました。
清水寺には及びませんが、下から見上げるとかなりの迫力です。
江戸前期建立の本堂や、天井絵が敷き詰められた籠堂と呼ばれる木造建築は素晴らしい造りです。
籠堂は毎月第三日曜のみの開放なので、ちょうど今日、ラッキーーなタイミングで見学することができました。
本堂には本尊の観音菩薩像が安置され、天井には鮮やかな絵も描かれており、明治時代の奉納画も掛けられています。
これを見ただけでも歩いて登った甲斐がありました。
更に、寺の敷地内には鎌倉時代に北条政子によって建立された多宝塔や鐘楼もあって、“古刹マニア”には興味が尽きませんね。
一通りの見学の後、境内でぜんざいとお茶のお接待を受けました。
こうした地元の人たちの心遣いがうれしいですね。
帰路は名残りの紅葉を見ながらのんびりと林道を下り、クルマをデポしたスタート地点に戻り、ウォーキングを終了。
ついでに立ち寄った『道の駅平成』には、“ありがとう!平成時代”と書かれた幟やパネルが…(平成も終わってしまったんだなぁ)…と改めて思った一幕でした。
そうそう、余談ですが、この道の駅がある地区は『へいせい』ではなく『へなり』と読みます(笑)。

















※スマホで撮影 岐阜県関市
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