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アートに出会う島~佐久島ウォーキング

この週末、愛知県の三河湾に浮かぶ佐久島と伊良湖岬のウォーキングをしてきました。
まずは佐久島ですが、『SHIMADAS』(2019年度版)によると周囲11.8キロ、人口234人の島で、年々過疎化が進んでいます。
一色港からの定期便も一日7往復しかないので島に渡る人も少なく、民宿が乱立する隣の日間賀島や篠島のようなにぎやかさはありません。
しかし、最近この島は“アートの島”として認知されるようになってきました。
今回は島に点在するアート作品を訪ねながら、島内一周のスタンプラリーをする約14キロのウォーキングです。

一色港から9時30分発の定期便に乗り、約20分で佐久島西港着。
ここからウォーキングをスタートします。

島内には20基のアート作品がありますが、スタンプが設置されているので、これを押しながら順に回っていきます。
アートばかりではなく、潮風から建物を守るためにコールタールで塗られた大正から昭和初期にかけて建てられた黒壁集落も一見の価値がありました。

アート作品はいたるところにありましたが、目を引くのは石垣海岸に置かれた『おひるねハウス』、モザイクタイルが貼られた『佐久島のクラインガルテン』『王様のイス』、大浦海岸の『カモメの駐車場』、大島に向かう桟橋にある全長60㍍の『イーストハウス』といったところでしょうか。

また、集落から外れた山の中には古墳があったり、弘法様の小さな像が収められた祠があったりして、歴史を感じるスポットも多くありました。
佐久島とコンクリートの桟橋で結ばれている筒島には弁天さんへの願い事を平らな石に記して奉納する筒島弁財天神社があり、見学はできませんが室町時代前期の作と伝えらている弁財天も納められているということでした。

これといった産業もなく、宿泊施設も少なく、食べるところも少ない佐久島でしたが、“島おこしの”一環としてのアート・プロジェクトはこれからも途切れることなく拡大していってほしいと思います。

さて、スタンプラリーはこれといったアクシデントもなく満願達成できました。
冬の陽だまりの景色と、潮風を感じながらの気持ちの良いウォーキングができたことに感謝です。


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※スマホで撮影 愛知県西尾市佐久島

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