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P.コーンウェル『烙印』読了

最近は小説を読まなくなりました。

食わず嫌いもあるけど、ワクワク感というか、心の躍動を感じさせる作品に出会うことが減ったからと勝手に解釈してますが、裏返せば、私の場合は年齢的な部分からくる精神の衰えが大きそうです。
年を取ると、ちっとやそっとで感動しないし、騙されないし(?)、そもそも驚かない。
それが小説のようなフィクションの世界になるとなおさらです。
もう、少年の心に、虫を追っかけていた純真無垢のあの頃には戻れませんね。
もっとも、これは自分に限ったことですが…。

それがあってか、このところの読書傾向はもっぱらノンフィクションに傾いてますが、これはおそらく、この年になってもまだ知らない世界を覗いてみたいという、か細いがちょっとした知識欲からきていると思っています。

さて、そんな中で“読んでしまった小説”を紹介します。
パトリシア・コーンウェルの『検視官』シリーズ第24作『烙印』(2018年刊 上・下巻)。
第1作は1990年上梓なので、かれこれ30年近くこのシリーズとつきあってきました。
小説は読まないと言いながら矛盾していますが、こうなると完結まで意地でも読み続けてやろうと思います。

さて本作では、年を重ねた登場人物たちそれぞれがキャリアと円熟味を増した中で、ピート・マリーノの相変わらず下品でブレない存在感が健在です。
16作目から訳者が相原真理子さんから池田真紀子さんに代わりましたが、マリーノのキャラを変えることなく継承してくれたのがうれしい。
いつものことながらストーリーは冗長でマンネリ感は歪めないが、読者サービスだろうか、本作はマリーノやケイ・スカーペッタの体形や容貌を少しだけ小出しにしてくれたし、スカーペッタの若かりし頃の不倫体験などもありました(ちょっとネタバレかな)。
一番気になるスカーペッタやベントンの年齢は教えてくれませんが、マリーノを含めて50代前半かな?と想像している。

さて本作もいつも通り、最後の30ページがクライマックス。
そろそろこのパターンは飽きてきたが、小説は読まないとうそぶきながらも、それを承知で次作もきっと読むんでしょうね(笑)。


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[ 2020/05/09 ] 読書 | TB(0) | CM(0)