中山道歩きも10回目を数えました。
69次534キロの完全踏破を目指す人たちは、起点となる東の東京日本橋か西の京都三条大橋のどちらかからスタートすると思いますが、私たち夫婦は自宅から近い真ん中の岐阜県御嵩宿から始めたので、東西どちらを目指すにしてもすごく中途半端なスタイルになりました。
理想を言えば、スタートとゴールが一本の線でつながるパターンがいいですね。
…ということで、今回は太田宿から鵜沼宿を越えてJR各務原駅までの約13キロを歩きました。
美濃加茂市役所にクルマを置き、観光課で太田宿のパンフを貰い出発。
これまで何度も訪ねている太田宿ですが、改めて町並みを歩くと、古い建物はもちろん、駐車場や休憩所が整い市が保存に力を入れていることが分かります。
静かな宿場を離れ、国道21号に出て木曽川の景勝地日本ラインに沿って歩くと、半端でない交通量。
土砂を積んだ大型ダンプが列を作ってすぐ脇を走り抜け、そのたびにひやりとします。
排気ガス対策でマスクをすると、あまりの暑さで目が回りました。
まだ5月だというのにこの日の気温は30度近くもあり、早くも汗みどろです。
「金一両 京都 飛脚」の文字が残る石柱が残る岩谷観音を過ぎ、中山道は坂祝町のはずれからうとう峠の道に入りますが、うっかり入口を見逃してしまい、気づいたときには1キロ以上国道を進むというチョンボ。
結局、そのまま国道から脇道に逸れて鵜沼宿に入りました。
次回、機会があればこの間のルートを再訪しなければなりません。
鵜沼宿は2月にも訪ねているのでそのまま素通りしましたが、やはりコロナの影響なのか、脇本陣の資料館は閉館していました。
ここから加納宿までは17キロあるので、少しでも距離をかせぐことにし、途中のJR各務原駅まで歩き、今回の日帰りウォーキングを終えました。
街中を歩くこのルートは面白みに欠けるし、なによりクルマが多く、アスファルトの照り返しの暑さもきつい。
こんな感じで京都に向かうのでしょうか。
夏のウォーキングは、暑さとの闘いですね。
■2020年5月27日 岐阜県美濃太田市~各務原市
■23276歩 15.12キロ
■日帰り
■晴れ

※太田宿の目抜き通り


※太田宿本陣跡。門しか残っていない



※日本ラインロマンチック街道を歩く


※岩谷観音 「金一両」の石碑

※岩谷観音 一見の価値あり



※鵜沼宿高札場

※鵜沼宿の酒蔵


※鵜沼宿を歩く


※この日のゴール、JR各務原駅
※スマホで撮影 岐阜県美濃加茂市~坂祝町~各務原市 2020年5月27日
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