日本縦断徒歩の旅【東日本編4】屋代~長野~牟礼

体は疲れているのに、寝付かれないまま朝を迎えた。
屋代のホテルを7時出発。
今日も暑く高くなりそうだ。

国道18号線に入り千曲川を渡る。
何人もの自転車の高校生やジョギングの中高年にすれ違うが、さすがにザックを担いだ私のような風体はいない。
国道を見送って県道77号に折れ、篠ノ井方面に進むが歩道はいつのまにかなくなった。
コロナの影響は想像以上で、ペンペン草が生えたカラオケ店や入口をチェーンで繋がれた閉店したラーメン店を横目で見ながら黙々と歩いた。

16キロ歩いてようやく長野駅に到着。
アスファルトの照り返しは厳しく、汗は止めどなく流れて、肩に食い込むザックを放り出したくなった。
ここまで苦楽を共にした日傘兼用の折り畳み傘の骨が折れてしまい、コンビニで新品を購入し北長野駅から県道60号線に入った。

北国街道が通るこの道は道祖神や石仏が残っており、かつては旅人を慰めていたのだろうか。
りんごや桃畑が続く県道を、あまりの暑さに辟易としながらよろよろと登っていく。
野尻湖まではまだ15キロ以上あり、とてもふんばれない。
テントを張る場所もなく、軟弱な自分を情けなく思いながら、牟礼駅で切り上げて長野駅に戻ってホテル泊まりに決める。

明日は牟礼駅からの続きになるが、順調にいけば新潟県に突入だ。
天気はまだもちそうなので、明日もふんばりたい。

今回の旅から靴下を五本指に変えたが、今のところマメはできていない。
気づくのが遅かったようだ。

■2020年6月16日 長野県千曲市~長野市~飯綱町
■48797歩 31.77キロ
■アイランドホテル
■晴れ


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※屋代駅から国道18号線に向かう。歩道も広く快適

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※屋代の町には古い建物も残っている

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※千曲川を渡る

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※長野市に入った

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※国道沿いにも道祖神が残っていた

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※泥水のような犀川の流れ。長野駅は近い

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※長野駅に到着

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北長野駅を過ぎ、北国街道に入った

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※石仏も残っていた。どれだけの人が気づくだろうか

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※県道60号線を黙々と歩いて牟礼駅を目指した


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