今日はこの旅始まって一番の辛い一日となった。
昨日できた左足のマメが辛くて、痛みに耐えながら足をひきづるようにして30キロを歩いた。
そして炎天下の歩きは、水を浴びるように飲んでも熱中症一歩手前まで追い込まれた。
マメについては旅の始めから悩まされていた右足は癒えたが、今度はなんともなかった左足の小指と足の裏に大きな水泡ができてしまった。
昨夜、安全ピンを刺して水を抜く応急処置をしたが、今日は歩き始めから痛みが走り、新潟駅にゴールしたときには踏み出すたびに頭に響くような痛みが走る状況となった。
テーピングを念入りにしたのはもちろん、靴下を二枚はいたり、インソールを替えてみたりしたが、効果はない。
私の足はマメができやすいのだろうか。
マメとの闘いが続くようなら今後の旅を仕切り直さなければいけない。
もう一つは暑さとの闘い。
真夏日になれば、アスファルトを歩く体感温度は相当なものになっている。
これまで一時間歩いて15分休むサイクルできたが、日陰がなかなか現れず厳しい状況となった。
これから梅雨が明け、本格的な夏を迎えたとき、歩くことそのものを考えなければと思う。
もっとも、道路工事で働く人や誘導員の人たちを見るにつけ、頭が下がる思いだが‥。
‥ともあれ、今日はJR巻駅から新潟駅まで距離を伸ばした。
昨日に続いて県道374号線を中心に歩いたが、国道116号線に出ると歩道がない歩行者侵入禁止の区間も現れ、その都度、田んぼの畦道に逃げ、大きく迂回もした。
また、コロナの影響か、飲食店は休業している店が多く、ようやく見つけるとラーメン屋ばかり。
この暑さでは、ラーメンを食べる気がしない。
結局はコンビニが砂漠のオアシスとなった。
16時、ヘロヘロになって新潟駅に到着。
足を引きづりながら、予約したホテルを目指す。
(なんでこんな辛い思いをして、歩くのだろう)
何度も何度も自問自答した、弱気な一日となった。
■2020年6月23日 新潟県巻駅~新潟駅 46098歩 29.96キロ
■新潟パークホテル

※巻駅近くで見つけた粋な計らい

※国道116号線から迂回した田んぼの道。

※曽根の旧街道で見つけた神社

※曽根ふれあい公園

※越後赤塚の県道沿い。古い民家が軒を連ねる


※押し売りのホーロー看板

※新潟特有の雁木が残る民家

※彫刻が施された地蔵堂

※新潟の大水田地帯

※国道116号線に沿って続く農道を歩く

※千歳橋を渡る。新潟駅が近づいた。
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