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日本縦断徒歩の旅【東日本編13】新崎~中条

一週間ぶりの新崎駅前に立つ。
前回は灼熱にあえいで、ほうほうの体でたどり着いたが、再スタートの今日は重苦しい曇天。
半袖では肌寒い気温だ。

交通量が多い県道3号線を歩き出すが、通学の高校生の群れと重なり、避けながら歩く。
佐々木駅を右手に見て、県道は左へ直角に曲がった。

降りだした雨の中、傘をさして黙々と歩く。
ぶどうやさくらんぼの畑が広がり、直売所にふらふらと足が向きそうになったが、(いかん、いかん)と、すんでのところで自制した。

糖尿病内科の主治医から、間食は血糖値を上げるので、旅先でも注意するようにアドバイスを受けたこともあり、今回の旅から極力パスすることにした。
昼飯はしっかりと、できれば飲食店で食べるということにするのが目標だ。
しかし、紫雲寺を過ぎても飲食店どころかコンビニさえない。
やっとのことで見つけたラーメン屋は、暖簾が出ているのに引き戸を開けたら店内は真っ暗だった。
空腹も限界に近くなり、万が一のために用意した予備食のせんべいを食べなから歩く。
紫雲寺町のはずれで食堂発見。
ようやく昼飯にありつくことができた。

落堀橋で県道を離れ、中条まで流れる舟戸川の堤防を歩く。
新潟らしい圧倒的な田園風景が眼前に広がる。

しかし、それはつかの間の感動だった。
風が出るのと同時に大粒の雨が降りだし、あっという間にずぶ濡れになってしまった。
堤防を歩く身には雨宿りする場もなく、雨具の上下を着て傘をさして、遥か先に見えている橋の下まで走る。

ラッキョウのような雨とはこのことをいうのか、凄まじい雨だった。
雨は降ったり止んだりを繰り返し、その都度、雨具を着たり脱いだり、ザックにレインカバーを着けたり‥中条の町に出るまでそんな調子が続いた。

中条は土蔵の街というようだが、期待したほどの風景を見つけることができなかった。
もっとも三度目の中条なので、今さらだが。
イオンで買い出しをし、16時に中条グランドホテルに到着。

約30キロを歩いた初日だったが、足の痛みもなく良いペースで進めた一日になった。
しかし、このところ暴れだした歯痛が気になるところ。

新潟県の歩きはまだまだ続く。

■2020年7月2日 新潟県新潟市~胎内市 45418歩 29.52キロ
■中条グランドホテル
■雨


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※県道3号線に沿って旧新発田街道の道が伸びていた

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※バス停は雨が凌げるし、格好の休憩所になる

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※JR白新線を走る電車が遠くに見えた

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※梅雨真っ盛り

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※聖籠町に入るとさくらんぼ畑が広がった

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※紫雲寺町に入った

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※これはご愛嬌

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※五目ラーメンを食す(きりさわ 750円)

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舟戸川に沿って歩く

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※広大な田園風景。新潟ならではの景色

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※止まない雨のなか、ひたすら歩く

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※胎内市中条の町並み

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※同上


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