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日本縦断徒歩の旅【東日本編16】桑川~鼠ヶ関

ボリュームたっぷりの食事と親切な対応をしてくれた民宿のご夫婦に見送られて出発。
ご主人曰く、これまでに何人も徒歩縦断の旅人を泊めたそうだ。
もっとも、還暦過ぎの人はほとんどいなかったようだが。

桑川から始まる景勝地『笹川流れ』はかつての北国街道の難所として知られ、今川集落あたりの海岸線まで奇岩、岩峰が続いていた。
昨日から見守られるように離れない粟島は、歩を進めるにつれ遠くなっていった。

国道345号線は桑川から越後寒川までの10キロくらいの区間で歩道がなくなったが、日曜とあって交通量が少ないのが救いだった。
さらにトンネルが連続したが、トンネル内には幅50センチほどの歩道があり、念のためザックに蛍光ステッカーを貼り、肩に蛍光たすきをかけて歩いた。

鼠ヶ関の手前で県境を突破し、山形県に入った。
南北に長い新潟県を突破するのに延べ9日を費やしたことになるが、今となっては長野県を越えて新潟県に入ったときの感動はすっかり忘れている。

今日の行程は22キロほどなので、宿がある鼠ヶ関には14時頃に着いた。
今夜泊まる民宿を電話で予約する際に、女将さんから頑なに15時以後にチェックインして欲しいと言われ、返す言葉もなかったが、理由は毎日くたくたになるので、休み時間が必要だということだった。

‥ということで、鼠ヶ関に早く着いてしまってもすることがなく、弁天島が見える公園でぼんやりと海を眺めることになった。

晴れない梅雨空に一日中捕まった日だったが、今日も雨具を着ることなく歩くことができた。
宿に着いたときに雨が降りだしたのは、昨日と同じラッキーなパターンだった。

■2020年7月5日 新潟県村上市~山形県鶴岡市 35692歩 23.19キロ
■民宿 咲
■くもり

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※桑川の民宿を出ると、笹川流れの景色が始まった。

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※トンネルが連続する国道345号線

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※トンネル内には歩道があった

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※粟島は今日もずっと寄り添ってくれた

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※今川の集落を歩く

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※海岸にはゴミが目立つ

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※歩道に落ちていたフグ。釣り人が捨てたのだろうか

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※粟島が遠くになった

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海岸線を走る羽越本線の車輌

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※県境の指標

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※新潟県は長かった。山形県に突入

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※鼠ヶ関の公園から粟島を見る

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※民宿で。雨が降っているのに夕日が見えた


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