朝起きても右足の痛みは変わらなかった。
チェックアウトぎりぎりの10時までホテルにこもり、JR羽後本荘駅から秋田駅に移動。
秋田駅前のホテルを予約しているので、とりあえず本荘を離れ、ついでに整形外科で診てもらうことにした。
秋田駅に着き、駅前にあるスポーツ整形外科病院へ。
県外者、さらに複数の他県を移動してきたということで待合室には入れず、外来患者の診察が終わるまで外で待つことに。
一時間待って、裏口から診察室に入った。
医師と看護師が防護服とフェースガードをつけて登場。
テレビで何度も観ているが、ホンモノの防護服を見たのは初めてだ。
私はもろにコロナ感染疑いの要注意者になっているようだった。
痛みと腫れがあるということで、疲労骨折を疑われエコーで検査するが、診断は足を酷使したことからくる筋肉疲労だった。
対処は痛みが退くまで足を休めることしかないので、「時間がかかるかも」と言われた。
もう一言は「再開してもまたなるかもね」だった。
湿布はあるのでロキソニンを3日分貰い病院を出たが、これから先の旅に予期せぬ暗雲が立ち込めたようで、気持ちの整理がつかぬまま予約したホテルへ痛む足を引きずりながらとぼとぼと歩いた。
さて、どうしようか。
東京のコロナ感染者は過去最高の243名を数え、足も痛むし、梅雨前線は居座ったままで秋田の天候回復はしばらく望めない。
ネガティブな思考になればなるほどマイナス要素を無意識に並べ、心はリタイアへ真っ直ぐ進んでしまう。
ここは様子見にして、それからの判断でもいいんじゃないか‥。
もう少し冷静に考えることも必要である。
‥ということで、明日の足の具合を見て結論を出すことにした。
夜、東北赴任時代の同僚二人と飲む。
二年ぶりの再会だったが、二人ともしっかりと着実に成長していた。
こうした姿を見ると、自分のこと以上にうれしく思う。
退職したら会社に関わることと、現役メンバーとの関係をたち切るつもりだったが、いざ懐かしい顔を前にして酒をくぐらせると、あっという間に仕事をやっていた“あの頃”に戻るのだった。
■2020年7月10日 秋田県由利本荘市~秋田市
■ホテルアルファーワン秋田
■くもり
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