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7月の読書

7月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:2204
ナイス数:24

少年になり、本を買うのだ 桜庭一樹読書日記 (創元ライブラリ)少年になり、本を買うのだ 桜庭一樹読書日記 (創元ライブラリ)感想
読みたい本をマーキングしながら読了。海外ミステリと現代小説が多いが、古典も紹介されおりブックガイドとしても面白かった。もちろん、日記も楽しめた。
読了日:07月31日 著者:桜庭 一樹
昆虫標本商万国数奇譚昆虫標本商万国数奇譚感想
昆虫標本商を生業とする方が書いた本を初めて読んだが、内容的にはビジネスの話でもないし、虫好きなら一番興味がある採集の話に特化しているわけでもなく、立ち位置は中途半端。
家族、離婚等プライベートな話題、標本商として一人立ちするまでの著者のこれまでプロフィールがごちゃ混ぜになって冗長で読み難くかった。インドで拘束された話がちらりと出てきたが、後発の『虫に追われて』に詳しく書かれているようだ。
読了日:07月30日 著者:川村 俊一
だいたい四国八十八ヶ所 (集英社文庫)だいたい四国八十八ヶ所 (集英社文庫)感想
いつかチャレンジしたい歩き遍路。この本はそれを目指す人のガイドブックになると思う。
歩き旅ならではのマメとの闘いと対処方法については、長距離を歩いた人ならではのエッセンスがある。
著者曰く、信仰心もなく、四国を歩いているという存在感を得たいがために歩くというチャレンジは、大いに共感できた。
読了日:07月27日 著者:宮田 珠己
俺たちの定年後 - 成毛流60歳からの生き方指南 - (ワニブックスPLUS新書)俺たちの定年後 - 成毛流60歳からの生き方指南 - (ワニブックスPLUS新書)感想
定年後をどう生きるのかという、指南書を数多く読んできたが、この本が今の自分に一番マッチした。
本読みの成毛氏だけあって、蔵書はその人の過去を、積ん読は未来をという、表現にも共感しました。
読了日:07月25日 著者:成毛 眞
誰も「戦後」を覚えていない [昭和30年代篇] (文春新書)誰も「戦後」を覚えていない [昭和30年代篇] (文春新書)感想
私が生まれた昭和30年代のことを知りたくて手に取ったが、内容的に薄かったのが残念。
著者がテレビの仕事をしていたということもあり、ボリュームも芸能、マスコミのテーマが多く、この方面に興味がある読者なら満足できるのでは。
昭和30年代は日本人が得たもの、失ったものも多く、もっと多方面に渡った検証があればよかったと思う。
読了日:07月17日 著者:鴨下 信一
下山の思想 (幻冬舎新書)下山の思想 (幻冬舎新書)
読了日:07月16日 著者:五木 寛之
エンデュアランス号漂流 (新潮文庫)エンデュアランス号漂流 (新潮文庫)感想
漂流記モノでは古典の部類になるが、サバイバルの視点と主人公シャクルトンのリーダーシップの視点という二つの観点から単なる漂流記モノではくくれない読み応えがある。
全編を通して流れる“諦めない精神力”は現代に生きる私たちにも通じるものがあると思う。
椎名誠氏が推薦していてずっと気になっていたが、ようやく読み終えることができた。
また、文庫版あとがきでこの作品が翻訳された経緯に、故・星野道夫氏の存在があったことに改めて驚きました。
読了日:07月15日 著者:アルフレッド ランシング
本の読み方本の読み方感想
稀代の本読みの著者は、「多読家であるが、読書家ではない」と語っている。本を読む姿勢にまでこだわるくだりは本を愛してやまない著者ならではであろう。本の下敷きで最期を遂げた著者の珠玉のエッセイです。
読了日:07月14日 著者:草森 紳一

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[ 2020/08/03 ] ▼読書 | TB(0) | CM(0)