捨てるのが苦手

読書管理のアプリを使って、所有している本の登録を始めたことは昨日のブログに書きました。

本棚に並んだ本の群れを見て改めて思うのは、自分はモノが捨てられない人間なんだなぁ…ということ。
性格的にも、モノを捨てるのが苦手みたいです。

どうやら“もったいない”“あとで必要になる”という気持ちが優先してしまい、「とりあえずとっておこう」ということになってしまいます。
衣服についても、今の季節なら20年くらい着ているフリースがあったり、ダウンがあったりします。
大事に着ているのではなく、「まだ着れるから、捨てるのがもったいない」。
これが先立ちます。

なので、衣類についてはあまり買わないし、ヨレヨレになるまで着るという貧乏性です。

辰巳渚『捨てる!技術』(宝島社新書2000年)には、捨てるに捨てられない物のベスト3を挙げており、
 男性…1位・本、2位・雑誌、3位・服
 女性…1位・服、2位・本、3位・写真
…だそうです。なんとなく分かる気がしますね。

どうやらモノを捨てられないのは、自分の気持ちがそのモノに寄りかかっているからではないだろうか。
私の場合、特に本に関してはその傾向が強いようです。
引っ越しをした時、泣く泣く処分した本にはいまだに未練があり、おそらく読まないのに、今になって買い戻したこともあるくらいです。

そういえば、先日、カミさんと二人でクローゼットの整理をしようということなり、バッサ、バッサとゴミ袋に服や下着、靴下を捨てました。
穴が開いた靴下もあったし、襟元がほころんだシャツもありました。
こういう時のカミさんは思い切りが良い。
私に代わって、どんどんゴミ袋へ(笑)。

まだ使うかな…と残しておいた僅かながらのネクタイもバッサリでした。
考えてみると、サラリーマンは卒業したのでネクタイもスーツも要らないよな…。
必要ならまた買えばいいんだ…。

この気持ちになるのにはしばらく時間がかかりましたが、「捨てる」ということは、そういうことなんだろうと気づきました。
大げさに言うと、わが家の隣にブックオフやユニクロがあれば、本や服を持たなくてもいいではないか…。
大きな書斎や、大きなクローゼットをもっていると思えばいいのだ…。
まぁ、極論ですが(笑)。

昨年、鬼籍に入った会社の先輩ですが、奥様のお話では、余命を宣告されてから終活するにあたり、まず最初にやったことは、大量の蔵書を処分することだったそうです。
それこそ、墓場まで持っていけないということなんでしょう。

本は自分にとって価値のある宝物でも、他人にはゴミとしか映りません。
死ねば、みんなゴミになるということを忘れてはならないと思います。

本にしろ、服にしろ、思い出の品や写真にしろ、“とりあえずとって”とおかれたモノは、結局はゴミになる前にワンステップ置かれただけであり、“とりあえず”は「捨てる」ことからの“逃げ”だといえるのではないでしょうか。

思い切った断捨離までとはいかなくても、そろそろ老いの入口に立った私にとって、「捨てる」ことをとっかかりに終活の準備を始めるのは、ごく順当なんだろうと思います。


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[ 2021/01/28 ] 日記 | TB(0) | CM(4)