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土岐『岐阜とん太』みそ野菜らーめん&岐阜スタミナラーメン

国道19号線を走るたびに気になっていた“みそ野菜らーめん”のデカい看板。
血糖値が少し上昇してきたこともあり、ラーメン断ちをしている身ではありますが、心を惑わす看板の訴求力に負けてしまいました(笑)。

でもって、久しぶりのラーメン店に突入です。

『岐阜とん太』さんは、長野県飯田市に本店を置くチェーン店で、2月に出店したばかりの土岐店は、岐阜県下では中津川市に続いて2店目のようです。

ファミレスのような清潔な店内に入り、カミさんは定番一押しのみそ野菜らーめん(ニンニク無、中盛880円)を。
私は岐阜県ではベトコンラーメンとして人気の岐阜スタミナラーメン(890円)を注文。

みそ野菜ラーメンは富士山のようにてんこ盛りのモヤシがインパクト大です。
スープはちょっと癖がありますが、味噌の味は強くありません。
麺は黄色の太麺で、卵練り込みタイプか。
モヤシをガンガン食べないと麺にたどり着けないボリューム。
二郎系に近い印象を持ちました。

そして岐阜スタミナラーメンですが、大量のニンニクチップにまずびっくり。
うずらの卵をまぜて一気にすすります。
背油が浮かんだスープは塩味ですが、意外にあっさりして美味いです。
スタミナというからにはギトギトの濃い味を想像していましたが、まるで正反対のこのあっさりにしてやられました。
麺との相性もよく、気が付いたらほとんど飲み干してしまいました。

ただ、大量のニンニクが強烈で、帰途の車内では臭いで参りました。
マスクをつけていると、自ら発する臭いに目が回りそうでした(笑)。

何ヵ月ぶりかのラーメンでしたが、味、ボリューム、接客も含めて満足の訪店となりました。
次回は違うメニューにチャレンジしようと思います。
といっても、血糖値次第ですが。

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※『岐阜とん太土岐店』岐阜県土岐市泉町河合842-1

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ふじの回廊へ

愛知県豊田市の花のスポットへ今が盛りの藤の花を見に行ってきました。
「ふじの回廊」と親しまれている全長672メートルにわたる藤並木です。

大型連休直前の平日とあって、見物客が少なくゆっくりと眺めることができました。
藤の花は紫、ピンク、白と種類もいくつかあることを知りましたが、この回廊を作り、長年に亘り維持している地元の保存会の皆さんに頭が下がります。

多くの花のスポットのなかでもここはクオリティが高く、自宅からわずかクルマで30分の距離にあるのに、情報を得るまで知らなかったという、まさに灯台下暗し。

毎日が日曜の私と、今日からパートが休みになるカミさんにとって、GWの楽しい一コマとなりました。

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※『ふじの回廊』愛知県豊田市

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山陽小野田『ドライブインみちしお』貝汁

ネタがなくなると食レポが並ぶという、従来のパターンになってきました。
まずは、よろこばしい(笑)。

もっとも、食レポのネタはたくさん蓄えていますが、小出しでいこうと思います。
といっても旬が命なので、ここ一年ほどの訪店レポが限度でしょうか。

日本縦断徒歩の旅で立ち寄ったのが山口県山陽小野田市にある『ドライブインみちしお』さん。
ここには知る人ぞ知る名物があります。
店の入口にもでかい看板で、貝汁の文字が。
ケンミンショー始め、メディアで何度も取り上げられている有名店です。

徒歩の旅はここから下関に抜けていきますが、私にとってもぜひ立ち寄りたかった店です。
噂の貝汁とは、どんな味なのか…。
期待を膨らませ、興味津々で突入です。

朝食も済ませた午前9時半という中途半端な時間帯なので、ずらりと並ぶ定食メニューと朝から大盛のトンカツ定食にかぶりつくトラックドライバーを尻目に、定番の貝汁単品勝負です。
480円の普通サイズをチョイス。

さて、出てきたボリュームにびっくり。
黒いお椀に、山盛りの大ぶりなアサリ。

わっせ、わっせと貝に食らいつき、しっかりと出汁が効いた濃厚でちょっとしょっぱいスープを飲み、一気に平らげました。
一年分のアサリの味噌汁を食べた気分です。
途中でごはんも欲しくなりましたが、純粋に味わうならここは単品一本勝負が合いますね。
お椀の蓋に残った貝殻の山盛りにまたびっくりでした。

全国にはいろんな名物はありますが、貝汁を前面に出して客を寄せるドライブインに、拍手です。
貝汁パワーに圧倒され、連日30㎞歩く旅の疲れが吹っ飛ぶような気がしました。

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※『ドライブインみちしお』山口県山陽小野田市大字埴生2216-7 24時間営業

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しだれ桃を観にいく

新聞の記事で見ごろを迎えているということを知り、岐阜県恵那市にあるしだれ桃園に行きました。
しかし、すでに時遅し。
見事に散っていました。
駐車場を管理していたボランティアの地元のお年寄り曰く、数日前の雨でちってしまったのこと。
200本のピンクや白の桃の花で埋め尽くされるのは四月上旬。

来年の再訪を誓って、自宅までの35キロを帰途に着きました。

参考までに外部リンクを貼っておきます。
東海カメラマップ

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[ 2022/04/25 ] 日記 | TB(0) | CM(0)

名護『幸ちゃんそば』ソーキそば&三枚肉そば

食べレポ二連発です。
昨年行った沖縄の旅では、四日間の滞在で沖縄そばを三度食べましたが、今回紹介するお店が一番美味かったと思います。

『幸ちゃんそば』は名護市にある行列店。
平日の昼時でしたが、満席でしばらく待つことに。

ソーキそば(800円)と三枚肉そば(800円)を注文。
麺はもずく麺と白麺から選べますが、白麺をチョイスし、カミさんとシェアしながら食べました。
スープは一見して薄いですが、味はしっかり。

麺は独特なコシがあって美味いです。
普段食べなれている讃岐うどんとはまったく別物です。

そして、なんといっても肉。
分厚いボリュームも良いですが、口いっぱいに広がるジューシーな肉汁。
くどくないので何枚でもいけそうです。
三枚肉そばは三種類の味と部位が楽しめるのもお得です。

オマケ(デザート?)についたサータアンダギーも美味かったです。

次回、沖縄を旅する機会があれば再訪したい店ですね。

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※『幸ちゃんそば』沖縄県名護市大南2-11-3 月休

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土岐『加登屋食堂』みそかつ丼&からあげ

久しぶりの食べレポです。
当ブログは旅と食べ歩きがメインなんですが、いつの間にかどっちも姿を消してしまっています。
この二本柱がないとなると、ブログのこの先もありません(汗)。

さて、コロナ禍を呪いつつも、ぼちぼちと食べ歩きはしています。
未掲載の店もいくつか溜まったので、少しづつ紹介していきたいと思います。

2年ぶりに訪ねたのが、岐阜県土岐市にある加登屋食堂さん。
みそかつ丼とからあげがウリの人気店。

からあげ(1ヶ250円)は大きくてボリュームあるので、単品注文できます。
最近では雨後の筍のようにあちこちに唐揚げ専門店ができていますが、私的にはこの店が今のところの一番でしょうか。
パリパリの衣の香ばしさ、肉の柔らかさとジューシーさ…油切れもしっかりしていてべとつきもありません。

そして、メインのみそカツ丼(800円)。
カツは旨味が溢れ、食感がいいですね。
甘ったるくない味噌もいい。
目玉焼きのとろみが混ざって、最高です。

花見帰りに久しぶりの老舗の味を堪能することができました。
次回は、人気のオムライスにチャレンジですね。

※過去レポはこちら
土岐『加登屋食堂』とんこつラーメン&チャーラーセット
土岐『加登屋食堂』みそかつ丼&焼きそば定食+からあげ

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スマホで撮影
※『加登屋食堂』岐阜県土岐市下石町890-2 火休

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忙しさからの脱却

無職の定年オヤジといえども、何かと忙しい。
一日があっという間に過ぎてしまう日々を重ねていましたが、ようやく解放されて今度はヒマを持て余すようになりそうです。

私を忙しくさせていたのが、大きく分けてこの3つ。

・自作HP『琺瑯看板探検隊が行く』のリニューアル作業
⇒2005年に開設したサイトですが、スマホ対応のレスポンシブデザインにするために一念発起し、この一年弱、ほぼ毎日数時間をパソコンに向かっていました。これが今月初めにようやく完成し、先週オープンすることができました。

・植物画(ボタニカルアート)通信講座の卒業制作を提出
⇒この10か月間、6回ある課題のプレッシャーとの闘いでした。ようやく最後の課題を提出しました。期限内に絵を描くことがこんなに大変だと思いませんでした。
これからは描きたいときに描く、これでいきます。

・長男の新築計画に首を突っ込む
⇒お節介にもほどがありますが、今年の初めから長男のマイホーム計画を手伝っています。土地探し、間取り作成、住宅メーカーの商談同行といった、モロモロに首を突っ込んでいます。
身重の嫁を抱え仕事が忙しい長男のサポートが理由ですが、いつしかこれまでの経験をとっちらかして、自分の家でもないのにあーだー、こーだと口を出す始末。
うれしいことに間取り作成を任され、この数か月間楽しませてもらっています。
土地も決まり、間取りも煮詰まり、今月末には契約の運びとなりそうです。

あとは長男とバトンタッチ、私の役割はここまで。
夫婦で楽しみながら設備や内装を決めていくと思います。
同じ町内に建てる家なので、着工したら、散歩がてら冷やかしに行くのが今から楽しみです。

…ということで、次の課題はプレッシャーや忙しさから解放された我が身の毎日をどうするか、ということ。

パートに出ているカミさんに代わって、昼ごはんの支度や風呂掃除、留守番は最低限続けるとして、まずは6月に実行する日本縦断徒歩の旅の残り、北海道の400㎞を完歩することに集中したいと思います。
事前の足慣らしや、トレーニング、準備…やることいっぱいです。

そして、ほったらかしていた当ブログの更新ペースを上げること。

もう一つは、読書。
積読本の山を崩すこと。

まぁ、こんなところでしょうか。

無職の定年オヤジといえ、目標がなければボケますからね(笑)。

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※本文とは関係ありません

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[ 2022/04/14 ] 日記 | TB(0) | CM(5)

植物画を始めました~終了課題提出

10ヵ月間に渡った植物画(ボタニカルアート)の通信講座もいよいよ終了課題の提出となりました。
最後は、自由に好きなモチーフを描くということです。

選んだのは、シデコブシの花。
私が住む岐阜県の里山に自生する天然記念物です。

純白に薄紅のラインが可憐ですが、白をどう表現するかが難題です。
透明水彩には、もとより白の絵の具はありません。

陰影を出しながら紙の色を使って白を表現しなければ…。
スケッチから始まって、格闘すること3日。

ようやく完成しました。

雪を散らしたような可憐な花のありのままの姿を捉えることの難しさ。

植物画は奥が深いですね。
うまく描けませんが、これが今の実力です。

無事に合格し、修了証書が貰えますように…。

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[ 2022/04/13 ] 植物画 | TB(0) | CM(0)

連日の陶器市へ

夏日となった日曜、二日続けて『たじみ陶器まつり』に出かけました。
訪ねたのは市之倉地区の幸兵衛窯。
人間国宝の故・加藤滝男さんの窯です。

古い建物も雰囲気があって良いですが、展示されているペルシャ模様の陶器を見るだけでも目の保養になりました。
広場では遅咲きの満開の桜を背景に太鼓ショーのイベントも。

大判焼き(関西では回転焼きかな?)を食べ歩きながら、市之倉の集落に点在する窯元を見て回りました。

それにしても暑い一日。
日本一暑い街・多治見、いよいよ本領発揮です。

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[ 2022/04/11 ] 日記 | TB(0) | CM(0)

多治見陶器まつりへ

よく晴れた週末、美濃焼の町として知られる岐阜県多治見市で開催の『たじみ陶器まつり』に行ってきました。

私たち夫婦にとって毎年恒例の行事ですが、コロナ禍で縮小された昨年と違って、今年の規模と賑わいは盛況だった過去を思い起こすことができました。
オリベストリートと呼ばれる古い町並みには陶器業者のテントが並び、露店もたくさん出ていて、これぞ陶器市!!

さて、毎年、新調する陶器ですが、カミさんの今年の狙いはスープカップ。
私は、蕎麦のどんぶり。

どんぶりはコレといったものは見つかりませんでしたが、スープカップは1個1000円のものを2個ゲット。
爽やかなミントブルーが気に入りました。
これがこの日の一番高い買い物で、残りは100円均一や半額セールでのゲット。
陶器市ならではの掘り出し物探しを楽しむことができました。

帰宅して戦利品を並べました。
しめて4300円。
まぁまぁの成果でした。

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[ 2022/04/10 ] 日記 | TB(0) | CM(0)

3月の読書

先月は自作HP『琺瑯看板探検隊が行く』のリニューアル作業と、長男の新築計画での土地探しに時間を割いたこともあり、読書は遅々として進まず。
読書習慣はいったんストップすると、元に戻すのも時間がかかります。
コンスタントに月間15~20冊くらい読めるようにしなければ、溢れかえった積読本の山は崩れそうもありません。

さて、先月読んだ本の中で光ったのが、對馬達雄著『ヒトラーの脱走兵~裏切りか抵抗か、ドイツ最後のタブー』。
奇しくもウクライナ戦争の真っ最中。
ロシア兵の脱走兵は後を絶たないと報道されています。
ナチスドイツの脱走兵に対する制裁は死刑。
これこそ人道無視の何物でもありません。

戦争の愚かさを今更ながらに感じます。

3月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:2117
ナイス数:375

ヒトラーの脱走兵-裏切りか抵抗か、ドイツ最後のタブー (中公新書)ヒトラーの脱走兵-裏切りか抵抗か、ドイツ最後のタブー (中公新書)感想
ナチスが行った不条理の蛮行に、脱走兵に対しての断罪がある。
裏切者と罵られ、軍法会議にかけられた多くの兵士が死刑判決を受けている。その数3万人。
本書では脱走兵の最後の生き証人といわれた一兵卒バウマン氏の生涯を追いながら、ナチスが行った不当な実態を暴き、名誉回復をかけた闘いを綴っている。
脱走者の多くが反ナチの人々であったが、戦後も差別は続き、年金も受けられないという辛酸を舐めている。犯罪者ではなく、ナチス軍司法の犠牲者と位置付け、復権活動が認められたのは氏らの努力である。
それを知ることができた力作に感謝。

読了日:03月24日 著者:對馬 達雄

下手に居丈高 (文芸書)下手に居丈高 (文芸書)感想
2012年11月から『アサ芸』誌上に68回にわたって連載されたエッセイ。
くだけた内容なのでサクサク読めるが、そこは硬派な私小説家。エッセイといえども文章の巧さが光る内容。
興味深いのは読書家としての姿を小出しに見せているところ。明治大正期の私小説に固執している旨を書きながらも、山本周五郎や松本清張、山田花子の漫画論にも及んでいる。
『ビールグラス』と題するエッセイには、四個目となる晩酌用のグラスを下ろすタイミングは還暦近くになると言いつつも、それより先に自らの生が確実に朽ちていることを予言している。
読了日:03月23日 著者:西村 賢太

棺に跨がる棺に跨がる感想
2012年から『文學界』に掲載された“秋恵もの”の連作。ちょっとしたことで逆ギレする貫多の変質的かつ粘着質の性格の悪さはいささかも衰えない。
カレーをキーワードに秋恵との諍いから出奔までを連作でつなぐ構成力は見事。
歿後弟子として自任する藤澤清造の墓を再建する下りは何回も出てくる。その傍らに自らの生前墓を建てるが、表題作の『棺に跨がる』では、自分の没年月日と享年が刻字されるのは、うんと近い将来かもしれないと書いている。
遠からず死を予感していたのだろうか。あまりにも早い生涯に、涙を誘わずにはいられない。
読了日:03月22日 著者:西村 賢太

夜更けの川に落葉は流れて夜更けの川に落葉は流れて感想
著者没後、未読の作品を読み漁っている。あまりにも早い逝去は残念だが、才能がある人ほど人生短しということだろうか。願わくはもっと読みたかった。
三篇が収められた本書の中で腹を抱えて笑ったのが『青痰麺』。ブラックユーモアを通り越した著者ならではのねちっこい性格の悪さがモロに出ている。文字通りの性格破綻者。芥川賞を獲り、時の人になってもこの体たらくはブレていない。
作品に溢れる不条理と怒り、己の弱さ、それでいてちょっとばかしの優しさが見え隠れする。
これほどの作品を書ける作家を失くしたことが、今更ながらに悔やまれる。
読了日:03月18日 著者:西村 賢太

漂流老人ホームレス社会漂流老人ホームレス社会感想
何らかの理由でホームレスにまで堕ち、更に行き場がない深淵まで陥ちていく現実が本書では語られている。これはもう国害であると言わざるを得ない。
憲法25条はもはや幻なのだろうか。生活保護すら受けることができず、「健康で文化的な最低限度の生活」は、ボーダーラインから外れた人々に適用すらされない現実を多くの人が知るべきである。
終電とともに駅のシャッターが下り、公園のベンチは寝転ぶことができない作り…いつからこんな国になってしまったんだろう。人々が安心して生きていく場を平等に保証することが国の役目であると強く思う。
読了日:03月16日 著者:森川すいめい

超孤独死社会 特殊清掃の現場をたどる超孤独死社会 特殊清掃の現場をたどる感想
近所付き合いを筆頭に人との関りが希薄になった世の中。年間孤独死3万人という衝撃的な数値はそれを物語る。
この中には死後数ヶ月、数年が経過してから見つかるケースもある。
本書では、家族関係の崩壊⇒セルフネグレクト⇒ゴミ屋敷⇒孤独死という流れを典型例として紹介しているが、実際には孤独死のプロセスや背景は千差万別である。
そんな世相を反映してビジネスチャンスとばかりに業績を伸ばしているのが特殊清掃の世界。人の弱みに付け込むぼったくり業界と思っていたが、いやはや、この本で取り上げられた業者の清いこと。参った。
読了日:03月12日 著者:菅野 久美子

漂流者は何を食べていたか (新潮選書)漂流者は何を食べていたか (新潮選書)感想
漂流記を読むだいご味は、何を食べて生き延びたのか…これにつきる。
紹介された本は少ないが、その疑問にこたえるべく著者がポイントを絞って書いてくれた。シイラやウミガメ、アザラシ、海鳥の捕獲から料理法、水の確保から病気の対策など、そこにはサバイバルを超えた生き抜くための体験が綴られており、興味深く読めた。
埋もれていた漂流記の傑作、須川邦彦著『無人島に生きる十六人』を発掘し、世に出してくれた著者の功績は大きい。
読了日:03月09日 著者:椎名 誠

他者の靴を履く アナーキック・エンパシーのすすめ他者の靴を履く アナーキック・エンパシーのすすめ感想
胸がすくような、明快なエンパシー論。コロナ禍に直面した今だからこそ、個人が身につける能力としてのエンパシーの重要性がよく分かった。
利己主義に走ることなく、常に意識することで身にけるべきスキルだと思いたい。
「他者の靴を履く」という的を得たタイトルにも感心したが、誰かの靴を履くためには自分の靴を脱ぎ、人が変わるときには古い自分が溶ける必要がある…という、言葉がもつ“溶かす力”に気づかせてくれた深い洞察力に参った。
読む順序を間違えたが、前著『ぼくはイエローで…』は未読なので、手に取ってみたくなった。
読了日:03月04日 著者:ブレイディ みかこ

行商列車:〈カンカン部隊〉を追いかけて行商列車:〈カンカン部隊〉を追いかけて感想
カバーの【鮮魚】のプレートを付けた近鉄の行商専用列車をずっと以前に見かけたことがある。
(何だろう、この電車)…ぼんやりと思っていた謎がこの作品で説けた。
重いカンカンを背負った女性たちの一群は、20世紀の終焉と共に姿を消していった風物詩。かつてのローカル線の車両や駅舎の待合には、たくさんの荷物を傍らに置いたそんな女性たちをよく見かけた。
行商の成り立ちは魚を食べる文化と重なり、日本の食文化を支えた風俗である。過酷な労働である行商に身を投じ、たくましく生きた女性たちの最後の姿を追った著者の努力に拍手を送りたい。
読了日:03月03日 著者:山本 志乃


読書メーター


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[ 2022/04/08 ] 読書 | TB(0) | CM(0)

シデコブシを探しに

私が住む岐阜県には天然記念物の『シデコブシ』が自生しています。
桜の開花と同じ今の時期、里山に入ってシデコブシの群落を見るのが恒例となりました。

もっとも、自宅を建て直す以前には我が家の庭にも植えていました。
シデコブシは沼地や沢沿いの湿地を好むようで、3か所を巡ってカメラに収めてきました。

雪を散らしたような可憐な花が見事です。
桜も満開。
まさに百花繚乱。

名物の五平餅も美味しくいただきました。
いや~、春ですね。

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[ 2022/04/07 ] 日記 | TB(0) | CM(2)