お遍路再開します!~森哲志著『男は遍路に立ち向かえ』を読む

明日から四国お遍路を再開します。
今年3月から始めた区切り打ちの3回目で、今回は愛媛県の内子から歩き、久万高原にある44番大宝寺からのスタートとなります。
体調に問題なければ、2週間後の結願を目指す予定です。

さて、このところ夢中になって読んでいた遍路本。
森哲志著『男は遍路に立ち向かえ』(長崎出版2009年)ですが、正直言って、最後まで読まなきゃよかったと後悔しています。

前回中断した43番明石寺までのくだりで止めて、帰還してから最後までを読むべきだったと。
それほど、88番大窪寺で結願を果たす著者の描写が感動的でした。
果たして自分も、同じような感動を味わうことができるのだろうか。その瞬間はいかがなものか。
楽しみは、最後まで取っておくべきでした。

著者は元新聞記者だけあって文章も簡潔で読みやすいです。
息子ほど年が離れた若者たちや、「お接待」の文化を絶やさない一期一会の四国の人々との交流は、遍路ならではの素晴らしさが溢れています。
これまでの数少ない経験で私にも同様なことがありました。

歩きお遍路を志してから、この手の本をいくつか読みましたが、本作は数ある歩き遍路のルポとしても秀逸なでき栄えだと思います。
帰還したら自分が体験したことを反芻しながら、たくさんのお遍路本を手に取ってみたくなりました。

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[ 2023/05/16 ] ▼読書 | TB(0) | CM(4)