山田洋次監督の吉永小百合主演『こんにちは、母さん』を観てきました。
東京下町の老舗の足袋屋という設定も情緒があって、全編にわたりほんわかした空気を感じる作品でした。
吉永小百合と大泉洋の親子の掛け合いがまた、往年の寅さん映画を見ているようで、ほのぼのとしてきました。
やはり、家族を描かせたら山田監督の右に出る人はいないですね。
それにしても吉永小百合の若さ、とうてい80歳近いとは思えない。
まったくもって、お化けですね。
演技はいつもの吉永小百合なので、決して上手くもないし、野暮ったくもあります。
鼻にかかる声もいつもどおり。
しかし、なぜか気になる女優さんです。
年老いたとはいえ、スクリーンを通して観ても圧倒的なオーラを感んじるんですね。
私が好きなのはデビューしたての昭和30年代後半の映画。
『伊豆の踊子』『潮騒』『キューポラのある町』など、少女らしい初々しい素の演技が素晴らしいです。
何度見ても飽きることがありません。
後にも先にも、この人を超える女優は出てこないと思います。

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