発症10日目。
病院で聴力検査と診察を行った。
「聴力は正常値に戻りましたね~。点滴もしなくていいですよ!」
「まだ、右耳がぼおっとしているんですが…」
「今日はお天気が悪いし、気圧も関係しますから…。お薬は一週間分出しておきますね、また調子が悪くなったら来て下さいね」
「…」
先生の判断では、これで完治ということだ。
きれいな女医さんは、最後までテキパキと事務的な対応だった(笑)。
しかし、聴力は戻ったもの、左耳の閉塞感は取れたが、右耳は日替わりのように調子の良い状態と悪い状態を繰り返している。
今日は朝から自分の声が響いている。この不快感が取れてくれればうれしいが、実際にはこれがやっかいな後遺症なのである(学習による)。
軽症だったとはいえ、1/3しか完治しないという突発性難聴を克服することができたのも、考えてみればラッキーだったのかもしれない。
僕の場合、発症当初は右の低音部が40dBになっていた。携帯電話の声が右耳で聴くとまったく違う音に聴こえていたし、PCのマウスの“カチカチ”という音も、“クチクチ”と聴こえた。
低音性の難聴は早期に治る確率も高いが、再発する可能性もあるらしい。俗に「ストレス難聴」とも呼ばれているように、原因はストレスからくる血行不良といわれている。発症前の状況を振り返ってみると、まさにそれが当てはまる毎日だった。
これからは自分の身体もいたわりながら、ストレスを溜めずに(これが一番難しい)、のらりくらりと生きていくということでしょうか。
ともあれ、心配をかけた家族や、職場の仲間、そして、このブログとサイトを応援してくださっている皆様に感謝です。
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とりあえずの完治おめでとうございます。少し安心ですね。早急に対処できたのがよかったのでしょうね。
でもすこしゆっくりして再発しないようにぼちぼちと動き出して下さいね。とはいえ仕事をやっている日本人が一番苦手なことなんですよね。後遺症と付き合いながら新たな変化を見逃さない。ホント、ホントにぼちぼちぼちぼちですよ~。
まずは安心です。方耳だけの難聴は気づかないことが多く、閉塞感や耳鳴りがひどくなって初めて受診するケースがほとんどらしいです。
気づいたときにはすでに手遅れということのようです。
僕の場合も、聴力はジワジワ落ちていたみたいです。正常値まで戻っていますが、以前の一番良い状態までは少しスコアに開きがあります。
鍼の治療などしながら気楽に治していきたいと思います。
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