着工までのつなぎネタに、我家の間取りについて書いてみたいと思います。
まずは収納についてです。
一般的には一戸建ての場合、収納率が10~14%あればストレスなく住めるといわれています。
収納スペースとしては高さ180センチ以上の空間を基準とし、階段下スペースは半分として考えるようです。
しかしこれは一般論であって、整理整頓、断捨離を推進していれば、そんなに収納がなくてもストレスは感じないと思います。
言ってみれば、住む人のライフワークや価値観で変わると思いますね。
すでに解体されてありませんが、これまで住んでいた延床面積30坪の我が家は、クローゼットではなく押入と階段下収納が合わせて5ヶ所。
面積にして4.5畳分。これを坪数に換算すると2.25坪なので、収納率は7.5%でした。
押入には布団や衣装ケース、掃除機、扇風機、ミシン、ファンヒーター、ひな人形、スーツケース、登山の道具やアルバムといったこまごましたものをわんさと入れてました。
タイヤやキャンプ道具、スキー板やボード、折りたたみ自転車といった"大物"は庭に設置した1.5畳のスチール物置に格納です。
また、衣類は基本的にカミさんが持ってきた2本の婚礼箪笥にしまっていましたが、衣替えの度に衣装ケースから入れ替えをしていました。
こんな感じで20数年過ごしましたが、別段、収納が少ないとも思わなかったし、ストレスを感じることもなかったです。
それが現代は、クローゼット(CL)やウォークインクローゼット(WIC)、更にパントリー、シューズクロークなんてものも当たり前になりつつある時代。
仮住まいのアパートでさえ、WICがついています。
住環境が良くなったことはもちろんですが、趣味の多様化とライフワークの変化に連動して持っているモノが増えたということでしょうね。
それと、見せたくないものを隠し、更に部屋や空間から"出っぱり"を失くし、広く見せるための考え方の進化。
家具は作りつけられ、壁面に吸収されていく。婚礼箪笥や食器棚、下駄箱が消えていくのも分かるような気がします。
仏壇でさえ、クローゼットの中に収められる世の中ですから。
さて、延床面積36.3坪、施工面積39.4坪の尺モジュールで新築予定の我家。
延床面積から調べてみたら、6.5畳分、坪数で3.25坪。収納率は8.9%でした。
内訳はこんな感じ。
【1階】
・CL…1.5畳
・パントリー…1畳
・シューズクローク…1畳
【2階】
・CL…1畳×3 計3畳
・書斎…3畳(WICへの転用あり)
理想的なスペースから見るとかなり少ないですね。
おそらく、キッチンとリビングの中間位置にあるパントリーには、食品以外にも掃除機やトイレットペーパーの在庫が置かれ、シューズクロークには長靴以外にタイヤやボードが鎮座します。
…これは想像できるところ。
小屋裏収納の設置も考えましたが、コストと使い勝手を考えて見送りました。
余裕がなくて厳しい状況ですが、主寝室に隣接した3畳が書斎スペースになっており、将来これをWICに転用することも考えているので、その場合の収納率は13%になる予定です。
まぁ、こんな細かい計算をしても仕方がないですが、要はどこまでモノを持たず(執着せず)、断捨離を絶えず実行し、整理整頓を心がけるか…それに掛かっていると思います。
できることなら、書斎は死守したいと思います(笑)。

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