外観はまるで映画のセットのよう。
それもそのはず、安政4年(1857年)創業の老舗です。
群馬県のソウルフード『焼きまんじゅう』の元祖と言われる店ということで、のれんをくぐると黒光りする太い柱や梁に囲まれた空間に、まんじゅうを焼く香ばしい匂いが漂っていました。
焼きまんじゅうは小麦粉に米麹を入れて発酵させた生地に、味噌や砂糖を混ぜた濃厚なタレを塗ってこんがり焼き上げたもの。
店員さんの手つきを見ていると、刷毛で何度もタレを塗りながらじっくりと焼いていました。
今はガスで焼いていますが、以前は炭火だったようです。
一串200円を2本注文。
焼き上がりを見た瞬間、そのボリュームに驚きです。
一口食べてみると、感触はまんじゅうというよりもふわっとしたパン。
断面もパンそのものです。
甘辛いタレと焦げ目の香ばしさが更に食欲をそそります。
これはたしかに忘れた頃に繰り返して食べたくなる味ですね。
最初は五平餅に近いものかな?と思っていましたが、改めてまったく違うことが分かりました。
『ケンミンショー』でも何度も取り上げられてずっと気になっていましたが、初めての体験は思った以上に印象深いものになりました。






※スマホで撮影
※『原嶋屋総本店』群馬県前橋市平和町2-5-20 火休
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