これまでの人生で、これだけの規模の蕎麦屋さんに入ったことはありません。
立派な門構えから始まって、盛りの紅葉が眩しい広い中庭、更に庭園の奥にある入口に続く石畳。
これが蕎麦屋さんなんでしょうか。
開いた口が収まりません。
『そば処なかや本店桑風庵』さんは、群馬県前橋市の赤城山録にある超有名店。
週末は2~3時間待ちはザラというから驚きです。
平日のこの日も外で30分、中で45分というあんばいでした。
そばにありつくのにこれほどの時間をかけたことは過去ありませんね。
果たしてそれだけの価値がある店でしょうか。
そんな疑問を持ちながら、いざ。
今回は二人で食すため、選んだのはそば七合(三人前2520円)と舞茸天ぷら(650円)。
出てきたそばは大きなざるにきれいに並べられています。
いかにも食欲をそそるビジュアルです。
そばをよく見るとそばの繊維が斑に見えます。
割合は二八といったところでしょうか。
薬味は竹皿に大根おろし、ネギ、山葵。
おろしを少々入れて、香りを嗅ぎながら一気にすすります。
爽やかですね。
何よりものどごしが素晴らしい。
コシもちょうどいい感触です。
思わず、
「うまい!!」…と唸ってしまいました。
さすがに自社で栽培から収穫、乾燥、製粉まで一貫して手がけているだけのことはあります。
赤城山麓だけあって、水も良いんでしょうね。
そば作りに最適の土地で出来た最高のそば。
これまで全国様々なそばを食べてきましたが、この旨さには感服しました。
赤城のそば、恐るべしです。












※スマホで撮影
※『そば処なかや本店桑風庵』群馬県前橋市富士見町1195 不定休
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