手術2日前に入院し、病室でゴロゴロと過ごす。
食欲はあるが、前日夜から絶飲食。
おへその掃除と体毛の処理を看護師さんにやってもらい、下剤を飲んで就寝。
手術を翌日に控えて、気持ちが高ぶるかと思ったが、そうでもない。
この病気を診断された時に覚悟は決めている。
カミさんとも「運命だから仕方ないね~」なんて、お互いに軽口を叩いていた。
とはいえ、一人になると死への恐怖は沸き上がってくる。
60才になったばかりで人生これからと思う気持ちと、ちょっとばかし早いけど仕方ないなぁ…と
思う諦めの気持ちが交互にやってくる。
今年はカミさんと7月に長崎五島列島、10月にイタリア旅行を予定していたがそれもキャンセル。
旅行は来年に延ばすことにしたが、自分に来年があるのか…それを思うと小心な自分が情けなくなった。
入院する直前にはパスワードやIDをメモして自室の机に貼ってきた。振り返ると5年前に原発性アルドステロン症で手術をしたときも同じことをしていた。
思うことは、手術が終わったら何としても目覚めたい…ただそれだけ。
メインサイト『
琺瑯看板探検隊が行く』もどうぞご覧ください★
↓♪ 良かったらポチッとお願いします ♪


- 関連記事
-
スポンサーサイト