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暑すぎる~、でもって、スペシャルドラマ「めぞん一刻」考察

何を隠そう僕は、昨年40.9度を記録し、全国一暑いと評判になった岐阜県T市に住んでいる。
今年は昨年ほどじゃないよなぁ、とタカをくくっていたら、一昨日は38.3度、そして昨日は39.0度を記録した。いずれも全国一位だ。
昨日は外には一歩も出たくない暑さで、間違って外に出た途端、吸った息が熱くて、ハーハー、ゼーぜー…立ちくらみが起きそうだった。
今日も朝からガンガンに気温が上がっている。地球温暖化の影響も出ているようだし、これから先、一体どうなるんだろうか…。
…というわけで、熱帯夜の昨晩、ビールを飲みつつ、楽しみにしていた、スペシャルドラマ「めぞん一刻」を観た。
率直な感想としては、「……」だ。
原作派の僕としては、もっと(原作に)忠実に作って欲しかったのがホンネ。前作がその点で割りと評価できただけに、今回は残念である。
特に、五代のプロポーズのシーンには不満が残る。8年間も続いた原作を2時間で描くのは土台無理な話だが、響子の父親を背負ってのプロポーズのシーンと、五代の実家へ響子を連れて行くシーン、そして、感動の結婚式のシーンはどうしても抑えて欲しかった。亡き夫の惣一郎が忘れられない響子の心の葛藤も、描き方が淡白すぎた。
登場人物としても、響子の父親、八神いぶき、九条明日菜は物語のポイントとなる人物なので、やはり出てこないのは物足らなかった。
人形劇の内容(時代劇になっている)、日帰りドライブ(1泊の温泉旅行が山中湖のドライブになっている)、プロポーズのシーン(前述)など、原作との相違も多く、わざわざ曲げる必要があるのか、これも大きな不満。
次回、ドラマ化される可能性があるなら、できればNHKが、制作費をケチらずに、20回くらいの連ドラで作って欲しい。

最後に、今回のキャスト評。

■音無響子(伊東美咲)…○ 今のところ響子のイメージにあった女優はいないと思っている。伊東美咲は背も高くスレンダーで、キレイすぎる。響子がもつ庶民的な美しさと母性を感じさせないが、要所要所で響子特有の天然ボケを魅せてくれた。演技はうまくないが、まぁ、好きな女優なんで、評価はちょっと甘いけど○
■五代祐作(中林大樹)…○ 響子と同じく、やはり芸能界には五代のイメージのタレントはいない。一般からキャスティングされた割には、演技もまぁまぁで、評価できる。
■三鷹瞬(沢村一樹)…× 30歳の三鷹を演じるには、少し齢がいっている(沢村は41歳)。下馬評では谷原章介の名が挙がっているが、これは僕も同感。
■一の瀬花枝(岸本加世子)…△ 演技はうまいが、ちょっとイメージが合わない。もっと太っていることが最低条件、その上、意地悪なのに人情家の印象もなければいけない。そんな意味では難しいキャラクター。女優では、渡辺えり子、藤田弓子…ただ、どちらもちょっと年が行き過ぎてるが。
■四谷(岸部一徳)…◎ 少々歳はいっているが、まさにはまり役。四谷のもつ不気味さをうまく演じてくれた。1986年の映画では伊武雅刀が演じているが、岸部のほうがずっとキャラに近い。下馬評では西村雅彦の声もある。
■六本木朱美(高橋由美子)…× 朱美が持つアクの強さが感じられなかった。やはり絶えずビール片手に煙草を吸いながら、だるそうにしているキャラを演じなければ、この役は難しい。1986年の映画では宮崎美子が演じているが、これは最悪だった。やはり下馬評どおり、飯島愛か。
■七尾こずえ(南明奈)…△ 前作は栄倉奈々が担当。どちらかというと、栄倉に軍配が上がる。もっと元気ハツラツのイメージが欲しかった。個人的には上戸彩もいいが、ギャラが高いな。
■五代ゆかり(菅井きん)…◎ さすがに演技派。原作のイメージそのままの最高の当り役。セリフも原作通りで文句の付けようがなかった。 

そのほか、作品には出てこなかったが、どうしても入れて欲しかったキャラが、響子の父親。配役としては、伊東四郎を押す。これは原作のイメージ、そのままだと思う。

めぞん一刻

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[ 2008/07/27 ] 日記 | TB(0) | CM(9)

同感です。

初めまして。
私も昨日の放送で納得できなかった1人です。
おっしゃる通り、まさに響子の父親、八神いぶき、九条明日菜は物語のポイントで
一の瀬のだんなを出しておいて、響子の親父無しで茶々丸でプロポーズなんて暴挙だろと思いました。
ドラマ化するなら忠実に半年くらいかけてやるくらいの覚悟を持ってほしいですよね。
[ 2008/07/27 10:39 ] [ 編集 ]

さとりんさん、
こちらこそはじめまして!
確かに、茶々丸でのプロポーズは無茶苦茶な設定ですよね。ムードもなにもあったもんじゃないです。
細かいところを上げればキリがないのですが、前作がまぁまぁだっただけに、残念な出来栄えだと思いますね。
やはり、原作を超えるものは無理なんでしようねぇ。
[ 2008/07/27 15:36 ] [ 編集 ]

しょうがないですかね。。。

こんばんは。
今回は途中から原作を守らないで良いや的に感じてしまったんですよねぇ。
結婚式なんて絵だけで省略ですもんねぇ(汗)びっくりしましたもん。
惣一郎さんの墓なんて小高い丘みたいでドラクエの墓か?と思いましたし。
確かにキリがありません。原作を超えるのは無理なんですかねぇ。
キャストに関しても個々に思い入れがあるから難しいとは思いますけど、
いつか忠実再現を目標としたドラマ化を期待したいですよね!
[ 2008/07/28 00:19 ] [ 編集 ]

そうですね~
一刻館の内部は合格点ですが、門から玄関までの真新しいコンクリートのアプローチや、庭にはライトが設備されたガーデンセットのようなものがあったり、内部の古めかしさと比べると、まったく違和感がありました。
お墓については僕も同感です。わざわざ撮影のために作ったんでしょうね。
めぞんのストーリーは、最後にきての盛り上がりが凄くて、原作はもちろん、アニメでさえ泣けるストーリーだったのですが、今回のドラマでは、まったく泣けませんでした。
それどころか、笑ってしまいました。
次回、ドラマ化されるときには期待したいと思います。
[ 2008/07/28 18:55 ] [ 編集 ]

はじめまして

はじめまして。
ドラマは原作をなぞる必要はないと思っているので、変えること自体は構わないのですが、三鷹さんが寒いギャグキャラなのはあんまりだw
4年間も犬を克服する修行をしていたのでしょうか?
四谷さんはとてもよかったですね。
[ 2008/07/28 20:26 ] [ 編集 ]

児斗玉文章さん、
こちらこそはじめまして!
人それぞれに「めぞん」への思い入れは違いますから、ドラマを楽しめた人もいらっしゃるでしょうね。
僕はけっこう美咲ファンなので、彼女が出てるだけでも良かったんですが(笑)、やはり、「めぞん」へのこだわりが邪魔しているのは否定できませんね。
ついついアラ探しに走っちゃいました。
確かに、山にこもってまで犬修行をさせた三鷹の設定は、やり過ぎですね。
[ 2008/07/28 21:34 ] [ 編集 ]

お疲れ様です。
確かに三鷹の描き方は頂けないです。
14巻以降、やっぱり大人の男だなぁと思わせる箇所が多々あるのに描かれず、車で送るのと花束だけだなんて。。。
最終話の「とにかく頑張れ」が良いのにと思わずにいられません。
[ 2008/07/29 23:16 ] [ 編集 ]

さとりんさん、どうもです。
僕は原作を全10巻のワイド版で持ってまして、それこそ、日焼けしないように大切に保管しています(笑)。
ワイド版はカラーの原画ページが入っていて、けっこう気に入ってます。
三鷹が最後に五代に贈るエール「とにかく、がんばれ」は良いですね。
すべてが吹っ切れて、心から五代を応援する三鷹の気持ちがよく現れていると思います。
[ 2008/07/30 21:42 ] [ 編集 ]

初めまして。

原作は知らずにドラマを見ました。

ドラマに比べて、原作のボリュームの多さに驚いています。
[ 2021/05/15 13:43 ] [ 編集 ]

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