人と接触せずに静かな旧街道を歩くウォーキングを、コロナの感染リスクと足腰を鍛えて免疫力を高めるのにも一石二鳥かな…という勝手な解釈で、楽しんでいます。
もっとも、こんなささやかな楽しみも、今後の展開で外出禁止令なんぞ出されたらそれさえ叶わない状態になりますが。
岐阜県土岐市を東西に貫く下街道は名古屋城下と中山道を結ぶ脇街道として栄え、 江戸時代から多くの旅人の往来があったようです。
土岐市にある高山宿は下街道十五里二日の行程の中間地点にあったため馬継所、宿場町 として繁栄し、この宿場を中心に城跡や神社、石仏などが残っています。
これらの遺物を見学しながらのんびりと歩くのは、トレーニングのようなウォーキングと違って心のゆとりも生まれますね。
何よりも、新たな発見があることが楽しいです。
まだまだ知らないところはたくさんありますが、こうした忘れられたようなローカルな旧街道を歩いてみると、歴史の重みもそうですが、地元の良さを改めて気づかされます。
ずらりと石仏が並んだ『穴弘法』は、メジャーになれば人が呼べるパワースポット、観光スポットになるかと思われますが、人の姿を見ることもなく見学できました。
また、織田信長と武田信玄・勝頼によって激しい領土争いが繰り広げられたという高山城址には、土岐市の町が一望できる広い頂に立っても一組の家族連れを除いて誰もいませんでした。
約25キロの行程を二日に分けて歩いた下街道ですが、思惑通り、人と接触することもなく、静かなウォーキングができたと思います。












※スマホで撮影 岐阜県土岐市
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