雨の中、早朝5時過ぎにキャンプ場を出発。
テントを東屋に張ったので夜中から降りだした雨に濡れずに済んだが、海岸にやってくるクルマの音が耳障りだった。
柿崎までは北国街道の県道129号線を行く。
早朝とあってクルマの姿はなく、雨具上下に傘を差した完全防備のスタイルで歩く。
柿崎から国道8号線に出る。
10時頃に雨が上がり、日本海の色も青く見えるようになり、歩くことの楽しさを実感。
クモの巣と羽蟻だらけのバス停で休憩し、人家が途切れると途中から歩道が無くなった。
最悪だったのが、約300メートルある米山トンネル。
ヘッドランプを付け、ザックに蛍光テープを貼り、たすきをかけて50センチほどの段差の歩道を壁にへばりつくように通過した。
トラックが次々に疾走してくるなか、恐怖のチャレンジだった。
トンネルを抜けてすぐに陸橋が二本出てくるが、二つ目の橋には歩道がなく、渡る勇気が出なかった。
今回の旅で初めて命の危険を感じた。
結局、トンネル出口まで戻り大きく迂回して越えることになったが、せめて歩道を付けてくれたらと思わずにはいられない。
国土交通省なんとかしてほしい。
鯨波から国道8号線を離れ県道369号線に入り、北国街道が通る集落を柏崎目指して歩く。
クルマもほとんど通らないので、のんびりと歩くことができた。
柏崎駅を過ぎ、駅近くのスーパーで明日の食料を買い出しして今日の宿がある潮風公園まで歩く。
再び降りだした雨に辟易しながら、温泉に浸かることだけを考えて黙々と歩いた。
長い一日が終わった。
■2020年6月19日 大潟~柏崎 48882歩 31.77キロ
■柏崎温泉ホテル

※雨の中、柿崎の町を歩く

※日本海を行く信越本線

※国道8号線。歩道が無くなった。

※北国街道が通る米山の集落を行く

※旧街道を登ると集落が一望できた

※歩道がなく渡ることができなかった国道8号線の陸橋を迂回路から見上げる



※柏崎で見つけたホーロー看板が貼られた自転車屋

柏崎市内で。岩に掘られたお地蔵さま
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