昨日の31度から一転して、気温18度の朝を迎えた。
小雨が降るなか、大館駅から昨日ゴールした白沢駅に移動する。
土曜日とあって弘前行きの普通電車はガラガラだった。
ザックカバーを着け、雨具の上下を着て、傘を指して歩き始める。
陣場集落を過ぎると雨が強くなってきた。
緩やかな登りを黙々と歩き、矢立峠を越え、11時に青森県に入った。
しかし、喜びもつかの間。
県境を越えた途端に歩道が無くなり、疾走するトラックのすぐ脇を緊張感を持ちながらひたすら歩くことになった。
強い風が吹く小雨のなか、碇ヶ関の町に入り、町で一番古いという大衆食堂で名物の自然薯ラーメンを食べ、大鰐町にある予約した宿に向かった。
今日の行程はわずか23キロだが、そろそろ疲れが出てきているので、こんなもんだろう。
15時に山の中の一軒宿に着き、部屋に通されすぐさま痛む足を確認する。
右足の裏にまるで琵琶湖のような形をした大きな水ぶくれができていた。
痛いわけだ。
小石を踏むだけでもズキンと響いた。
直径5センチもあるマメは、大きさではこれまでの最高ランク。
これからの旅を考えると、先が思いやられそうだ。
さて、明日も雨の予報である。
急ぐ旅でもなく、湯治まがいの連泊も悪くない。
■2020年9月12日 秋田県大館市~青森県平川市~大鰐町 34461歩 22.39キロ
■正観湯温泉
■雨時々くもり

※小雨が降るなか出発

※羽州街道が通る集落には一里塚があった。

※新潟からの距離が400キロを超えた

※長走風穴館という高山植物が自生する施設があったが、あいにく閉館していた。

※温泉旅館だろうか、草に埋もれ廃墟になっていた。

※軌道跡が残っていた

※バス停の待合で。靴下を脱いで足を乾かす。

※青森県に入った。

※碇ヶ関の町を歩く。

※三笠食堂(碇ヶ関)の自然薯ラーメン。700円

※今日も無人販売所を見つけた

※本日の宿 正観湯温泉

※久しぶりの豪華な食事
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