ボリュームたっぷりの朝ごはんを食べて、7時半に出発。
睡眠不足は解消され、小さなマメは日替わりのようにできているが、痛みは感じなくなった。
旅に出て二週間が過ぎ、体が長距離を歩くことに順応してきたようだ。
江戸時代の旅人は一日に40キロくらいふつうに歩いたというが、それを思うと、自分の柔なレベルに呆れてしまう。
国道5号線は、真っ直ぐに長万部に向かってどこまでも伸びていく。
原野の先には海が見える。
小さな川をいくつも渡るが、橋から覗いてみると、なんと、大きな鮭?イワナ?がうようよ泳いでいた。
この目で見ている現実は、マジな風景だろうか。
釣竿をもっていれば、入れ食い間違いなしである。
八雲から長万部までの今日の行程は、この旅始まって一番の、単調なコースになった。
コンビニは八雲駅前を出てから長万部の駅近くまでなかったし、飲食店もない。
そもそも集落が少なく、人に出会うこともほとんどなかった。
最高気温が21度と低い割に日差しはきつく、日陰になる建物がないので、バス停の待合所がとっておきの休憩ポイントになった。
靴下を脱いで足を乾かすのはいつものパターン。
靴底もずいぶんすり減ってきた。
長万部の町に入ると、カニ飯の看板を掲げた店がたくさん出てきたが、カニはそれほど好きでもないのでそのまま素通りし、長万部駅の近くのスーパーで食料を買い出した。
今夜は長万部温泉街にあるレトロな温泉宿に素泊まりすることにした。
理由は、『麒麟がくる』と『半沢直樹』が観たいがため。
テレビ番組のために宿に泊まるという、まぁ、いたって俗な神経に思わず、苦笑するしかなかった。
■2020年9月20日 北海道八雲町~長万部町 45772歩 29.75キロ
■長万部温泉ホテル
■晴れ

※八雲駅前をスタートする

※国道5号線は海岸線に沿って北上する。

※小さな川をいくつも渡った。鮭?がいる川もあった。

※小樽の表示も出てきた。

※北海道らしい風景が続く

※モンキチョウ

※これはクツワムシだろうか。

※広大な原野の先には海が見えた。

※函館から100キロを越えた。

※長万部といえば、カニ。閉められた店も多く見かけた。

※長万部駅。三度目の訪問である。

※長万部の商店街。シャッターが下り、人がいなかった。

※錆びた跨線橋を渡って、長万部温泉街に向かった。
メインサイト『
琺瑯看板探検隊が行く』もどうぞご覧ください★
↓♪ 良かったらポチッとお願いします ♪


- 関連記事
-
スポンサーサイト
毎回楽しませて頂いており、ありがとうございます。
これからもご一緒に旅を続ける気分にさせてください。
お身体にはくれぐれもお気をつけください。
応援していますよ。
コメントありがとうございます❗
そして、応援ありがとうございます‼️
おかげさまで、楽しく旅ができております。
拙いレポートですが、毎日アップします。
読んでいただけたら嬉しいです。
コメントの投稿