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日本縦断徒歩の旅【西日本編24】二日市~八女

覚悟はしていたが、雨に捕まった一日となった。
それにしても、一週間前の予報がズバリ当たってしまうとは、気象庁の予報精度も高くなったものだ。

いつものように、雨具上下とザックカバー、傘を差しての“雨装束”で出発。
32キロの距離を雨に濡れて歩くのは憂鬱だが、長く旅を続けている以上避けて通れない。

佐賀県の基山町までは九州自動車道の側道を歩く。
クルマも通らないし、多少の起伏はあるが傘を差していても快適に歩ける。
途中で農場の横を通ったが、かなり高いブロックの上の斜面で馬が悠然と草を食んでいるのを見て驚いた。
知らなかったが、馬はバランス感覚が良いようだ。

国道3号線に合流し基山町で佐賀県に入ったが、鳥栖を過ぎるとまた福岡県に戻ってしまい、これで佐賀県とはサヨナラだ。

久留米市に入り、ラーメン店に飛び込む。
昨日のうどんが美味かったので、できれば『WEST』という人気のうどんチェーンに寄りたかったが、空腹には勝てなかった。

…で、昼食は『丸星ラーメン』という店。
知らなかったが久留米では超有名店のようだ。
これまで豚骨は今ひとつ好きになれなかったが、この店のラーメンを食べて豚骨ファンになりそうな自分が恐い。
もちろん、替え玉に突入した。

久留米市内を過ぎて八女市が近づくと、連日30キロ以上歩く長旅の疲れが出てきたのか、歩くペースが落ちてきた。
しかし、雨の中では腰を下ろす場所すらない。
九州に入ってからは道の駅もないし、イートインが併設されたコンビニもほとんどない。
結局、歩道橋の下や高速道路の高架下、廃商店の軒下などを探して休むことに。
雨の日の歩行は、歩き旅にはやさしくできていないと、つくづく思う。

午後3時を回ると雨足が一段と強くなり、防水機能がある靴の中もしっかり濡れてしまった。
ビルの壁に設置された気温計は15度を表示していた。

雨具のフードをかぶり、宿泊予定のホテルまで一気に歩いた。
途中のスーパーで買い出しした九州名物の鳥の山賊焼きが、今夜のつまみである。

冷たいビールが待ち遠しい。

■2020年11月1日 福岡県筑紫野市~佐賀県鳥栖市~福岡県八女市
■49025歩 31.86キロ
■八女グリーンホテル
■雨

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※雨の中、一日が始まった。二日市市内で。

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※国道から逸れて農道を歩く。

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※九州自動車道の側道を行く。クルマも通ることがなく快適。

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※農場の横を歩く。馬が斜面で草を食んでいた。

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※佐賀県に入った。

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※高速道路の地下道を潜る。まるでジャングルのようだ。

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※国道3号線は門司からちょうど111キロ。ゴロがいい。

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※久留米市に入った。

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※空腹で飛び込んだ丸星ラーメン。

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※同上。ラーメン450円。

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※筑後川を渡る。久留米駅も近い。

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※久留米成田山。高さ62メートルの大観音像。

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※田舎の散歩道のプレートに導かれ、ついふらふらと歩いてみた。

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※降りやまぬ雨の中、本日のゴール、八女市に入った。


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